聖地巡礼にはカードのSuicaと現金(とPayPay)。
以前、自分は東京方面から沼津に行く際、モバイルSuicaで乗り越してしまい、精算機が使えず窓口で精算してもらっていた。ある時精算のための窓口列がニュースになったことから、予想以上に精算の列が嫌われていることを改めて認識した。それ以来、切符を買うように努めている。
切符を買っていなかった理由は時間が無いのと、Suica払いでポイントを稼ぎたいからだった。
しかし、今のところ基本的にモバイルSuicaでは切符は買えない。置けるトレーがある機械はチャージか履歴表示専用に限られているようで、非常に残念である。機械の構造上の問題として、トレー部分を作るとクレジットカードや現金払いのためのスペースが無くなってしまうので不便そうではある。また、そもそも切符を買っている時点で、IT化に反してコストを掛けているので実現の可能性は低いだろう…。
そこで、カードのSuicaをチャージしておけば現金も出さず、かつSuicaの残高で購入できポイントも貯められるということに今更気が付いた。
まずやるべきことは、出発前日までの時間のあるうちに駅のビューアルッテでカードのスイカにチャージしておくことだ。これでポイントは1.5%貯まる。
次に、駅で券売機の上にある路線図から行きたい駅(沼津など)を探して、その価格の切符をスイカ払いで購入する。
なお支払い方法はスイカでもトイカでも交通系ICで共通らしく、逆に沼津や三島など東海方面から乗る場合でも同じくスイカで払える。
出発駅で時間がなかった時でも、小田原や熱海などで5〜10分程度乗り換え時間があるようなときは、一旦下車して切符を買ったほうが、目的駅についてから有効に時間を使えると思われる。
ちなみに小田急線のロマンスカー券売機も当然モバイルSuicaは対応外なので注意しよう。
なお、聖地巡礼をするならSuicaだけでなく現金、特に1000円札も多めに持っていったほうが良いだろう。沼津はバスもスイカ対応ではないし、1000円札のみの両替である。
お店も基本的に現金払いであるためだ。
ただ、最近はPayPayのキャンペーンをやっていたりするのでついでにPayPayもチャージしておくと万全と思う。