(023) 最近買った本
流石に本そのものに触れないでグルグルと周辺を巡っているのもアレだから、最近買った本をあげようと思います。読んだ本じゃないのがポイント。
笙野頼子『母の発達・アケボノノ帯』(岩波現代文庫)
三が日を過ぎて行った本屋で見つけた。
笙野頼子で読んだ本と言えば『二百回忌』と芥川賞受賞作の『タイムスリップ・コンビナート』だけで、しかも読んだのは何十年前のこと。もちろん内容は覚えていない。
しかし、『タイムスリップ・コンビナート』に書かれている鶴見線・海芝浦駅にはいつか行ってみたいと思っていた。
海芝浦駅は埋立地突端の東芝の私有地にあり、まるで海の上にある駅のよう、らしい。一般客は降りれない。
この本を買った時に行きたいと思っていたことを思い出して、企業も(おそらく)休みであろう年始の休みの間に行くことも考えたが、考えただけであった。
その笙野頼子の本が復刊されていたので買った。
ドリアン助川『確かなリスの不確かさ』(集英社インターナショナル)
vtuber 儒烏風亭らでんの企画・書庫らでんの1月指定図書のひとつ。
著者のドリアン助川を知っている人もいるであろうバンド「叫ぶ詩人の会」の人。「叫ぶ詩人の会」は今は活動していないが、ドリアン助川は著作活動などで頑張ってるようですね。
書庫らでんの他の指定図書は以下です。
原田マハ『たゆたえども沈まず』
鳥原学『写真のなかの「わたし」ポートレイトの歴史を読む』
儒烏風亭らでんは少し変わったvtuberなのでそのうち軽く書こうと思います。
0122-1