ラジオガミ#94に投稿した俳句と、その振り返り
本稿は、筆者が荒塚オガミさんの配信「ラジオガミ#94」にて投稿した俳句と、その振り返りを記したものです。
投稿文
夢現 爆ぜた檸檬が 鼻を撲つ
[ゆめうつつ はぜたれもんが はなをうつ]
【解説】
梶井基次郎「檸檬」のラストの描写から着想を得た句です。
・檸檬:秋の季語
・鼻を撲つ:強く嗅覚を刺激する。鼻を突く。「売柑者之言(ばいかんしゃのげん)」という中国古典で用いられている表現。「檸檬」の作中にも登場する。
【ひとこと】
何も思いつかなかったので丸善爆発エンドを句にしました。
振り返り
良かった点
作品名だけ知っていた「檸檬」を読むきっかけを作れたことです。
反省点
秋の季語で詠んだこと。せっかくなら夏の季語で華麗に決めたかったです。
最後に
今度から檸檬2号を名乗ることにします。嘘です、しません。
次のお題は「風鈴」だそうです🎐
良さげな句が詠めたら、また投稿させていただくかもしれません。
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