ひとえに

ども、でるたです△
記事の更新が滞っていました。
職場の環境が変わったことで今までの生活リズムで無くなったのが大きい。
今まではオール夜勤担当だったのですが、日勤と夜勤になりました。
ずっと夜型だったので、毎回日勤は眠くて大変、そろそろ慣れたい。
さて、今回の記事はいつものように歌詞を載せるものではありません。
たまには、パーソナルな部分も綴って、人となりを知ってもらおうかな、と。

自己紹介の時にも書いたのですが、私は元々は漫画家を目指していて、
幼い頃からそれしかしてこなかった人間でした。
ですが今は、全く関係ないお仕事で生活しています。なぜか？お話します。
その前に、まず簡単な経歴から。
専門学校在学中に某少年誌の担当編集がついてくださいました。
その後、その人と連絡が付かず、卒業後に、もう一度持ち込みを行い、
別の担当編集者が付いてくださいました。
どちらの編集も、同じ事を私に言いました。
「絵は、上手いし可能性を感じた、後はお話作りだね」
私自身痛いほどにわかっている事でした。
読み切りを描くのが本当に苦手で、
いつもいつもネーム(漫画の設計図)に恐ろしく時間が掛かる。
持ち込みをした作品は専門学校での卒業制作で、四苦八苦してなんとか完成させた作品でした。
故に、粗が凄い。今考えるとあれをよくプロに見せたなと思います。
そういえばアレは持ち込みを躊躇していた自分を見兼ねた講師の方が、
私の電話で編集に連絡し、強制的にアポを取り付けたんだったなあ。
「迷ってばかりじゃ、前に進めない、電話の一本勢いで掛けないと」
確かにその通りだった、あのままではきっと、先延ばしという選択をしていた。
そんなこんなで、一応担当が付き、まずは賞を目標にスタートしたのですが、
結論からいえば、何の成果も残せなかったんですね、私は。
同期は次々に、増刊に掲載されたり、連載を勝ち取ったり、ズンズン前に。
仲の良い面子の中にその様な人がいると、勿論嬉しいし、応援もしますが、
元々巷でいう繊細さんだった私には、あまりにも辛い時期でした。
平たく言えば嫉妬。でも、嫉妬を抱いてる間はまだ良かったのかもしれません。
私は次第に、悔しさなども薄れてしまったのです。
どれだけ時が経ち、どれだけしがみ付いていても、もう先は見えませんでした。
このままじゃいけない、でもここまで続けた事を簡単に諦めたら、
今までの自分が無駄になり、何も残らない。そんな事は無いのに。
ひたすらに無駄な時間と、葛藤を繰り返す日々に心が荒んでいきました。
周りよりも、努力が足りなかっただけなのに。
卑屈な感情を引き摺ったまま過ごしていた私ですが、遂に踏み出す時がきます。

私には結婚したいと思っている女性がいます。
此度も結論から言いますと、私が変わったのはそんな彼女のおかげです。
ひとえに、愛。踏み出す力をくれました。
と言っても、何かを言われた、ということでは無く
私自身が「この人とずっと一緒に居たい」と思ったのが理由です。単純ですね。
描きたいものが描けない、先が見えない、そんな事では結婚なんて夢のまた夢。
彼女は当然、既に就職して生計を立ててました。
私はアルバイト生活、ずっと嫌でした。
専門に入学する前に見切りをつける年齢は決めていました。
彼女との将来を見据えた時に、就職を先延ばしにするのは絶対に悪手で、
今、気持ちを切り替えるのがベストだと、その時直感で思ったのです。
そこからは、運よく順調にことが運んでいきました。
多少色々な事があって、大変ではありましたが脱線するので割愛します。
時は経って現在、ある程度お金も貯まり、近いうちに一緒に暮らせるまでに。
次回記事を書く頃にはもう新居で新生活が始まっていそうです。

私は根から、自分の為に よりも ヒトの為に 行動する方がアクティブの様で、
それはとても危ういタチなのですけれど、性格なので付き合うしか無いですね。
今は今で、新環境に毎日気持ちが擦り減ってはいるのですが、
記事にするのはなるべくポジティブな部分だけにしていきたいですね。
とは言え、先にも書きましたが、繊細さんで、基本ネガティブになりやすい人間なので、ポロリしちゃうかもですけれど。
繊細ついでにひとつおまけ。
おそらく私は最近よく聞く HSP 気味なんじゃ無いかなと。
年齢のせいで涙腺が緩んだり、そういう、経年効果は勿論ありますが、
そういう話ではない部分で、自身が世の中に適応出来ず、
生き辛いと感じてしまう瞬間が多いのです。
言葉をまとめてまたいつか改めてこの辺りのデリケートな話をしようかな。
そんなこんなで今回の記事は、仕事の休憩1時間を使って
執筆から投稿までやってのけよう と思い立って書いたものでした。
きっかり1時間で完了！仕事に戻らねば
それでは皆さん、またお会いしましょう
でるた。