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プロジェクトの墓場を普通に変える仕事。

私の仕事は職場の人たちがプロジェクトの「墓場」と口々にする業務を「普通」プロジェクトに変えることです。「墓場」から「普通」にするために必要なのは一つだけ「考え方」です。過去にはきっと魅力的な業務だったのかもしれません。いつしか人々がその業務を嫌いになりました。告白して振られた状態なのかそれとも勝手に嫌いになったのかわかりませんが、そんな人々に変革を求めるのは酷なことです。「スキ」の反対は「無関心」です。業務に罪はありません。

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墓場と言いうだけに業務戦死者はゾンビになり仕事続けます。自分の為、家族の為、チームの為、空回りの使命感、それぞれ考えがあるでしょう。仕事で楽しいなんてありえない、あの上司が嫌いだ、その業務が嫌いだ、あの部下が嫌いだ、同僚が出世した。わかります悔しいでしょう辛いでしょう。万年ヒラ、副業時代にも乗り遅れて考える暇もなくまるでベルトコンベアーのように仕事をする毎日、プロジェクトの墓場でもあなたは収入を得ているわけです。少なくとも成果物を作り上げています。いやいやだろうが、仕事をしているのも分かっています。墓場から人を救っているのです。では本当はどこに問題があるのでしょう。人の足を引っ張る同僚や部下や上司でしょうか違いますよね。自分だともその人は気が付いています。そこで心ある人が解決策を伝えるのですが、その人はどんなに強く伝えても伝わりません。業務が期待外れなんです。どんないいことを言いってもそれは素直に受けとれません。

私の仕事は「考え方」を変えることです。初めは隣の人が何をしているのか考えてみることぐらいしかありません。人々はどんなに文句を言っても仕事をしています。ちょっとしたアイディアその人の目の前にプレゼントします。その前にやることがあります。普通の会話です。直接、自分の仕事に関わる人すべてに行います。初めは会話をしてもおかしくない人限定です。そして、私の意見を聞いていくれる人を見つけ出します。必ず見つかります。その人にもう少し興味を持ちます。その人が仕事のことで愚痴を言いだします。静かに聞きます。ひたすら聞きます。そして、相手が落ちつたときに、なぜそう思うのか聞きます。特に答えがないなら、その人は前に進むでしょう。必要ならアイディアを伝えます。私のその人に対する対応はいったんここで終わります。後はいつも通りに仕事をします。これを必要に応じて一人また一人とやっていきます。自分自身は淡々と「真剣」に業務を行います。

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プロジェクト業務は生産的な問題を手にするようになります。やっていることは変わりません。ただ生産力は上がります。そしてうまく行ったプロジェクトとして完了し仲間たちは自信を持ちバラバラに去っていきます。私の仕事は「考え方」を変えることです。それは世の中の人がみんなやっていることです。墓場に行く前に自分と話しましょう。忘れていた能力がよみがえります。

今日も一日頑張りましょう。

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