『リボルバー・リリー』の感想
折角のお盆休みなので、久しぶりに映画を観てきました。ちょっと前までは『トランスフォーマー』の新作を観ようと思っていたのですが、邦画のアクション映画を観たいと思って、『リボルバー・リリー』にしました。
リボルバー(revolver)というのは回転式拳銃のことで、回転するチャンバーに弾を装填することで、連続して数発撃てるピストルのことを指します。一般的には、タイトル画のように六発の弾が装填できます。リボルバーを操る主人公の名前は”ゆりこ”さんなので、”リボルバー・リリー”という映画タイトルになっています。
とにかく、主演の綾瀬はるかさんの格闘シーンやガンアクションが超カッコ良かったです。ストーリーは旧・陸軍と海軍を巻き込んだ隠し財産の争奪戦ですが、”実際にはありえないアクションシーン”がたっぷりと楽しめます。綾瀬さんが、撃たれたり、刺されたりしながら、血まみれになりながらも敵をバッタバッタと排除します。また、ニヒルな元馬賊の友人役であるシシド・カフカさんもカッコ良かったです。
映画を観る前までは”単なるアクション映画”だろうと思っていたのですが、観終わった後には”ひょっとすると反戦映画なの?”と思いました。今日は偶然にも8月15日で、終戦記念日です。いま日本は平和を享受していますが、いまだに世界各地では戦争や紛争が絶えません。スカッとしたアクション映画でカタルシスを味わう予定でしたが、以外にも平和について考えさせられる映画でした。監督の意図かどうかは分かりませんが・・・。
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