電気安全の学びニュース的な投稿
災害時の停電について考えました。
電線の設置環境は様々。厳しい自然環境の中にある場合も。電気設備は、適切な技術基準により設置されていると思いますが、全ての災害時に完全に電気の送電が確保されるわけではないということがSNSの投稿などを見ると学べます。
むしろ、ある意味、適切な送電停止を行うことで、二次災害を防ぐことができる場合もあるのではと考えます。
様々な観点での安全を前提として
万一の災害時に停電リスクの高い住宅は、電力会社と自治体が調整し、当面の電力が確保できる外部給電機能と外部給電装置を貸与するのは一つのアイデアとしてありではないかと思いました。参考になるのは外部給電・神戸モデル。これまでにも記載したことがあります。
災害時の電力設備の復旧作業は、作業自体の安全確保もとても重要。
時には、安全確保のために復旧に時間を要することもあると思います。
電気があれば少しでも安心につながると思います。電気自動車があればそれをつなげばよいし、もしないのであれば、ポータブル電源とソーラーバッテリー、外部給電機能をパッケージでプッシュ型で特定の住宅には提供しておくことがユニバーサルサービスの面でもありかもしれません。
災害時の停電は、その経験をどのように活かすかも大切なこと。当然、電力会社だけに頼るのではなく、自助、共助いろいろな選択肢で備えを考え、実践することが大切ではないかと感じました。
災害時の電源確保と無縁ではない太陽光発電。
東京都では太陽光発電の設置に向けた取り組みが進んでいます。
その東京都で太陽光の解説サイトを開設していました。とても学びになります。
日本の住宅の持続可能な姿の一つとして、個人的にイメージするのは、エネルギーについて「ほぼ自給できる家」。→電気代が家計に与える影響も大きく緩和されます。
安全で、断熱性が高く、省エネが徹底され、必要なエネルギーは太陽光やミニ風力など創エネ機器で自給され、天候の変動は電気自動車のバッテリーでコントロールされる。当然、電気が余るとき、どうしても足りない時があるので、商用の電気を使えるようしておく。
この個人的なイメージからすると東京都の東京都の取り組みは、本来、消費者市民であれば当然のことを行政がベクトルを示してくれていることになります。
日本のエネルギーは、イノベーションにより、住宅であれば、ほぼ自給できると思います。
当然のこととして消費者それぞれにいろいろな事情があります。また、資源的な制約などもあると思いますが、日本において、安全で本来あるべき姿の住宅はどのようなもので、それがどれだけ増えていくかは日本における持続可能な消費者市民社会を実現する上での課題ではないか、学び続けるべきテーマだと感じます。
今日も安寧な日でありますように。
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