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クリスマス感覚がズレている!?

 今日はクリスマスイブです。今朝、車に乗り込むとカーナビから「メリークリスマス!」と声を掛けられました。また、朝のニュースでも「メリークリスマス」の声を聴きました。しかし、クリスチャン(キリスト教信者)に「メリークリスマス」と挨拶すれば、「クリスマスは明日だよ」と返されるか、言葉に出さなくても”クリスマスは明日なのに・・・”と怪訝な顔をされます。

 そうです。一般的な日本人とクリスチャンである日本人には、クリスマスの感覚が1日ズレています。日本でのクリスチャンの割合は1%程度なので、100人1人しかクリスチャンはいません。クリスマスの宗教的な意味合いをほとんど理解していない多くの日本人にとっては、”クリスマスケーキを食べたり”、”クリスマスプレゼントがもらえる”『クリスマスイブ』こそが『クリスマス』なのです。そこがクリスチャンとの感覚のズレの原因です。

 日本では晩婚化が進み、30歳を過ぎてから結婚するのも当たり前の日常です。しかし、数十年前は「女性の結婚適齢期は24歳まで」と考えれていました。これは女性にとっては、甚だ失礼な話です。今こんなことを言えば、確実に大炎上です。その当時、このような一般常識(?)から、女性が25歳になると”売れ残ったたクリスマスケーキ”に例えられることがありました。これも大変失礼な話です😡。日本では、クリスマスケーキは24日のクリスマスイブに食べるもので、25日になるとほとんど食べられません。お菓子屋さんやケーキ屋さんでは、25日には売れ残ったクリスマスケーキが安売りされていました。

 クリスマスケーキと25歳の話も、クリスチャンにはピンとこなかった可能性があります。25日が”本当のクリスマス”であって、24日はクリスマスイブなのですから。


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