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劣等感を克服したくてnoteを始めてみた

私には克服したい大きな劣等感があります。

それはピアノです。私はピアノが何よりも大好きでお座りができるようになったころから、ずっと鍵盤をたたいて遊んでいたそうです。物心ついたころには、絵をみながら、歌を歌いながら、いつも鍵盤と遊んでいたことを覚えています。

そんな訳でピアノとの付き合いは、ほぼ自分の年齢という感じですが、いろいろありまして、今の私のピアノの実力はよちよち歩きの状態です。

かつてはピアノの先生になりたいと思ったこともあるのですが、今は手のハンディキャップによって、ブルグミュラーの25の練習曲がまともには弾けないというレベルです。これでも、はじめは鍵盤に基本フォームで手を置くこともできなかったことを思うと格段に進歩はしているのです。

とはいえ、毎週毎週レッスンに通い、チェルニー30番、40番、50番、、、と気の遠くなるような教則本や、バッハ、ベートーベン、ショパンと練習を重ねて積み上げてきたはずなのに、すべてが崩れ去ってしまいました。ピアノ仲間の弾くピアノを聴くと、羨望の思いと自分の弾く3歳児並みのピアノへの劣等感の入り混じった複雑な気持ちになって、顔で笑って心で泣いていました。

下手なら練習するしかないとリハビリに明け暮れていた2年半です。もちろん医師にも驚かれるような進歩はありました。それでも残念ながら劣等感は消えません。むしろこんなに練習してるのに何でこんなに弾けないんだと劣等感を深め、自分を責めてしまうこともありました。

この劣等感は「現実を受け容れられない」ことからきているのは頭ではよくわかっているのです。しかし、弾けない現実を心から「受容」するのは、私にとってはとても難しいことでした。

残念ですが、努力は必ずしもすべて報われるわけではないのです。そんな時はシフトチェンジも必要なのでしょう。これからは、元の自分に戻る事で劣等感を克服するよりも、今の私にできる新しい道を見つけて進んでいくことで劣等感を克服していきたいなと思ったのです。

その一つが発信すること!考え方を変えてみると手のハンデのおかげで新たな経験も結構できていたりするのです。いままでと違った視点でものを見ることができたりもしています。

そんなことをボチボチとマイペースでnoteに書けたらいいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。


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