マガジンのカバー画像

自分マガジン 日常のエッセイ編

839
日常で起こった様々な出来事をエッセイにしました。あまり役に立ちそうにありませんが、読んでホッコリして頂ければ幸いです。
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

豊かな社会とゴミ屋敷

少し前から自宅のリフォームの話が出ています。以前、風呂やトイレの水回りのリフォームはしたのですが、床や壁紙などのそれ以外の場所の傷みが目立つようになりました。十分なお金があれば、リフォーム問題はそれで解決できますが、少し前に車を買い替えたこともあって、おサイフ的には少し躊躇します。 そこで気になったのがDIYです。自分では器用なつもりですが、DIYでリフォームはハードルが高そうです。そこでとりあえず、DIYやリフォームの動画を視聴することにしました。リフォームする前には、解

ヤングのためのオジサン用語#6 提灯記事

提灯は、伸縮自在な構造で細い割竹等でできた枠に紙を貼り、底にロウソクを立てて光源とするものです。電気がまだ使われていなかった明治時代以前は、夜道を歩く時に必須のアイテムでした。現代ではロウソクの代りに電気を光源とした”偽の提灯”もあるようです。 今ではあまり歌われないかもしれませんが、童謡『おさるのかごや』では、”小田原提灯”というワードが出てきます。この小田原提灯は、小田原の名産品で、タイトル画↑↑のような円筒型の提灯です。 いまは実用的には使われていない提灯ですが、お

その船を漕いでゆけ

たまたま、TOKIOの『宙船』という曲が耳に入ってきました。たしか何かのドラマの主題歌にもなっていたので、聞き覚えのあるメロディでした。この曲は、ジャニーズのアイドルグループであるTOKIOのヒット曲で、紅白歌合戦でも歌われていました。 ジャニーズなどのアイドル情報には疎くて、最近の若いグループは全くわかりませんが、TOKIOのことは知っていました。TOKIOメンバーは、グループ活動だけではなく個人活動も活発で、俳優として活躍している人もいるので男性アイドルとは無縁の私でも

”競争しない”という選択

生存競争という言葉があるように、生物にとって競争は避けられません。野生生物の場合は、同種間の競争が有ったり、異種間の競争もあります。人間社会でも、様々な場所で競争があります。例えば、受験や就職活動も競争です。競争に勝たないと”良い大学”や”良い企業”には行けません。 競争するのは悪い事ではないし、ライバル間での”適度な競争”はお互いの能力を高め合う場合だってあります。しかし、多様性の時代、競争しないという選択肢があって良いんじゃないの、と思ったりします。生物の中には、共生/

我家のエンゲルちゃん

我家にはエンジェルではなく、家計の食費を圧迫する”エンゲル”がいます。二人の子供のうち、一人は就職して一人暮らしをしていますが、週末になると実家(我家)に帰ってきます。そのため、週末だけ家族の数が一人増えます。私は愛情を込めて”エンゲルちゃん”と呼んでいます。 エンゲルと言うのは、エンゲル係数の”エンゲル”のことです。エンゲル係数とは、1世帯ごとの家計の消費支出に占める飲食費の割合(単位は%)のことです。この経済指標は、ドイツの社会統計学者エルンスト・エンゲルが1857年の

無理やりDIY

私の父は器用で、よく見様見真似でDIYをやっていました。今から半世紀も前のことですから、DIYなんていう言葉はありませんでした。意味の近い言葉に、”日曜大工”というのはありましたけど。 小学生の頃に住んでいた家では、家の庭に10畳ほどの部屋を建て増しました。これは、父と父の友人の日曜大工でした。正確な工期は覚えていませんが、1週間くらいで出来上がったと思います。板張りの飾りのない部屋でしたが、この部屋の半分が子供部屋になりました。実家で犬を飼ったことが一度だけありましたが、

婚活じゃないよ、ポイ活だよ。

『ポイ活』と聞いた時、断捨離のように”ポイポイと物を捨てる活動”かと思ったら、全然違いました。ポイ活とは“ポイント活動”の略で、日々の生活でポイントを貯めたり使ったりする活動のことを言うらしいです。 昔から、ポイントを貯めるスタンプカードはありました。一番最初のスタンプカードは、夏休みのラジオ体操です。主婦に身近なのは、クリーニング店などのスタンプカードでしょう。最近はポイントも進化していて、スタンプが増えるだけではなく、細かくポイントが貯まり、しかも現金のように使えたりし

『戦慄悪寒』に戦慄!?

2ヶ月くらい前の夜中、全身が震えて目が覚めました。その日は寒い夜だったのと、私の寝相が悪い事もあって、寒さで震えが来たのだと思いました。ボーっとした頭で、「ひょっとするとコロナかインフルエンザかも?」と思って頭に手を当てましたが、熱は全くありませんでした。その時は、布団をかぶって身を潜めていたら、震えは収まり、いつの間にか眠りについていました。 次の日の朝、アレは何だったんだろうと思いましたが、次の日からは何ともなくなったので、すっかり忘れていました。そうしたら昨晩、また就

上り坂 下り坂 まさか

昭和レトロの結婚式で定番のスピーチに、”3つの袋が重要”というのがありました。3つの袋というのは、堪忍袋・給料袋・お袋ですが、給与振り込みが当たり前の現代では”給料袋”は馴染みが薄いでしょう。私も実際に”3つの袋”の話を従姉妹の結婚式の時に聞きましたが、その時は一部の袋が”キ〇タマ袋”に代わっていました。その他にも”胃袋”と言うのも聞いたことがあります。 私が結婚式に行ったのは、10数回程度なのでそんなに多くはありませんが、3回くらいは実施に聞いたことがありました。この話は

ピカピカの爪

昔から女性は爪のオシャレに関心があったようで、私でも子供の頃にはマニキュアやペディキュアの存在は知っていました。元々は爪先や足先をキュア(保護)することから始まったものですが、いまや爪のオシャレは進化して、爪をデコレーションションしたりすることも一般的なオシャレとして認識されています。 女性にとっては大事なお洒落であるネイルですが、ネイルをする習慣のない男性の印象は女性とは少し違うようです。「ネイルをしている女性としていない女性、どっちが好きですか?」と言う問いに対しては、

長かった~! 70000ビュー超え

約3年かけて総ビュー数が70000を超えました。これは、延べ7万人の人が読んでくれたことを意味しています。7万人と言うのは、埼玉県鶴ヶ島市の人口に匹敵します。といっても、今の今まで鶴ヶ島市の存在を知りませんでした。 タイトル画は、鶴ヶ島市の公式イメージキャラクターである『つるゴン』です。この名前は鶴ヶ島市による一般公募で決まりました。”つる”は幸せを運ぶ鳥である鶴で、鶴ヶ島から拝借しています。また”ゴン”は脚折雨乞をイメージした幸せを運ぶドラゴンの意味があるそうです。 脚

チョメチョメ vs DT

最近、二つの記事のビュー数が順調なお陰で、全体のビュー数も着実に伸びています。おそらく、明日には全体ビュー数が70,000ビューを超えていると思います。 この順調なビュー数の伸びを支えているのが、”チョメチョメ”と”DT”に関する記事です。チョメチョメの記事は、昔の流行語を知らない若者のために書きました。もう一つのDTの記事は、最近の若者の間で流布されている都市伝説を知らないオジサン達のために書きました。 どちらも内容はどうでもいいことですが、興味があったら読んでみて下さ

バレンタインデーはバレンタインさんが作ったらしい

明日の2月14日は、年に一度のバレンタインデーです。この日を待ちわびている人もいれば、無関心な人もいるでしょう。私もどちらかと言うと無関心側の人間です。というより、バレンタインデーに義理チョコ以外もらったことがありません。とくに結婚してからは、妻からの義理チョコ?だけです。 バレンタインデー(Valentine's Day)は、キリスト教圏の祝いで主に欧米で、毎年2月14日に行われるカップルが愛を祝う日とされています。元々は269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した『聖ウァレン

コンプライアンス社会へのアンチテーゼ

テーゼと言うのは弁証法で使われる専門用語で、日本語で言えば”肯定的な命題”のことを指します。また、その命題の反対の命題のことをアンチテーゼと言います。例えば「自由は存在する」というのがテーゼなら、その反対の「自由は存在しない」というのがアンチテーゼになります。 アニメの主題歌に『残酷な天使のテーゼ』と言うのがありました。”残酷な天使のテーゼ”の内容は知りませんが、天使にとってはテーゼでも、人間にとっては”残酷な”アンチテーゼなのかもしれません。 最近面白いと思って視ている