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 我が家にとっては5月がスイカの季節です。もちろん、本格的なスイカの季節は夏ですが、我家にはその年の初物のスイカが、毎年5月のこの時期に贈られてきます。贈られてきた大玉のスイカ(2個)はいつもおいしく、”5月のスイカ”はこの時期の恒例になっています。このスイカは、私の数少ない友人から送られてきたものです。

 その友人は、大学&大学院の時の同級生です。その同級生は優秀で、国内の証券会社から、アメリカの投資会社にヘッドハンティングされて、国内や海外でバリバリ働いていました。しかしある時、「もうお金は十分貯まった」といって、会社を辞めて田舎に引っ込んでしまいました。今ならFIRE (Financial Independence, Retire Early)と言えばわかりやすいのでしょうが、当時はそんな言葉はありませんでした。

 その友人は、田舎の両親のもと、野菜や果物などを作りながら、のんびりと暮らしています。もともと”出来るヤツ”でしたから、野菜作りには抜かりがありません。スイカは主に友人の父親が作っていたみたいですが、高齢のため、最近は友人がメインで作っているそうです。送ってくる前には「今年の出来はあまり良くない」とメールで連絡が来ることもありますが、『一度として美味しくなかったことはありません』。

 前述のとおり5月のスイカは恒例ですが、自然相手のためスイカが不出来の場合もあります。その時には、代替品として高級なマスクメロンが送られてきます。私としてはどちらでも良いのですが、妻がスイカが大好物なのでスイカで大満足しています。

 5月にはスイカですが、11月頃には”冬野菜の詰め合わせセット”が送られてきます。これも妻の大好物で、「この野菜を食べたら、他の野菜が食べられない」と言うくらい、気に入っています。

 この”5月のスイカ”(時々マスクメロン)は、10年以上は続いています。この記事を書く前にも、このスイカを頂きました。サンキュー!。

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