見出し画像

Second Hand News  

現在の生活に対する満足度は「満足」と「まあ満足」で約4分の3。「やや不満」が約2割。女性の満足度がやや高い、しかし必ずしも生活実態を映し出すものではないとどこかのえらいさんが申している。毎度繰り返されるお気軽で底の浅い論考。いいなあ、こんなんで飯が食えればと思うが、現役時代の企画書作りなんて似たようなものだったから人様の事は言えない。どこかで聞いた事のイージーな組み直し。ここに、テコでも「満足」のクラスタなんかに入りたくないという困ったメンタリティのジジイがおりますがどうしましょう。街頭インタビューなんかあったら、どうやって期待されている回答をしないかわりと真面目に考えます。

耳の中はまた聞きに溢れ、気が付くと口から出るのは誰かの受け売りばかりになっている。よく咀嚼していない証拠。噛まずに飲み込んでしまうのは良くないとわかっていても、目に入ったら頬張りたくなる悪いクセはなかなか抜けない。

インスタントな共感の広がりは、そんながんじがらめからの有効な逃避行なのかも知れない。こんなにセカンドハンドニュースにあふれていては、何をどう辿ればいいのか、考えるのも億劫になる。ただ、インスタントな共感は、インスタントな憎悪と背中合わせだ。全米や日本中が泣きましたってのも、それはもう伝える気があるんかい(売る気は満々)。
それはそうと、歳をとると涙腺が弱くなるというのはホントウであります。

ちらかり放題の乱文、平にご容赦ください。

I'm  just  second  hand news 

Fleetwood  Mac「second  hand  news」


見出しのイラストは「Hama-House」さんの作品をお借りしました。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?