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ハリポタ発祥『クィディッチ』

今日は、成り立ちが面白いベンチャースポーツ、クィディッチを紹介。

なんと、クィディッチは、映画・ハリーポッターの世界から生まれたスポーツ。『ハリー・ポッターと賢者の石』のこのシーンを覚えている人も多いのではないだろうか。

ハリーポッターの世界を模倣する形で、2005年にバーモント州ミドルバリー大学で初めてのリーグが誕生。

その後競技人口が拡大して、今では約40カ国で行われており、2012年からは国際大会も開催されている

ルールは原作を参考にして設定されている(詳しくはこちらの動画こちらのサイトを参照)。

7名対7名で対戦、ゴールは3つずつ、試合時間は無制限でどちらかのチームが相手の「スニッチ」を奪うまで、最終的に多くのポイントをとったチームが勝ち、というのが基本ルール。

また得点をとる方法は2つ。3つずつ用意されたゴールにボールを通したら10ポイント、「スニッチ」をとったら30ポイントとなっている。


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「スニッチ」とは、黄色いソックスにいれたテニスボールのこと。プレイヤー14名以外に、この「スニッチ」を持って逃げるスニッチランナーなる人がいる。
(下の画像の、黄色いソックスに入ったテニスボール)

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先述の通り、スニッチをとったら試合終了なので、スニッチをとったチームが勝つことがほとんどのようだ。

とにもかくにも、試合を見てみるのが一番早い。

2018年に開催されたWorldCupの様子がこちら。

これをみると、あれ、なんかボールめっちゃ多くない?となると思う。

そう、クィディッチではボールが5個ある。

①白のバレーボール×1:ゴールを奪うことができる
②黄のテニスボール×1:スニッチ
③青のドッジボール×3:相手にあてると一定時間行動不能にできる

②の青いドッジボールは、ビーターという役割の選手(各チーム2名ずつ)だけが扱うことができ、相手にボールをあてることで行動不能にさせることができる(自陣ゴールに触れることで復活できる)。

そしてなにより面白いのが・・・

プレイヤーは片手で箒を持つこと(笑)

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意味ある?これ?(笑)

と思うかもしれない。いや、そもそもハリーポッターの世界から生まれたスポーツであり、そこはいくら突っ込んでもしょうがない。

意味はあるのだ。

このクィディッチ、すでに世界では40カ国に2万人以上の競技人口である一方、日本では数百人と言われている

でもよく調べてみると、すでに日本にもクィディッチ協会が立ち上がっているんですね。

フィジカルコンタクトは基本的に禁止みたいだし、役割も結構明確に分かれているので、男女混同で楽しめそうなスポーツですね。

動画のように、フットサル場の空き時間を有効活用できそうだし、体験できるスポットは今後増えていくかも。WorldCupの優勝インタビューなどみても、まだ世界的に企業スポンサーはついていない様子。世界的に大学を中心に発展しているようなので、大学生世代にグローバルでブランディングしたい企業にはチャンスかも。

今後のクィディッチの成長に注目。

~追伸~

クィディッチで日本代表を目指す吉田さんのブログを発見。僕の記事よりクィディッチの情勢について全然よくまとまっていたので、ぜひご一読を・・・


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