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#でんこラボ イベントレポート 第二回ゲスト:鈴木敦子さんのヴィジョンメイキング

こんにちは!でんこラボ メンバーの竹プロです。ニックネームの由来は「なんか、プロっぽいから」ということで友達につけられました。12月も半ばになり、冬らしい寒さ…と思いきや急に暖かくなったりと、なかなか掴みづらい気候が続いていますね。
でんこラボでは月に2回交互に、メンバーで主催する「メンバー会」とゲストを招いてお話を伺う「ゲスト会」があります。今回は2019年12月9日に開催された第二回目のゲスト会「鈴木敦子さんのヴィジョンメイキング」についてレポートしていきます。鈴木敦子さんはでんこラボのメンバーであり(愛称あっちゃん)、コミュニケーションやヴィジョンメイキングの専門家でもあります。年末というタイミングで、メンバーそれぞれの1年の振り返りと来年への展望を考えるため、講座をお願いしました。

課題その①「1年の振り返りシート」

今回は事前に課題が出され、メンバーはそれぞれにこんなシートで振り返ってからヴィジョンメイキング講座に参加しました。

1年の振り返りシート

始まってまず、「書いてきたシートを隣の人と交換してください」と指示がありました。

【STEP 1】交換した人の振り返りシートを、自分のことのように読み上げる
自分のことなのに、人の言葉を通すと不思議と客観的に聞こえてきます。

STEP 2他人の振り返りシートを読んで、2020年に起こる出来事を予想する。
それも思い切りワクワクするように!
その後さらに別の方と交換して、「2019年にこんなことをしたのなら、来年はきっとこんな風になっていくだろう」、そんな思いを込めながら、お互いのことを大胆に語り合いました。

例えば私の場合。私は現在仕事で絵を描いたり、デザインをしています。そして地元の長野県と関わりのある仕事を今後していきたいというような振り返りをしました。それを元に私の来年を語ってくれた人は、「来年の竹プロはめちゃくちゃ仕事で忙しくなる。売れっ子になって地元の長野県からもひっきりなしに依頼が来て、やがて全国へ広がっていくよ!」と明るく語ってもらって、何だかニヤニヤしてしまいました。自分では無意識に壁に感じているようなことを飛び越えて語ってもらえたことは、想像以上に楽しかったです。

課題その②「しいたけ占いから読み取る私のこと」

最近発表された「しいたけ占い2020 上半期の占い」を活用した課題も出されました。自分の星座の結果から、気になったキーワードを抜き出したり、来年の自分の動きに結びつけてちゃんと記録しておく。狙いとしては、普段読み流してしまっていることも、キーワードを大事に拾っていくことで、意識が変わっていくということでした。さっそく手帳に書き留めるメンバーも!

ライフホィール(人生の車輪)エクササイズ

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こんなワークショップもやっていただきました。
①用意されたリストから8つ、自分が大切にしていることを選ぶ。
②今年はどうだったか、振り返って点をつけて塗る(内側の水色)
③来年はどうしていきたいか、どの程度を求めているかを別の色で塗りつぶす(外側のピンク)

上の写真は私が実際にやったもの。問われて考えて気づく、現在と未来のことが可視化されました。この後、なんで来年自分が求める満足が満点でないのかを疑問に思い、ピンクの領域をだいぶ(はみ出るくらいに)拡大しました!

レゴを使ったワークショップ

レゴ

事前に「レゴを使ったワークショップもありますよ!」とお聞きして、個人的に一番楽しみにしていたのが、このワークショップでした。
流れはこんな感じです。

●手の赴くまま、考え込まずに組み立ててみる(5分)
●隣の人に自分の組み立てたものをスライドして、無責任に付け加えてもらう自分の元に帰ってくるまで数回繰り返す(各2分)
●色々な人の手を経て手元に帰ってきたレゴをみながら、意味づけをして来年のヴィジョンを語ってみる
●みんなからも「このオブジェにはどんな意味があると思う?」という質疑応答をし、さらに深掘りしていく
●それらの経緯を経て来年に生かしたいテーマを発表

声に出して語ることだけでなく、他者の感想を聞くことでも世界観が広がります。これは他者の視点を活用したワークショップなんだそうです。
私は最終的に「コツコツ積み上げたものに登って、遠くを眺めてみる」「目指しているゴールはもう手の届くところにあって、もっと先を目指してもいいのかもしれない」、そんなメッセージを感じとって勇気が出てきました。

最後に

ワークショップに参加したメンバーからはこんな感想が出てきました。

「1年を振り返ろう」のワークショップで、2020の展望を読み上げられた時が、すごく面白かったです! 読み上げられているときは終始にやけてしまいそうで、人の想像の破壊力にとても驚き、元気が出ました。
レゴのワークショップではコラボレーションして予想外の高いタワーが立っていて、言語化する時に意識になかった部分がスラスラ言葉に出てきました。「コツコツ積み上げたものに登って、遠くを眺める!」みたいな今後生かしていきたい視点が見えたのも楽しかったです。
事前の課題を自分で発表していくのかと思いきや、人に発表してもらうことで、客観的に自分を振り返る機会になりました。
そして、それだけではなく、2019年の振り返りを踏まえて、2020年の展望をメンバーの想像力で前向きなコメントをもらったら、ますます実行するのが楽しみになってきました。
ひとりで考えて行動するのって、とても勇気がいりますが、ほかの人に背中を押してもらえるような感覚。
そのあとに、自分のヴィジョンをレゴ化していって、それもまたほかの人が好き勝手に継ぎ足したり、解説をしていくので、自分が思い描いていたイメージが広がっていきました。
自分の中の心のブロックが外れた感じです!ありがとうございました!!
まさに心のブロックを外し、自分の世界を広げていく作業でした!他の人に自分の2020年の展望を語ってもらうことで、こんなにも自分は可能性に満ちた存在なんだと思いワクワクすることができたり、レゴを使って自由に発想することで言葉ではありえないような発想にたどり着けたり。もちろん1人で振り返り、計画立てるだけでも意義はありますが、コミュニティメンバーと一緒にやることでさらに自分の未来が明るくなった気がします!
●どんな時間だったか
まず、問い自体が自分自身からは沸き起こってこない問いだったのでいつもと違う自分と向き合う機会が持てました。また人に介入してもらうことで視野が広がる、逆に介入することで視野を広げさせることができることを体感。責任なく適当に関わる…という時間が日頃ないことを感じさせる時間でもありました。
●感じたこと
時間やお金を使っていること、意図したこと意図してないことなんかが、結局大きな自分のキーワード(核)を元にとても関連しているのだなぁと。それを今後は意識しながら生活するだけでも私の大好きな"効率的に動く"ってのがより一層加速しそうな気がしました。
●やると決めたこと
私はがむしゃらに色んな角度や組み合わせで積み上げていくと、気づいたら大きな形を作ることができる力があると思いました。自分自身がそうしたい、そうできる自信があるのだと思います。でも休める場所や癒しの人がいたり、自分の後ろに安心な存在がいることでよりその力が蓄えられると思います。そんな環境づくりを2020はやっていこうと思いました。
でんこ棒なる自分独自のアイデアを形にするというのも2020やりたいことかな。みんな、介入してくれて、ありがとう!

講師の鈴木敦子さんから最後に「ヴィジョンは想像力なので日頃からポジティブなストーリーをアウトプットしていくことを心がけると良いです!」とのアドバイスもいただきました。

1人でなく、複数で話し合いながら進めることで、とてもよい振り返りの時間を過ごすことができました。ヴィジョンメイキング講座が終わった後は、でんこラボのことや今後のことについて話すゆったりとした時間となりました。

次回の #でんこラボ は12月21日、年内最後のメンバー会となります!


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(レポート / 竹プロ

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