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人生の分岐点と伏線回収

永く生きてきた人生を振り返ると、これまでに様々な分岐点(選択肢)がありました。一般的に言えば、大きな分岐点は大学入試や就職、さらには結婚、場合によっては離婚などもそれに該当します。これ以外にも、小さな分岐点は数多くあったことでしょう。

自分の人生を振り返ると、選択してきた道が全て正解だったとは言えません。中には大失敗して、反省して後悔するようなこともありました。これからも人生は続くので、この先がどうなるかわかりませんが、そろそろ「人生の伏線回収」の時期に入ったのかもしれません。

「終わり良ければ、全て良し」という言葉があります。人生の最終版で幸福を感じられれば、たぶん”良い人生”なのでしょう。それまでに経験した多くに失敗も、成功するための伏線だったのかもしれません。映画やドラマ、小説などのストーリーの冒頭部分には、終盤の結末を暗示するような伏線が用意されています。この伏線が巧妙に張られていると、見終わった時や読み終わった時の感動が倍増します。「あぁ、これはそういうことだったんだ~!」

タイトル画は、『Life is beautiful』という映画の1シーンです。これは、ナチスドイツに翻弄される家族の物語ですが、後半は涙なくして見られない感動モノの映画です。底抜けに明るい”詐欺師のような”お父さんの演技が、絶品です。後半は悲しい展開になりますが、ラストシーンで一気に伏線が回収されます。涙を流して心を浄化したい人には打って付けの映画です。

さあ、人生がビューティフルと思えるように、これから伏線を回収するぞ~!。



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