誰でもできる簡単な小論文の練習をしよう!
こんにちは、私立歯学部専門予備校デンタルアカデミーオンラインのまつもとです。
今日は誰でもできる簡単な小論文の練習を一緒にしましょう。下記の記事で紹介しています。
主張と根拠を抜き出す
今回は日本経済新聞の社説を題材として使わせていただきます。
この記事の主張は何でしょうか?考えてみましょう。
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記事の主張
「体験格差」を縮小するために、官民協働で取り組む必要がある。
これは簡単ですね。タイトルにもなっています。社説の場合は大抵は主張はタイトルになっていることが多いです。webの記事ではわざと隠してxxや〇〇みたいな文字をいれることもありますね。
では次にこの主張の根拠は何でしょうか?複数あるので書き出してみてください。
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主張の根拠
経済的な理由で学校外の体験機会が少ない子どもが存在し、特に低所得世帯でその割合が高い。
体験の少なさが自己肯定感の低下につながり、次世代の成長に悪影響を与える可能性がある。
長野市のように、体験機会を提供する施策が既に実施され、成功例がある。
民間団体や企業が体験の機会を提供する仕組みも生まれており、これらの取り組みを国や自治体が支援すべきである。
体験は創造力や発想力を育み、将来のイノベーションにつながる可能性があるため、すべての子どもが公平に享受できる環境を整えることが重要である。
記事の要約をする
せっかくなので主張と根拠をつかって要約もしておきましょう。300字程度で要約します。
この社説は、経済的な理由で学校外の体験機会を持てない子どもたちがいる「体験格差」を縮小するために、官民協働で取り組む必要性を主張している。体験には、自己肯定感を高め、他者理解や創造力を育む効果があるが、低所得世帯では体験の機会が少ないため、その影響が懸念される。長野市のような先進的な取り組みや、民間企業とNPOが協力する仕組みが効果を上げつつあり、国や自治体がこうした動きを支援し、すべての子どもが豊かな体験を得られる施策を拡充することが求められる。
どうでしょうか?主張と根拠を抜き出してから要約すると、いきなり要約するよりずっとやりやすいと感じられます。この要約の練習も小論文を書けるようになるおすすめな練習なので是非やってみてください。
今日は小論文の簡単にできる練習を紹介しました。専門家に自分で書いた小論文を添削してもらうことでさらにはやく合格する小論文を書く力がつきます。ぜひデンタルアカデミーオンラインで指導を受けてみてください。