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雪とお酒のまち(北海道上川町)

【まちnote #6】北海道上川町

人口約3,600人と小さいまちですが、年間200万人もの観光客が往来するそんな凝縮した魅力を持った北海道上川町について、その活動をメモメモ。

上川町の大きな魅力は、旭岳等の山々からなる「大雪山」にある、大雪山国立公園や大雪山層雲峡温泉、大雪山旭岳ロープウェイ等で、ダイナミックな自然を体験できることでしょう。また、日本で最も早い紅葉を楽しめるエリアとしても知られているそうです。

「大雪山ツアーズ」というサイトでは、このような、様々なコンテンツが紹介されており、旅人心をくすぐります。

3ヶ月の短期移住を体験したコピーライター・ぽんずさんのブログにもその魅力が詳細に語られています。

しかし、そんな魅力を持った上山町も、定住・移住の取り組みについては「他エリアに比べて10年遅れている」という危機感を持っていたそうです。

KMIKAWORK

そんな危機感の下で多くの取り組みが実行されていますが、その中でも面白いのが、自分も町も豊かにする働き方を生み出すプロジェクト「KAMIKAWORK(カミカワーク)」。

KAMIKAWORKでは、様々な形で主体的に上川町に関わることができるプロジェクトが用意されており、プロジェクトに関心を持った人が参加し、まちのブランディングや雇用創出に貢献できる仕組みになっています。

各プロジェクトは、大学生向け、都心部ビジネスパーソン向け、地域おこし協力隊に関心がある人向け、観光客向け等、様々な層に対して設計されています。

上記に挙げた4つの取り組みは、表層的には全く違う活動にも見えますが、主体的に上川町に関わることができるプロジェクト(つまりKADKAWORK)であるため、点と点がしっかりと面でつながでつながっています。

上川大雪酒造

KAMIKAWORKでは情熱ある個人の誘致に成功しつつありますが、上川町は企業誘致の好事例もあります。それが、上川大雪酒造の本社移転です。

上川大雪酒造は、2017年、三重県で日本酒の製造を休止していた酒造会社を上川町に移転させ、新十津川町から杜氏を迎えることで設立されました。

杜氏に就任した川端氏のインタビュー記事も併せて読んでいくと、日本随一である北海道のお米の質・量を活かした日本酒造りで上川町を元気にできるという確信めいたものを感じます。

その後の同社の成長は著しく、地域密着型の新しいビジネスモデルとして注目されています。

また、同社は、同じ十勝地方にある帯広市との連携し、大学構内に酒造をつくったことでも注目を浴びました。

本プロジェクトではクラウドファンディングで3,000万円を集めるほど、注目を浴びました。

「上川大雪酒造と帯広畜産大学が十勝の日本酒文化を取り戻す」というビジョンを掲げるこの取り組み、日本酒ファンとしてはたまりません。

オンラインショップも結構充実しているし、ふるさと納税で地域限定酒も購入できるみたいです。

でも、十勝エリアでしか買えないものもあるみたい。。。

KAMIKAWORKで情熱ある人が集い、日本酒を飲みながら雄大な景色に囲まれて過ごせる上川町。

はー、いってみたい!

気ままに更新をしています。マーケティング、フィンテック、スポーツビジネスあたりを勉強中で、関心があう方々と情報交換するためにnoteはじめました。サポートいただけると力がでます。どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m