ラジオガミ#96に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#96」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文エアコンで涼む私と鳴る風鈴 振り返り良かった点 あまり難しく考えずに、素朴な句が詠めたことです。 反省点 少ない文字数で解像度を上げていくのは、何度やっても難しいですね…… 最後に次のお題は「ピクミン」だそうです🌱 良さげな句が詠めたら、また投稿させていただくかもしれません。

ラジオガミ#94に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#94」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文夢現 爆ぜた檸檬が 鼻を撲つ [ゆめうつつ はぜたれもんが はなをうつ] 【解説】 梶井基次郎「檸檬」のラストの描写から着想を得た句です。 ・檸檬：秋の季語 ・鼻を撲つ：強く嗅覚を刺激する。鼻を突く。「売柑者之言（ばいかんしゃのげん）」という中国古典で用いられている表現。「檸檬」の作中にも登場する。 【ひとこと】 何も思いつかなかったので丸善爆発エンドを句にし

ラジオガミ#91に投稿した短歌と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#91」にて投稿した短歌と、その振り返りを記したものです。 投稿文梅雨明けをただ座して待つ屋根の下それにつけてもハゲのクキクリ 振り返り「ハゲのクキクリ」とは 荒塚オガミさんによるハーゲンダッツのクッキー&クリームの呼称です。 良かった点 下の句にパラメーター全振りしたことです。 反省点 下の句にパラメーター全振りしたことです。 最後に下の句（特に結句）が禁止カード級な短歌でございました。 次のお題は「爆弾」だそ

ラジオガミ#88に投稿した短歌と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#88」にて投稿した短歌と、その振り返りを記したものです。 投稿文今日もまた一日一善できるかなご近所さんの名に恥じぬよう 振り返り良かった点 自然かつシンプルな言い回しでありつつ、荒塚オガミさんという文脈をお借りして気持ちを表現できたところです。 反省点 オガミさんご本人にスポットライトが当たってないじゃないかおい！！ 最後に今回は採用倍率が高めでしたが、配信の中でご紹介いただきました。 この場を借りて感謝申し上げます

ラジオガミ#82に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#82」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文梅よりも　春を感じる　花粉症 【解説】 梅も花粉症も春の季語だそうです。 【ひとこと】 思わず季重なりになってしまうほど、つらい人にはつらいのです。 余計なひとこと スギの木が実は全部梅だったって事になんねーかな 振り返り良かった点 梅が春の象徴であるという点を生かしつつ、自分の気持ちを素直に表現できたところです。 反省点 題材が題材なので、どうし

ラジオガミ#78に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#78」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文鬼譜面　かじかむ指で　拍を取り 【解説】 ・かじかむ：冬の季語 【ひとこと】 音ゲーに限らず、手先を使うゲームは寒さとの勝負でもあると思います。 振り返り良かった点 前回とは違ってある程度経験のある題材だったので、自分の実感に基づいてサラッと詠めたところです。 反省点 最初の五文字がいちばん悩みました。これ以外に良いのが思い浮かばなかったのですが、他に

ラジオガミ#75に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#75」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文身を縮め　紅茶とともに　春を待つ 【ひとこと】 寒い日は温かい飲み物が恋しくなります。 振り返り良かった点 紅茶の温かさから何とか連想して、冬らしい句にできたところです。 反省点 私自身が紅茶をほとんど飲まないので、己の想像力だけで句を錬成することになってしまいました。アウトプットにはインプットが重要であることを改めて感じました。 今回は没にした一句

エモクロアTRPGの憑依判定を理解する

はじめにエモクロアTRPGには、憑依判定と呼ばれる特殊な判定があります。 本稿では、エモクロアTRPGのルールブックを基に、憑依判定および共鳴者が【憑依】状態へと陥る条件について理解することを目指します。本稿の内容が、エモクロアTRPGを遊ぶすべての方にとって、一つの道しるべとなれば幸いです。 憑依判定の進め方憑依判定の実施方法は共鳴判定と同じです。共鳴感情に応じた感情マッチング（完全一致、ルーツ属性一致）も発生します。 しかし、以下の点が共鳴判定と異なります。 判定の

ラジオガミ#72に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#72」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文枯木星(かれきぼし)　図鑑開いて　名を探す 【解説】 ・枯木：冬になってすべての葉を落とした木（冬の季語） ・枯木星：枯木の上や枝越しに見える星 【ひとこと】 星や宇宙の図鑑は、夜空の攻略本です。 振り返り良かった点 枯木星という言葉の響きが結構お気に入りです。こうやって季語を知っていくのはやっぱり楽しいですね。 反省点 一方で、枯木らしさ（？）を生か

ラジオガミ#69に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#69」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文寄せ鍋の　泡立つ水面(みなも)　腹が鳴る 【解説】 ・寄せ鍋：冬の季語 ・一見お題と無関係に見えますが、神はそこにおわします。 【ひとこと】 鍋や煮物が沸騰しているのを眺めるのが好きです。 振り返り良かった点 冬の季語（寄せ鍋）を入れ込めたことです。初めは「寄せ鍋の」のところを「鍋の中」としていたのですが、鍋単体だと季語にならないということを後から知りまし

数学とお絵かき、どちらも紙とペンさえあれば始められるので、数学してる人にはお絵かきしてほしいし、お絵かきしてる人には数学してほしい。

ラジオガミ#65に投稿した俳句と、その振り返り

本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#65」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。 投稿文マシュマロを　黒に染めゆく　焚き火かな 【ひとこと】 焚き火というと、何となくマシュマロを焦がしがちなイメージがあります。 振り返り良かった点 マシュマロが焦げる様を、それっぽい言葉で表現できたことです。決してクソマロの比喩表現ではありません。何となくそんな気はしていたのですが、マシュマロをテーマにした句が他にもいくつかありましたね。 ちなみに、配信でも出て