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【Vtuber】ずしりのMSIゲーミングノートPCの案件配信がめちゃおもろかった件

ずしり(葛葉・椎名唯華・魔界ノりりむ)に案件がやってきました!以下、案件前のツイート。

葛葉の丁寧語に違和感を覚えますね笑。まあ、それはいいとして。

この記事を読まれている皆さんの中には、観た人も多いんじゃないでしょうか?ずしり(葛葉・椎名・りりむ)のMSIゲーミングノートパソコンの案件放送。案件放送とは思えないほど、バラエティやってて、思わず笑っちゃいました。結果的に視聴回数も増えて変に堅苦しい配信やるよりか、よっぽど良い宣伝になったのではないでしょうか?Twitterトレンド入りもしていましたしね。

【MSI】MSIゲーミングノートPCコラボ記念配信【葛葉/椎名唯華/魔界ノりりむ】

◼️ この企画(案件配信)のおもしろさ

何がおもしろいかって、ツッコミ役不在のボケ倒しのキャスティングになっていること。結果的には、椎名とりりむが暴走しすぎて、普段はおちゃらけている葛葉が「案件なのにこれで大丈夫なの……?」って空気を醸し出していて、いちばんマジメに案件配信していたこと。冒頭の椎名の台本棒読みから、めちゃくちゃ笑いましたし、NGワードを設定してAPEXをプレイするという企画(NGワードゲーム:各自に設定されたNGワードをゲームプレイ中、言った回数が最も少ない者が勝利するゲーム)も素晴らしかったです。

NGワードを言わせようと強引に誘導する椎名とNGワードを言わないように、案件なのに黙り込んでしまうりりむ。そして、「案件なのに、商品であるパソコンについて誰もコメントしないのやべえんじゃねえの……?」みたいにいつになくアタフタしている吸血鬼さん笑(たぶん、こんな葛葉はずしりでしか観られないでしょう)。みんなゲームに集中するよりも、商品の宣伝をすることよりも、必死に景品のパソコンを取りに行っていたのが、案件放送というか、もう普通のバラエティとして成立していておもしろかったです。結果的には、ライバーが本気で欲しがるパソコンということで、これが想定されていたであろう方向とは違う方向で良い宣伝になっていました。

ゲーム中は、基本的には「椎名&りりむVS葛葉」という2対1の構造になっていて、2人にめちゃくちゃなことを言われて、振り回される葛葉。そんな中で唯一案件に対する意識が残っていたのが葛葉で、バラエティ(エンタメ)と企業案件の狭間でバランサーとしての機能を果たそうと揺れているのが、ありありと読み取れてめちゃくちゃ笑えました。また、この案件放送のバラエティ感は気心知れた3人だからこそ、成り立ったという面があるでしょう。以前、りりむのソロでの案件配信(たしか、ASUSのノートPCの案件)を観たことがあるのですが、そのときはガチガチに緊張していて、プレゼンも事前にきっちり予習してきたんだな……ということがわかる、「案件配信とはかくあるべし」みたいな配信だったのを覚えています。参考までに、以下の配信。

【参考】りりむのソロでの案件配信(ASUSノートPC)

今回は勝手知ったる3人での配信ということもあり、緊張感が解けた結果、良い意味でバラエティ色の強い案件配信になったのではないでしょうか?これ、今後、Vtuberに案件を依頼する企業の方も参考にできるところだと思います。個人に案件を依頼するよりも、ユニット単位で案件を依頼した方が、緊張感が解けた状態での配信になり、シナジーも発揮できるし、良い意味でバラエティ色の強い配信となり、視聴者は楽しんで配信を視聴し、結果、たくさんの人の目に留まり、真面目な案件放送より宣伝効果が高まるということが起こるのではないかなあと思います。まあ、商品のコンセプトにマッチするユニットを探して見つけてくるっていうのが、結構難しいところではありますが。今回のずしりのMSI案件配信は、3人の関係性によるシナジーだけではなく、商品とずしりというユニットのもつ性質のシナジーが同時に起こるという奇跡のような配信でしたから、あそこまでおもしろくかつ宣伝としても成功したのではないかと考えています。当然ギャラは個人に依頼するよりも高額になりますが、得られるリターンは小さくないと今回の配信を観て感じました。

◼️ 具体的におもしろかったシーンの抜粋

さて、それでは配信のおもしろかったところを具体的に抜粋していこうと思う。

まず、動画冒頭のノートPCのシリーズ(葛葉・椎名・りりむ3人のモデル)を一通り紹介し終わった際のりりむのコメント(7:15~)「これどれがおすすめなの~?

いや、わからんのかい!笑。前の案件で見せていた緻密に予習するりりむはどこに行ったんだい!?笑。しかも、椎名モデルのPCの名前を読み間違えるという……。この時点で、良い感じに力抜けてるな、いつものりりむだな……と感じました。同時に良い予感も悪い予感もしました。良い予感というのは、案件だけれども、力が抜けて楽しい放送になるということで、今回はこちら側に転んでよかったです……。悪い予感というのは、もう皆さんが予想する通りで、力が抜けすぎて案件として(商品の宣伝として)成立せずに、あとでめちゃくちゃ怒られが発生するような事態になるのではないかという「不安」ですね。こちらの方は実現しなくてよかったです。まあ、おちゃらけすぎて、後で少しくらいは怒られたかもしれないですが笑。彼らもライバーとしては、ベテランの域に入ってきているので、その辺のバランス感覚はよくわかっているでしょうから、あまり大きな心配はしていませんでした。結果として、MSIさんの良い宣伝になったと思いますしね。

動画の8:00~のマトリクスを用いた各ノートPCの性能と価格の分類に関する説明も椎名なんか、わかりやすく棒読みでめちゃくちゃ笑ってしまいました。案件なんだから、もっと感情を込めて読みなさい!笑。最後に葛葉がフォローして終わる(10:00~)という体たらく笑。

◼️ 実際にAPEXをテストプレイ(NGワードゲーム【NGワード①】)

言葉で説明するより、百聞は一見に如かずということで、実際にAPEXをテストプレイという流れに。ここでも取れ高を量産することになります。

ここから、APEXをプレイしながらのNGワードゲーム(NGワードを言った回数が少ない人が勝ち)が始まります(10:35~)。ゲーム開始は12:25ごろから。

1回戦目の3者のNGワードがこちら。

【NGワード①】
葛葉:ナイス
椎名:なんで
りりむ:わかんない

りりむがいちばん(普段から)言ってそうなイメージがあるなあ笑……と思いました。

14:15ごろからの場面、ランクで行くかトリオで行くか選択するところで、突如りりむが他の2人がトリオでいこうと言う中、「ランクでいこう!」と言い出します。椎名のNGワード「なんで」を引き出すための誘導であることは明らか。そのあと椎名がただロード画面を見ているだけなのに「ナイスゥー!」と明らかに不自然なタイミングで言い出します。これも葛葉のNGワード「ナイス」を引き出すための動きだったのですが、もう冒頭からめちゃくちゃでコミュニケーションが成立していない状態に、葛葉困惑。

そして、ゲーム開始。15:23ごろからの葛葉の発言。

葛葉:「まあ、NGワードとか気にせずやろうぜ一端!」

椎名&りりむ:「………………。」

まさかの無反応!笑。案件である前に配信ですよ~、お二人!笑。

葛葉:「本気(マジ)で欲しいヤツじゃんコレ!」

初戦敗退後から2戦目開始までのやりとり。葛葉があまり活躍できなかったあと。18:50ごろから。

りりむ:「配信前さあ、ちょっと練習やってたんだけど、そのときめっちゃ煽ってきてたのに」

椎名:「そう、あたしなんか2桁ダメしかでなくてね……泣かされたんだよな!」

葛葉:「嘘つかないでください!これ次がんばるから!」

椎名:「レイス使った方がいいんじゃないか?」

りりむ:「やっぱレイスだよね……」

椎名:「やっぱやめた方がいいってホントに……」

葛葉:「ちょっと!案件の空気じゃないよ!ちょっと!案件の空気じゃないぞ~?ちょっと~!?」

椎名:「それ使って足引っ張るんだったら、せめて本気出してほしいよねえ……」

葛葉:「本気出してほしい……?今レイス使って負けたんだよ!」

椎名:「レイス……?ごめん!使ってたんだ!?」

椎名:「使ってたんだ!?あ、ごめん!ホントごめん!」

りりむ:「え、どうだった!?実際葛葉?今のプレイどうだった?自分評価ちゃんとして!反省!反省して!ちゃんと!」

椎名:「一回プロ呼んでアドバイス欲しいな!」

りりむ:「先生呼ぶか!」

初戦から完全に、「椎名&りりむVS葛葉」の2対1の構図が完全に出来上がっていますね笑。普段は煽る側の葛葉がタジタジになっているのがおもしろかったです。りりむが葛葉に自己評価を聞くことで、葛葉をNGワードに誘導しようとしているのも笑えました。

2戦目も相変わらず空気が悪いです笑。基本的に葛葉に全責任が押しつけられることに。

2戦目終わって3戦目に入るところの会話。24:28~の椎名のNGワード誘導がめちゃくちゃうまいなあと思いました。

椎名:「りりむ、ちなみにだいぶ言ってるよ!」

りりむ:「え!?」

椎名:「葛葉は言ってない!あたしはあたしは?」

りりむ:「いや、わかんない!」


葛葉:「意外とねえ……意外と言ってないんじゃないか?」

椎名:「ちなみにりりむはめちゃくちゃ言ってる」

NGワードの話にもっていって、りりむに「りりむ、言ってるよ!」と直接攻めて1回心を揺さぶっておいて、そこで間髪入れずに「あたしは?あたしは?」と自分の状態を尋ねることで、油断したりりむからNGワードを引き出します。人は自分に注意が向いているときは警戒しますが、他人に注意が向いているときは、ノーガードになりがちな心理をうまく突いていると感心した部分です。こういう心理戦がうまいですねえ……椎名は。

4戦目、葛葉がノートPCの性能を示すために車に乗って激しい動き(激しい戦闘)を見せようとしますが、椎名とりりむが拒否。その後のやりとり。

椎名:「勝ちたくないの!?」

りりむ:「ねえ!勝ちたい動きを……!」

椎名:「キルムーブ、勝てないよ!?」

案件をいちばん意識しているのが葛葉という……笑。

そのあと、(NGワード誘導のため)紫アーマーを渡そうとする椎名とりりむ。29:55ごろから。

椎名:「なんか~、葛葉に紫アーマーあげたいなあ、ちょっと」

りりむ:「あ~、あげた~い!」

葛葉:「なんで!?」

りりむ:「え、理由なんていらないよねえ」

椎名:「そうじゃん!チームじゃん!」

りりむ:「あ!あった!あった!ここにある!ここ紫分子(物資)あるからいいよ!」

葛葉が確認。なかったらしいですが、りりむが再び紫アーマーを見つけます。30:50ごろから。

りりむ:「あ!葛葉、あった!あった!あった!」

葛葉:「え、なに!?くれんの!?なんで!?」

椎名:「いやいや、なんか言うことあるだろ!もらう前にさあ……」

椎名:「なんかないの?言うこと?ねえ!?」


りりむ:「え!?なんか当たり前みたいなさあ?」

椎名:「そんな人の優しさを当たり前だと思い出したら、もうVtuber終わりだな……」


葛葉:「Vtuber……案件で恥ムーブの方が終わってないか!?」

椎名:「いやもう、葛葉になんかマスティフあげたいな」

りりむ:「ていうか、ピースキーパーあげたくない?クレーバーもあげたいなあ!」


葛葉:「ありがとう、ありがとう」

椎名:「あ!葛葉にコレ!ほらほら!」

椎名&りりむによる露骨な葛葉へのNGワード誘導が展開されます。急に人が変わったように葛葉に親切にアイテムを渡す椎名&りりむ。茶番感満載で、1周して滑稽さが笑えるという状況でした。ここでも基本的に椎名&りりむの共同戦線が張られているようです。

この時点でNGワードのカウントは、

葛葉:2回
椎名:0回
りりむ:2回

葛葉は2対1の状況でよく2回しか言わなかったですし、椎名はもとから言わないワードだったので有利でした。りりむは逆に普段から頻発しているワードだったわりには、基本的に椎名&りりむVS葛葉という2対1の形だったので、あまり攻められず、2回で済んだのでしょう。

◼️ 実際にAPEXをテストプレイ(NGワードゲーム【NGワード②】)

35:40ごろから、5戦目。2つめのNGワードが発表。

【NGワード②】
葛葉:ダメ
椎名:ナイス
りりむ:しぃしぃ

これは、りりむが不利すぎる笑。36:50ごろからの会話。

葛葉:「もっとこう!ないの!?パソコンに対するポジティブな感想は!」

椎名&りりむ:「………………。」

葛葉:「ないの!?」

椎名:「でも、こうやってさあ、隣でできるのって……なんかね」

葛葉:「まあでもたしかにね……こう……パッと持ち運びできるからね。。まあ、今の時代はちょっと……あんまりやんない方が良いかもしんない」

椎名:「まあでも絶妙に離れてるから、殴るとかはできないかな笑」

椎名とりりむはノートPCの宣伝をまったくしようとしないですね笑。褒めることをまったく言おうとしない。徹底しています。下手に褒めると逆に嘘臭くなる(「まーた、台本か……」と視聴者から思われてしまう)から、これはこれでよかった気がします。ここでも、いちばんマジメなのは葛葉という笑。

5戦目からりりむの喋りの不自然さが顕著になります笑。急に古文調になったり、案件配信なのに急に無言になったりします。そのわりにNGワードの「しぃしぃ」を連呼笑。42:27あたりから44:40あたりまでの約2分間で「しぃしぃ」を10回くらい発しています。5戦目終わりの会話。44:14ごろから。

りりむ:「しぃしぃよかったんだけど、葛葉がダメだったなあ……」

葛葉:「ダメージもキルもたしまきより出してるから」

りりむ:「葛葉は反省して!今の自分どうだった?

椎名:「今のあたしらじゃあ、なんぼ?あのあれ……そんな変わりなかったよね?ダメ?

りりむ:「いや、しぃしぃはめっちゃよかった!」

葛葉:「なんで!?」

椎名:「なんか言わせようとしてんの笑?」

葛葉:「そうだよねえ!もう、コイツのコミュニケーション歪なんだよなんか?」

椎名:「さっきのなんぼだった?なんぼだした?(ダメージ)」

葛葉:「オレ!?」

椎名:「あたし320」

りりむ:「400」

葛葉:「700ぐらい」

椎名:「何を?何を?」

葛葉:「は!?何?何?何?なにが!?なにが!?」

椎名:「何を出した?何が700?何が700なの?」

りりむ:「葛葉、自分のなんか……人間性どう思う?」

葛葉:「人間性!?何急に!?」

椎名:「あたしもそれ気になってた!」

葛葉:「オレの人間性!?まあ、吸血鬼ですけどぉ……」

りりむ:「吸血鬼としてどう!?」

葛葉:「どうって何?」

椎名:「だからぁ、自分、この案件もらったじゃん!それでぇ、この台本、バリバリの台本読んでてどう思う?自分のこと?

葛葉:「はあ!?何!?ちょっと何言わせようとしてんの!?」

りりむ:「評価した方が良いよ!しっかりと!」

椎名:「しっかり!クズだよ!何人間だ!?自分!ホントに!」

葛葉:「ちょっと待て!おい!何か透けてきたぞ!」

椎名:「いやだからぁ……もう失格だよ、ホントに!」

葛葉:「お?え?もう言わないぞ、それ。お前バリバリ踏ませにきたなあ!」

椎名:「人間性がなあ!?」

椎名もりりむも葛葉にNGワード「ダメ」を言わせようと必死ですね。そして、それに気をとられて自身のNGワードである「しぃしぃ」を連発してしまうりりむ笑。特に、りりむの話の流れをぶった切った「葛葉、人間性どう思う?」ってくだりには腹抱えて笑いました。椎名もそれに乗っかって「どうなんだ、葛葉?お前、何人間なんだ?言ってみろ!」と強引にもほどがある攻め方をしていました。椎名のプロレスの上手いところがこのあたりのやり取りでよく出ています。椎名はガヤらせたり、プロレスさせたりすると、にじさんじで随一の能力を発揮しますからね。プロレスをプロレスと視聴者にわかるように行う技術、ここは椎名が他のライバーより圧倒的に優れた部分だと思います。貶しを笑いに変える技術というんですかね。。このあたりで、葛葉に「クズとかゴミあたりのネガティブワードがダメなんだな」と勘づかれてしまいます。そりゃそうなりますわな笑。この段階で、葛葉のNGワード「ダメ」は否定語のみに限るという注釈が入ります。

6戦目に至っても、葛葉の人間性の話で攻める椎名とりりむ。47:08ごろから。

椎名:「葛葉の人間性はね……」

葛葉:「だから!もう言わねえからそんなんで!絶対!」

りりむ:「人間性どう思う?」

葛葉:「バカだねえ……。ぜってえ言わねえわもう!」

りりむ:「人のことバカって言う自分どう思う?」

椎名:「どう思う?何人間だと思う?」

りりむ:「いったい何人間なんだ?」

椎名:「現在地ほしいな。現在何回言ってるか」

葛葉:「現時点でお互いどのくらい言ってるか?」

椎名:「ちなみに葛葉2-3回言ってると思うんだよな」

葛葉:「マジ!?え、でも言わせようとしているのは……」

椎名:「じゃあ、何だと思う?じゃあ、逆に言ってみ!」

葛葉:「え、なんか……クズだのぉ、ゴミだのぉ……」

椎名:「え、違うけどね。何だと思う?」

りりむ:「もう一回、リピートして!」

椎名:「何だと思う?」

葛葉:「合ってたんだな、これ笑。おい!おい!合ってたんだな!?しかも、それをオレで誘導しようとしたの最低だな!『自分何だと思う?』って」

りりむ:「え、もっと高みを目指して!高み目指して!」

葛葉:「高みって何?」

りりむ:「クズの上を目指して!」

葛葉:「はあ!?もっとあんの!?もっと上があんの!?」

りりむ:「まず、まずさあ、『自分はクズです!』って言おう!ひとまず!ひとまず言ってみよう!」

椎名:「なんか自分の悪いところをいっぱい挙げていこうよ!」

葛葉:「お前らには言わねえな、自分の悪いところ。言っても意味ない!」

椎名:「じゃあ、あたしら言うよ!」

葛葉:「あ~、自分らの悪いとこを?」

椎名:「いや、葛葉の悪いとこ」

葛葉:「なんで!?なんでオレなんか、ただただ責められなきゃいけないのコレ?」

りりむ:「しぃしぃの動きいいなあ!」

椎名:「何を言わせようとしてんの!?マジで。動き良いからなんかあんの笑!?」

葛葉の人間性から攻めはじめ、「葛葉のNGワードが何であるか?」に話を展開し、葛葉自身からNGワードを吐かせようとする椎名。葛葉は「クズとかゴミとか?」と返しますが、ここで、りりむから予想のはるか斜め上からの発言が飛び出します。「もっと高みを目指して!」「クズの上を目指そう!」「ひとまず、『自分はクズです』って言ってみよう!」。「高み」ってなんですか!?クズ、クズer、クズest?いや、むしろ、それは「低み」でしょう笑。葛葉のNGワードは「ダメ」なのだから、逆の方向性に持っていかないと!そもそも、「クズのさらなる高み」というのがパワーワードすぎますね!りりむって、こういうところで、人を笑かす絶妙なワードセンスをもっていますよね笑。最後のに至っては、もはや誘導でもなんでもなく、ただただ葛葉に自分を罵倒させて、その姿を見せ物にして笑うだけという悪趣味な遊びにしか見えません笑。その後の「しぃしぃの動き良いなあ!」も文脈ガン無視で、暴れすぎでしょ、りりむ……。しかもNGワード言っちゃってますし……。この配信でいちばん場をかき回す攪拌器の役割をしていたのはりりむでした。。

6戦目終了時点での、NGワードの発言回数に大きな差がついていたため(葛葉のリードが大きかったため)、葛葉のNGワードの「ダメ」に「ダメージ」の「ダメ」も適用されることになりました。7戦目、コミュニケーションが崩壊します。葛葉の呼び掛けに対して、2人がNGワード回避のために無言になるなど。椎名とりりむが葛葉から強引に「ダメージ」というワードを引き出そうとしますが、葛葉のガードが硬くワードを吐かないまま、7戦目で今回のテストプレイは終了。

以下、NGワードゲームの結果。

【NGワードを言った回数】
葛葉:4回
椎名:10回
りりむ:15回

優勝者:葛葉 (ゲーミングノートPCゲット)

◼️ 案件配信全体の感想

てんやわんやいろいろありましたが、案件放送としては、大成功だったんじゃないでしょうか。まず、メンバーの人選が素晴らしかったです。EXゲーマーズ3名ということもあり、まず何より楽しそうにゲームをやってくれますね。楽しくゲームができるパソコンというイメージを視聴者にもってもらえるし、ゲームスキルもあるので、テストプレイとして色んなプレイを見せてくれます(今回は微妙だったかもしれないけれど笑)。そして、ユニットで普段から活動している3人での放送ということで、非常にリラックスした状態で、3人の熟成された互いに遠慮のない掛け合いを楽しむことができました。3人のキャラクターが見事にマッチして、案件配信とは思えないほどのエンタメ性を有するバラエティ番組としても成立していました。ぶっこみのりりむ、悪ノリの椎名、1人冷静にバランスを取ろうとする葛葉(めずらしい)の3人による化学反応は爆発的で多くの視聴者を集めました。

ノートPCに関しては、最後の感想で3人が言っていましたが、「普通にできた」「いつもと変わらない」。これがいちばんの賛辞だと思います。ノートPCなのに約50分のテストプレイに1つの問題を起こすこともなく耐え、カクつきもなく、グラフィックも綺麗。デスクトップPCと遜色ない性能を見せたという事実。これがMSIノートPCの性能の高さを証明することとなりました。

また、今回の配信は、案件配信にも関わらず、同時接続者数は5万人超えを達成し、MSIノートPCの存在を認知してもらうには、充分な役割を果たせたと思います。結果的に、大成功に終わった案件配信でした。こういう案件配信なら、また観たいですね!というか、積極的に案件を与えてやってください。特にユニット・グループのキャラクターと商品のコンセプトがマッチした案件放送は番組・企画として普通におもしろいと思います。「案件である=真剣にやらなければならないという」暗黙の前提がフリとして機能して、「笑ってはいけない案件ネタ」みたいに昇華されていたのが非常におもしろかったです。案件とバラエティ(エンタメ)を両立した素晴らしい配信でした。まあ、ずしりというユニットの特性とゲーミングノートPCという製品の親和性が極めて高かったからかもしれないですが笑。

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