引越しの回数が多く、旅行が好きで
寝床のセーブポイントをたくさん登録している弊害です
大体週に一回くらいのペースで
目が覚めると｢あれ、ここはどこだっけ｣となるのです
共感を得られたことはあまりありません
誰かいませんかね
そして現在の身分も分からなくなる時があります
目が覚めて、自分は今何歳で何処に住んでいて何をして生活しているんだったっけな、と
呆けが来ているわけではないと思います
すぐに状況が理解出来ます
ほんの一瞬の出来事なのです
でももし本当に知らない場所で目覚めたとして
その後僕は何処に帰りたいと思うのか想像がつきません
もしかしたらそのままその場所で生活を始めてしまうかもしれません
年齢を今まで住んだ家の数で割ってみました
大体 3 くらいです
つまり一つの家に3年しか平均して住んでいないという事
70や80の方もいらっしゃるでしょう
赤ん坊なら1以下でしょう
なんの意味も持たない数字ですが
自分の中で一つの指標になります
まだこの家に住んで0.75年程度
踏切の音が聞こえるお陰で目覚めた時に状況が理解しやすいです
どうでもいい事ですが
僕は汗をかきません
シンプルに代謝が悪いのです
そのおかけで体臭がほとんどありません
小さな自慢です
しかしそのせいもあって
動物的マーキングが上手く出来ません
自分のにおいを擦り付けておけないのです
まだ自宅に帰る度に引越したてのようなにおいがします
ついでに住所も覚えていません
自分が今何号室に住んでいるのか、パッと出てきません
どうせすぐに住む場所を更新するから覚えないのです
帰り道も郵便番号もです
いつだって好きな場所で目覚められるとは
なんと幸せな事でしょう
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