UX/UIデザイナーを目指す学生向け!DeNA内定者の就活事情を大公開
みなさん、こんにちは🙋♀️
DeNAデザイン本部です。
DeNA デザイン本部では、デザイナーを目指す学生の皆さんを対象にしたイベントを定期的に開催していますが、その中でデザイナーの就職活動に関するご質問をいただくことも多いです。
そこで、2022年にDeNAへ新卒入社したデザイナーの事例を元に、デザイナーの就職活動について2回に分けて情報をお届けします。
前編の記事では就職活動のスケジュールとTODOをご紹介しました。
今回は前編同様に就職活動を各フェーズ【学習・制作】【知る】【絞る】【ポートフォリオ準備】【選考を受ける】に分け、タイプの異なる2名の事例を体験談と共にご紹介しますので、UX/UIデザイナーを目指す学生の皆さんの参考になれば嬉しいです : )
タイプ① : 大学2年生の早期からコツコツ計画的に就職活動を行う
一人目に紹介するのは、ラタン トゥクさんです。
トゥクさんは大学2年生の早期からコツコツと計画的に職種や業界理解、ポートフォリオ制作などを行い、大学3年生の冬に本選考へ参加、その後大学4年生へ進級する4月に2022年新卒サービスデザイナーとして内定をされました。
✏️ プロフィール
ラタン トゥク / Lathanh Truc
多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 情報デザインコース卒。2022年にDeNAへ新卒入社。大学時代は人の体験・経験・活動のデザインを通して、人と人との繋がりや関係性を情報と捉え、アナログやデジタルといった媒体を問わず作品を制作していました。
💬 トゥクさんは大学2年生の早期から就活を意識していたとのことで、どのような就職活動でしたか?
就活を意識していたと表現しましたが、私の場合はUX/UIデザインを知ったのが大学2年生の前期で、学んでいる間にデザインをする楽しさに気づき、現場でもデザインを学びたい!という気持ちから長期インターンを始めました。自分の中では就活への意識よりは、あらゆるデザインを学びたい!知りたい!という気持ちが強かった感じですね。ただ振り返ってみると、それが就活に繋がっていてあまりにもスタートダッシュが早くなってしまいました笑。
トゥクさんの就活スケジュールはこちら。それでは各フェーズでどんなことを行っていたのか見ていきましょう。
【学習・制作】
手を動かすサイクルを自分のペースで作ろう!
1. 好奇心と探究心を持って楽しむ
自分が所属していた情報デザイン学科情報デザインコースは、デジタルやアナログ、表現方法やメディアを問わず様々なデザインについて学べる環境でした。その中でサービスデザインやUX/UIデザインについて学べる授業があったものの、それ以外のデザインや作品制作もしていました。
幅広く学ぶ中で発見したことは、解決や改善したい問題であったり作りたい新しい価値に対するアプローチは無限にあることでした。
必ずしも決まったメディアや表現方法である必要はなく、むしろ色々なアイデアを吸収、分解し、そして組み合わせて、新たな体験の価値を形成していくこと、それを常に楽しむことが大切だなと感じています。
2. 常に目標を設定しておこう
デザインを学ぶ上で自分なりに目標を立てましょう。目標は一つではなく10年後、5年後、大学卒業といったように時間軸的に沿ってロードマップを描くように設定しましょう。そして自分が今すぐ取り組むべきことは何かを考え優先度を整理していけば、学ぶべきこと、やるべきことが絶対に見つかるはずです。
私の場合は大学4年生の時に憧れの企業でインターンできるようになりたい!という目標設定を行い、それまでに必要なスキルとは何か?どんな知識が必要なのか?どんな経験をするべきなのか?それに対して自分に不足していることは何か?そんな理想と現状のギャップを見つけ、取り組むべきタスクを整理していました。
ちなみに、最初はUIデザインのスキルが低かったのでとにかく毎日UIの模写をしました。また、UXデザインは企画から最終的なアウトプットまでの作品を3ヶ月で作ってみる!と決めて学習していました。
3. 常に評価してもらえる環境に身を置く
デザインの上達方法として、自分よりもスキルが高い方からフィードバックを貰うことも意識して行ってました。自分の解像度では足りない視点や、ディティールで先輩や先生にフィードバックを貰うことで一気にデザインの解像度が上がります。最初はフィードバックに対して意識的に手を動かして修正することが大変でしたが、少しずつ無意識的にディティールにも気をかけられるようになれますし、それがデザインの上達へ繋がるのではないかと思います。ですので、常に評価してもらえる環境を自分から作っていきましょう。
【知る】
いろんな人に出会って興味を広げよう!
1. 常にロールモデルを見つける
まだ自身の中でデザインの専門領域が定まっていなかったり、そもそもどんなデザインの種類があるのか分からないという方がいます。私も最初はそうでした。
しかし大切なことは「デザイン=何かを作ること(目的)」ではなく、デザインという手段を通してどんな価値や体験、感情を受け手や鑑賞者に届けたいのか?ということだと思います。ですので、どんな価値を届けるデザイナーになりたいのか?という視点で、様々なデザイナーがどんな思いでデザインと向き合っているか、デザインを通してどんなことを達成したいのか?というマインドを吸収していくと、共感できることが見つかるはずです。
そして、その共感があなたがデザインを通して実現したいことかもしれないですし、またはもっと違う表現方法や場で自身が取り組みたいことの発見に繋がるかもしれません。まずは人の言葉や思考を借りながら、自分の視座を上げることが目標設定の第一歩だと思います。(Twitterで様々なデザイナーをフォローする、デザイン雑誌をチェックする、本を読むなどを行うと良いと思います)
2. どんどん情報を得よう
所属している大学や学科によっては、自分が目指したい領域や学びたいデザインの情報を得られない場合があります。ですが、それではもったいないのでぜひインターネットなどを活用し大学以外にもコミュニティを持つと自分の視野を広げることに繋がります。TwitterやYoutube、各企業が発信してるブログなどは最新のデザイン情報をすぐにキャッチできるのでどんどんリサーチしてみてください。
3. インターンにたくさん参加して様々なデザイナーを知る
教育現場とビジネス現場では、デザインの捉え方やデザイナーの立場、求められているスキルが場合によっては違います。ですので、インターンなど企業との接点を活かし、様々なデザイナーを知ると良いと思います。
【絞る】
自分らしさを大切に!
1. 自己分析を楽しもう
自己分析は就活の際に行うというイメージがあるかもしれません。ただ私は就活中だけでなく定期的に行っており、そうした中で常に自分の考えを整理しながら言語化していたので、次の目標を立てることにも繋がりました。また、自己分析する際におすすめなのは「過去⇄現在⇄未来」で自分を客観視しながら俯瞰する意識で自己分析を行うことです。
また各時点における出来事について、なぜ自分がそういった感情になったのか?どんなことを感じたのか?そこからどう行動が変化したのか?なども言語化してみると良いかと思います。そうすることで、自分の特性や性格、モチベーションに影響を与えること、大切にしていることなどの自分らしさに気づくやすくなります。
2. 他己分析もおすすめ
自己分析をする中で悩んだ際におすすめの方法が「他己分析」です。特にこれといったHowToはないのですが、過去にものづくりをしてきたチームメンバーや友人、家族に「私ってどう見えてる?」と他者からのイメージを聞いてみてください。そうすると、自分ではネガティブだと思っていた一面が、実は他者にとってポジティブに見えていたりするので新しい自分の発見につながります。
3. 企業研究・分析をして戦略を立てる
自己分析は「自分の魅力を発見するため」だとすると、企業研究・分析は相手の「好みやストライクゾーンを探るため」です。双方向のマッチがあって内定に繋がるのが就活ではないかと思うので、ここでもしっかり企業が求めているデザイナー像がどういったものか情報収集しましょう。それを踏まえた上で自分らしさが発揮でき、かつそれを大切にしてもらえるのはどんな企業なのか?色々な視点から気になっている企業を自分の軸を起点に評価しましょう。志望企業が見つかったあとはあなたの魅力をポートフォリオや面接を通して全力で伝えられるように戦略を立てます!
【ポートフォリオ準備】
とにかく試行錯誤!
1. ポートフォリオは何回も作ろう
本選考に必要なポートフォリオを制作するためにはあらゆるスキルが必要です。エディトリアルデザインの知識、グラフィックデザイン力、情報を分かりやすくデザインする力、言語化能力など。これらのスキルをベースに自分らしさが伝わるポートフォリオを制作するのはとても難しいことです。ですので、在学中に何度も試行錯誤を行いポートフォリオを制作して、他者に評価をしてもらい、改善する。と何度も作ってから、就活に挑みましょう。これは決して無駄なことではなく、ポートフォリオを制作することであらゆるデザインスキルを底上げできるので、ぜひそういった点も踏まえて楽しんで作ってみてください。
2. たくさんリサーチをしよう
いざ作り始めたらとても難しく、手が止まってしまう場合もあるかと思います。その場合はたくさん参考サイトを見つけて、自分の作りたいイメージを膨らませてからデザインに取り掛かりましょう!(海外:Behance、Dribbble、国内:ReDesigner for Student、ViViViTなど)
【選考を受ける】
コミュニケーションを楽しもう!
1. 面接ではなく、対話だと思って楽しむ
面接は学生がどういった人物なのかを知るための場であると同時に、自分がその企業はどんな思想を持っているのか知る場でもあると捉えていました。コミュニケーションをする中で、お互いに共感するポイントが見つかったり、逆に違和感を抱くこともあります。そういったコミュニケーションを通して、お互いに求めている人材、場なのかを判断するのが面接なので言い換えると「お見合い」のようなイメージです。ですので、緊張せずお互いに理解するきっかけの場だと思って対話を楽しむマインドが大切なのかなと思います。
2. あなたにしかないストーリーを伝えよう
「面接は学生がどういった人物なのかを知るための場」と書きましたが、あなたがどういう人物なのかを伝えるためには「自分にしかないストーリー」が大切です。自分にしかないストーリーとは、今までの人生で行ったことや感じたことなどどんなことでもよく、そういったストーリーの中であなたが感じる「自分らしさ」や「自分のフィロソフィー」は何か?それを面接官は知りたいはずです。ですので、「自分なんて普通…」と思うのではなく誰もが特別な存在であり、どんどん自分の魅力を発見して伝えられるように自己分析をしたり、プレゼンテーションの練習をしましょう!
学生のみなさんへのメッセージ
「就活」について、先輩や学校から色々なことを聞く機会があり、人によってはネガティブに感じているかもしれません。私も「就活大変」とよく先輩から聞いていたので、怯えながら大学生活を過ごしていましたが、いざ始めてみると大変なこともありつつ、それ以上に色々な方と出会う機会になりました。そしてその出会いが、よりデザインの面白さに気付く機会になったり、自分の将来について考えるきっかけになりしました。就活はこれからのキャリア、そのはじめの一歩としてどうしていきたいのか?というように自分と向き合う時間です。時には目の前のやるべきことで精一杯になり就活が辛くなることもあるかと思いますが、その道のりも一緒に楽しんで就活をすればきっと良い結果に繋がるはずです。これを読んでいただいている学生のみなさんが「デザイナー」になり、未来や社会をより良くできる仲間が増えてくれればとても嬉しいです。就活生の皆さん、無理せず頑張ってくださいね!
タイプ② : 大学4年生からスピード感を持って就職活動を行う
二人目に紹介するのは、チェ・ジョンウォンさんです。
ジョンさんは大学3年生の後期から企業リサーチなど就職活動を始め、大学4年生の5月に本選考へ参加、その後9月に2022年新卒サービスデザイナーとして内定をされました。
✏️ プロフィール
チェ ジョンウォン / Choi Jungwon
多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻卒。2022年にDeNAに新卒入社。留学をきっかけに人が何かに出会う瞬間のワクワクする体験を作ることに興味を持ち、プロダクトデザイン学科からUX/UIデザイナーを目指すようになりました。
💬 ジョンさんは大学で学んでいた領域がUX/UIデザインではありませんが、どのような就職活動でしたか?
周りが就活に本腰を入れる大学3年生の夏頃、自分は積極的に取り組めませんでした。思い返すと目標であったプロダクト(製品)デザイナーよりも、人の体験に関わるデザイナーになりたいと感じていたことが原因ですね。そこで3年生の後半からをUX/UIデザイナーに方向を絞り、遅めの就活がスタートしました。残り時間への不安があり、とにかく効率的に自分とマッチする企業を探す必要がありました。ですので「知る・絞る・準備」を順番に行うのではなく説明会・スカウト・長期インターン・面接へ同時に参加することで自分と企業の規模や雰囲気・領域の相性や、自分が提供できることは何かを見定めて行きました。
ジョンさんの就活スケジュールはこちら。それでは各フェーズでどんなことを行っていたのか見ていきましょう。
【学習・制作】
4年間で将来アピールできる経験を積もう!
1. バックグラウンド
私はプロダクトデザイン学科出身だったのですが、そこで出される課題についてとくにこれといった答えの形に規制がありませんでした。ですのでリサーチを行いそこから自分で解決したい問題を見つけ、一番効果的に解決できる形(アプリケーション?製品?パッケージ?POPUPストアの企画?)を判断しながらアウトプットを目指しました。このように課題に対してのアプローチ方法やマインドセットが鍛えられたおかげで、プロダクトデザイン学科からUX/UIデザインやサービスデザインの領域に思い切ってキャリアチェンジをしようと思えました。
2. 大学生の間に多くの挑戦をしてエピソードを作る
大学2年生の後期に、4ヶ月間ほどアメリカ・ロサンゼルスに留学しました。アメリカのArt Center College of Design(アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン)という美術大学の学生とチームでサービス作りに取り組み、そこでUX/UIデザインに初めて触れ、その中でカスタマージャーニーマップといった手法を用いて体験について考えることの楽しさを知りました。
また色々な文化圏の方々とコミュニケーションを取りながらデザインをする中で自身のメンタルが鍛えられました。この経験を通して「まずは挑戦してみることで将来の目標や自身の強みが見つかる!」と気づきました。
【知る】
自分の得意な情報収集の方法で楽しみながら業界を知る!
1. 他分野からUX/UI業界を知るために行ったこと
私の場合は他分野でデザインを勉強していたのでUX/UIデザインは完全に独学でした。そのためあまりスマートとは言えませんが行っていたことをいくつか紹介します。
・海外のUX/UIデザイナーのインスタグラムをフォローして基礎を学んだ。(視認性とは?など)
・YouTubeでUX/UIデザインの参考になる動画を見て学んだ。(ユーザーリサーチの手法など)
・WantedlyやViViViTでUX/UIデザインのインターンを募集している企業のWebサイトをひたすら見てサービス作りの価値観を掴むようにした。
・企業説明会へ参加し「サービスデザインとは何か」の説明を受けた。
というように、私は本などから知識を得るよりはデザイナーのSNSやYoutubeといったメディアを活用して学ぶタイプでした。
ですのでこれからUX/UIデザインを問わず何かを独学で学びたい方は、自分の好きな切り口で調べ学ぶのが良いのではないかと思います。
2. DeNAの魅力を知った
DeNAについては大学の公開プレゼンテーションで初めて知りました。
その後説明会に参加したり、企業のWebサイトなどでMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を読み素敵だなと思いました。あとは採用ページに書かれている募集要項を通して求められているデザイナー像も知ることができ、自己分析などに役に立ちました。みなさんも気になった企業を見つけたら、色々な方法でその企業についてリサーチをしてみてください。
【絞る】
自分の働き方の理想像を知るために、色々な企業のインターンへ参加!
1. 長期インターンに多数参加した
私は大学3年生の秋に大手事業会社のインターンに行きたかったのですが、UX/UIデザインを学び始める時期が遅かったためスキルが足りず参加できませんでした。それでも「UX/UIデザインの実践経験を積まないとスキルは身につかない!」と考え、自分にとって学びになりデザイナーが不足しているUX/UIデザインの制作会社で長期インターンへ多数参加しました。そこで初めてFigmaの使い方を学びました。それ以外にも先輩デザイナーの働き方やデザインの考え方、実際にその会社が手掛けていた案件について内部から知ることができたりと非常に学びが多かったです。
また、様々な強みを持つ会社で同時に働いたおかげで、自分はクライアントワークといった制作会社ではなく、サービスに対して企画から運営まで一貫して関わりたいと思うようになり志望を事業会社へ絞りました。その中でDeNAは事業会社でデザイナーが上流から携わることができ展開事業も広い点に魅力を感じ志望度が上がりました。
【ポートフォリオ準備】
戦略を立ててポートフォリオをブラッシュアップしよう!
1. 自分は一貫して何をアピールできるか?が大切
ここまでのフェーズでは自分が働きたい企業について考えてきました。次に自分が経験したことを制作した作品を眺めながら、自分の強みや弱み、得意不得意を分析してみます。さらに志望している企業が求めている人物像や能力に対して、自分の共通する強みやスキルなども分析し言語化をします。
そしてその強みやスキルを最大限伝えられるポートフォリオの構成を考えました。
このように一貫して自分の強みは何か?を整理しポートフォリオへ落とし込みました。その中で私の場合はプロダクトデザイン学科で培った企画から実行までの自走力や、留学先でのチームプレイ経験、韓国から日本に来て過ごす中で身に付けた適応力といった「問題に対して自分なりの答えを柔軟に考え、作り切る力」が強みではないかと考えました。
このような強みが伝わるポートフォリオの構成としてプロジェクトの1ページ目に課題点と自分の答えを明確に記載するなど、自分の思考の一貫性をアピールしました。
また面接でアピールしたい自分のユニークなポイントもポートフォリオに反映しました。
2. 周りにポートフォリオを評価してもらう
ポートフォリオがある程度完成したら、先に就活が終わっている友達や教授、現場のデザイナーさんにもポートフォリオを見せて評価をしてもらいました。そこでいただいたフィードバックを元に何度もブラッシュアップしていきました。
【選考を受ける】
企業と自分の伸び代のマッチング、だから強気でいく!
1. 面接に対しての気合い
面接では自分の強みやスキルといったアピールポイントごとに、それに関連した人生のエピソードをまとめました。また作品についても「作り直すとしたらどうするか?」「ブラッシュアップしたかった部分はどこか?」というような試行錯誤をする姿勢を問われる場合もあるので、その質問への対策として制作した作品の振り返りも行いました。
2. 面接は企業を知る機会になる
面接はその企業で働くデザイナーのみなさんに質問をたくさんできる機会なので、実際の働き方について多く質問をしました。そうすることでよりいっそうデザイナー像が明確になるので、どんなことでも気になったことは質問をしてみると良いと思います。
3. オフィスへの訪問で観察
面接の前に渋谷スクランブルスクエアにあるDeNAのオフィスへ訪問する機会がありました。そこで実際に出社している方々のファッションやオフィスの雰囲気を見ることができて、より志望度が上がりモチベーションにも繋がりました。ですのでもし気になる企業があればオフィスへの訪問などの機会を作ってもらい、実際に観察へ行くと新たな発見があるはずです。
学生のみなさんへのメッセージ
私のように他分野からUX/UIデザイナーに興味を持った方は「どこから始めればいい?」「スキルが足りないのに時間がない!」と焦ることもあるかと思います。ですが新卒の採用で重視されることが多いのは、専門的なスキルよりも企業文化とのマッチングや成長意欲から見える伸びしろだと思います。それは、どんなバックグラウンドであろうと焦らずに個々の強みで戦えば良いということではないでしょうか!
そこで気をつけて欲しいことが一つだけあります。それは「選ばれなければいけない」と企業に自分を合わせてしまうことです。就活は自分が企業を選ぶ時期だと思います。自分に満足できる、どんどん成長できそうな素敵な環境に出会えるように、自分の決めた軸を大切に自信を持って突き進んでくださいね!
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おわりに
トゥクさんとジョンさんの就職活動の体験談はいかがでしたでしょうか?
今回紹介した二人の就職活動のスケジュールは、2つの事例として比較すると色々な違いがあったのではないかと思います。ぜひ参考にしてみなさんにとって納得のできる就職活動の目標やスケジュール設定に役立つと嬉しいです。
現在、DeNAでは各種事業におけるサービスのUX設計・UI設計、ブランディングなどを行うサービスデザイナー、マーケティング・ユーザーコミュニケーション、ブランディングなどを行うマーケティングデザイナーをそれぞれ募集しています。
また、デザイナー向けの就活に役立つ情報をまとめた記事もありますので、こちらもぜひ読んでみてください。
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Illustration:Choi Jungwon
Graphic : Lathanh Truc
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