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「生き方」を変えるという『適応』

やる気伝道師 日記 2020 vol.8
2020年4月19日(日)

『適応』

『適応力』

皆さん「アブラムシ」って知ってますか?

植物にいっぱい付いている小さくて気持ち悪い系の虫です。
(ガーデニングする人にとっては大敵ですよね⁈)

本来、アブラムシは羽が無いのですが、住み付いている植物が枯れてくると、羽の生えた子を産み飛び移って行くそうです。

生き残っていくために環境に合わせて生まれてくる個体を変えてしまう!生き物には、物凄い『適応力』がありますね!

人間は適応力が弱い!?

それらに比べ人間は適応力が弱い気がする。その理由は、動物は環境に合わせて自分たちを適応させてきたのに対して、人間は自分たちに合わせて環境の方を変えてきたからだと思う。

火を使ったり、水を貯めたり、温かい服を着たり、農業をしたり、家を建てたり、鉄を使っていろんなモノをつくり、電気で明るくしたり、石油を掘り出したり、ガソリンで車を走らせたり、飛行機で空を飛んだり、船で海を渡ったり、電話で話したり、薬で病気を治したり、お金の仕組みを作ったり、コンピューターを使ったり、インターネットで通信したり、

こうして人間は環境を変化させる能力を強めると同時に、自身を適応させる力を弱めていったのかもしれない⁈

『生き方』を変えていくこと

でも本当は人間にも特有の物凄い適応力があるんじゃないかと思う。それは必ずしも身体の機能を変えて適応するのではなく、人間にできる適応は、仲間と助け合いながら、知恵と力を分かち合い引き出しあって共に『生き方』を変えていくことなんじゃないかと思う。

働き方や暮らし方、繋がり方や話し方、売り方や買い方、学び方や遊び方、創り方や使い方など、今『生き方』を変えるという適応が、私たち人間に問われているのだと思う。

でもその適応を妨げる最大の敵は、人間が持つ“思考”や“感情”なんだと思う。動物は危機を感じると、なりふり構わず命の限り生存のために全力を尽くす。しかし人間は、慣れ親しんだ生き方にしがみついたり、変わる先の生き方に好き嫌いや得て不得手を言ったり、今の状況に不平不満を言って生き方を変えない言い訳をしたり、あれこれ屁理屈を並びたて生き方を変えない理由つくりばかり繰り返したりなど、結局は頭と気持ち(思考と感情)に持っていかれて変わらない自分を正当化し、環境や状況の変化を見て見ぬふりし続けるのだと思う。

これら全てが私自身に当てはまることばかりだからこそ、自分自身への戒めを含めて、あえて強く言わせていただいた。

“意識を目覚めさせる”

私たち人間が、この危機を乗り越え新しい生き方へ向かって数年、数十年かけて『適応』していくために、一番大切になってくるのが『意識』を変えることだと感じる!
でも本当は意識を変えるではなく、“意識を目覚めさせる”ことなんだと思う。慣れ親しんだ消費社会の生き方という催眠術から目覚めることなんだと思う。

目覚めた先の『生き方』を、仲間と共に知恵と力を合わせて、ケンケンガクガク、ワイワイガヤガヤ、自分たちで模索し実践し実感しながら実現していくのが“人間らしい適応”なんじゃないかなぁ⁈

なんか書けば書くほどにドンドン気合が入ってきて、気が付いたら何故か最後は堅苦しい地獄に入っていく⁈ 笑 やっぱり肩に力が入り過ぎてる気がするなぁ⁈ まあ今は仕方ないかもしれませんが、こんな時だからこそ肩の力を抜いて、皆で楽しく『人間らしい適応』に向かっていきたいですね!

ありがとうございます!

義理と人情のやる気伝道師 出路雅明

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