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【解説】公式問題集IELTS17 Listening 1-2

こんにちは!

最短でIELTSスコア達成を目指すために、時間を効率的に使うことが重要です。私自身も、働きながらの試験対策に加え、出願準備など全然時間がありませんでした。

そんな状況の中で意識したことは、
いかに試験慣れするか(どこが根拠になるか、単語が文中でどういう使われ方をするか)です。

そもそもスコアが上がらない人に多いのですが、、、
漠然と復習していても、意味がありません。お経を聞いているようなものです。文章の意味やポイントを理解し、復習する必要があります。

「でも時間がない!こんなに頑張っているのにスコアが上がらない」という受験生の気持ちは痛いほどわかります。
そのために、根拠と単語リストを載せておきます。
お役に立てれば幸いです。

Boat trip round Tasmaniaの問題です。


What is the maximum number of people who can stand on each side of the boat?

この問題文をきちんと読みましょう。そうすれば「who can stand on each side of the boat」がポイントとなります。
・音声で「if there are more than nine people on either side of the boat」と流れるので、9人が回答です。
・確かに、3人とか15人とか数字が色々出てくるので混乱してしまいますが、事前に問題文がきちんと読めて「who can stand on each side of the boat」の意味がスラスラ理解できたかがポイントです。
・each と eitherも言い換えられています。

What colour are the tour boats?

これも惑わせる問題です。
・かつては「jet black」であった。新しいものは「dark red」の快適なseatで、「light green」のexterior(外装)になった、という連続ジャブ。1つ1つがマシンガンのように「used toを理解している?聞き取れた?」「seatは?」「exteriorは?」と、あなたの理解を突いてくる問題となっています。

Which lunchbox is suitable for someone who doesn’t eat meat or fish?

これも一見簡単に見えて、ielts得意の「後から否定」が出てくる問題です。
・Lunchbox 1 は hamが入っているのでダメ。Lunchbox 2 はcheddar cheese roll なので、「大丈夫か?」と考えているうちに、Lunchbox 3 が「salad-based」と言ってくるので引っかかりやすい。しかし、「eggs and tuna」を含んでいるので、Box2になるのか・・・と英語で一杯一杯の受験者を振り落とすかの如くの問題です。

What should people do with their litter?

・まず、「litter」の意味を知らないといけない。大問1にも出てくるので必須語彙として覚えましょう。
・「We don’t have any bins to put litter in, but・・・」というように、「bins to put litter in」が聞き取れた受験者を迷わせる問題となっている。
・その後も、固有名詞を出し、理解を妨げる。結局、私たちがcollectするからね、と言う意味を(余裕を持って)理解できるかがポイント。それがスラスラ出来ないと「hand it・・・」と言う回答を自信を持って選択できない。

Which TWO features of the lighthouse does Lou mention?

これは難易度が高い。
・「It was built in 1838 to protect sailors・・・」で年代に意識を向けてしまうと「why」選択肢を落としてしまうので、注意。
・その上、「how long」選択肢を選んでしまいやすくなる。
・2つとも正解は厳しいが、消去法でいきましょう。

Which TWO types of creature might come close to the boat?

いきなり動物の話です。
・結論から言うと、「come close to the boat」を事前に意識できたかがポイントになります。しかもその上で、以下のリスニング力が試されています。

・「birds in the distance」(不正解)の箇所では、一瞬だけ出てくる音声をきちんと瞬時に捉えられているか。さらっと言っているin the distanceが意識できていないと不正解だと判断できなくなります。

・「fur seals」(正解)の箇所では、長い音声にも関わらずに、きちんと聞き取れているか。実際に、終盤に「in front of you」と根拠が出てきます。

Which TWO points does Lou make about the caves?

これは、情景がイメージできているかです。当然、「caves」と言う単語は必須語句です。
・その上で、リスニング中の、選択肢の言い換え力(リーディング力)が試されます。
「They can only be approached by sea」=徒歩では不可能
「we’ll talk to you about what lies beyond」=誰かが話す
・これらの文章を読んで、すぐに意味もわかりますか? 文法力も試されているのです。

いかがでしたか? これからも役に立てる記事を書いていきます!

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