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映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」感想


予告




監督 前田哲

主演 大泉洋、高畑充希、三浦春馬、竜雷太, 原田美枝子, 綾戸智恵

ジャンル コメディー, ドラマ, ロマンス

ストーリー

北海道札幌市。鹿野靖明(大泉洋)は幼い頃より難病の筋ジストロフィーを患い、体で動かせるのが首と手だけ。

24時間365日だれかの介助がないと生きていけない体にも関わらず、医師の反対を押し切って病院を飛び出し、自ら集めた大勢のボラ(ボランティアの略称)たちと、自立生活を送っている。

夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出したりする自由すぎる鹿野を介助するボラの一人、医大生の田中(三浦春馬)はいつも振り回される日々。ある日たまたま鹿野宅を訪れた田中の恋人・美咲(高畑充希)まで新人ボラに勘違いされてしまう。おまけに鹿野は美咲に一目ぼれし、田中は彼の代わりに愛の告白まで頼まれる始末!

最初は戸惑う美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。ところが鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。

感想

ファーストインプレッションでは主人公はなんてこんなにわがままなんだ。こんなわがままな人間になぜボランティアの人は耐えているのか?そう思います。

主人公曰く「わがままを言う事で縮こまっている若者に迷惑をかけて人は生きていることを伝えている」

と言うが、それは謙虚であることが前提だと思うのだが。。。好き放題言っていいことではない気がする。。。。

しかしそんな本人も多くのボラを集めなければ死んでしまう。人の助けを借りる勇気も必要ではあります。

作中、状態が徐々に悪くなりますが、回想シーンで幼少期に主人公がキンジストロフィーと診断されたときの母親の心情はとてつもなく辛いですね。

自分も子を持つ親なので痛いほどわかります。見ているだけで涙が出ました。

20歳までは生きられないと医者に言われていたが、結局頑張って42歳まで生きたそうです。

いろんな人の力を借りたこともありますが、本人の生きる意思、生きる目標(英検二級を取ってアメリカに行くという夢)を持つことが活力だったんでしょう。

人は一人では生きてはいけない。支えあって生きている。そんなことを考えさせてくれるいい映画だと思いました。

タイトルの位置づけがよくわかりませんでしたけどね。笑

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