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ジェンダーレスとは、従来の女性観にも男性観というジェンダーにとらわれない衣類・商品・表現を意味する和製英語です。また、ジェンダーレスは性差のない社会を目指す考え方も意味します。

東京・江戸川区の中学校では、今年度から制服選択制を導入したそうです。
この選択制では、男性女性に拘わらず、スラックスかスカート、そしてネクタイかリボンの組み合わせを自由に選択できるそうです。このような制服をジェンダーレス制服と呼んだりします。

ジェンダーレスのように、名詞(○○)にless を加えることで”○○無しで”という意味を持つようになります。ジェンダーレスは和製英語ですが、本場の英語にはlessが付いた単語がたくさんあります。例を挙げると、

homeless: home(家)+less(~がない)=ホームレス(定住場所がない)
endless: end(終わり)+less = エンドレス(終わりがない)
wireless: wire(電線)+less=無線
cashless: cash(現金)+less=キャッシュレス(現金で支払わない)

などです。この他にも、ボーダーレスやセックスレスなど探せばまだまだあります。lessは、その前にある単語が無いという意味になりますが、金銭的な”無い”を表わすのがfreeです。freeは"free of charge (無料)"の意味で使われ、lessとは違って先頭に来ます。例えば、

free paper: フリーペーパー(無料の雑誌)
free software: 無料のソフトウェア
free Wi-Fi: 無料のWiFi

などがあります。ただし、”タダより高いものはない”という諺もありますので、無料なモノには注意が必要です。

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