ゲゲゲの鬼太郎について。いや、鬼太郎って、俺が小学生からやっていた特別なアニメなんすよ。
Future is hope, maybe. デルロットです。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、2020年三月まで二年やっていた、鬼太郎の感想です。ネタバレ感想につき、空白(スカイホワイト)ちゃんの次から始まります。ネタバレがイヤなら、DVDで見ましょー。
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
ゲゲゲの鬼太郎は、自分にとって特別なアニメなんですね。なにしろ小学校一年に入るか、幼稚園卒園くらいからやっていたアニメだから。この歳になっても見れたのはある意味奇跡。まあ幼稚園時代から成長してないって言われたら、グーの音もでないんですが。みんなあるでしょ?子供時代のなつかしさ。
時系列順に行きたいんだけど、今期の鬼太郎で、グッと引き込まれたのが、すねこすりの回。すねこすり。ねこ。ネコ。まあ、控えめに言って、超かわいいですね🐱
とても悲しい話です。大好きなばあちゃんと一緒にいたいだけなのに、それだけでおばあちゃんを苦しめてしまいます。その事実を知って、悪役に自らなっておばあちゃんから去っていく。音もなくすねこすりは大泣きする。
最初に見た時、僕は鬱になって、次に見た時、ポロポロ泣いてしまいました。40のおっさんが。40のおっさんが。
でも、次の次の回あたりで、鏡爺の回かな、すねこすりが鬼太郎の家の前を歩くシーンがあったんですね。ああ、鬼太郎の誘いか何かで、すねこすりゲゲゲの森で暮らしてるんだなあ、と想像しました。ここら辺から今回の鬼太郎に期待を持つようになりました。すねこすりかわいい🐈
後述するけど、今回の鬼太郎、表向きはなんかクールな、あまり考えていないたんたんとした感じなんだけど、内心、とても思い悩んでいたようです。最終回近くで明かされるんだけど。
二年も続く話なので、この記事もかなり端折るんだけど、まあ、中盤はダレてきますね。ナナシ、四将?西洋妖怪と続くんだけど、あんまかわらん?と。でも、一番印象的なのが、おそらく初めて鬼太郎が人を殺してしまうところ。(誤解がありそうなので追記。どうしようもなくて仕方なくです。)
この話が一話完結で、なかったことになってたらくだらない、って思うけど、最終回間際に複線回収です。
今回の六期は、これまであえて触れなかったであろうある意味タブーに触れています。妖怪と人間、どっちが悪か。
四期でも、人間の身勝手さに触れていました。鬼太郎が妖怪を退治しても、人間は何も変わらない。そのことに鬼太郎が嘆いていたシーンがあったと記憶していますが、次の話ではなかったことのようになっていた、かな?20年前、さすがにあやふやですが。
日曜午前9時のキッズタイムとは思えないほど、今回の鬼太郎は深いです。大人でも理解が難しい。僕は妖怪の味方のぬらりひょんのほうが正しいのでは?と思ってしまいました。
ぬらりひょん編は、できれば十話くらいやって欲しいテーマでした。なんなら鬼太郎とぬらりひょんで、妖怪会議みたいなのを30分かけてやって欲しいと妄想しました。というのも、
現代社会で、鬼太郎が人間を守る理由ってあるんだろうか、とは2007年あたりから思っていました。世間的にはどうかわからないけど、個人的に今期の鬼太郎はいろんな問題をつきつめた意欲作だと感じます。
表には出さずに鬼太郎はかなり悩んでいたようです。あらざるの地に行ったことが証明かと。
人間と妖怪の大戦争。この話、あと一話で収集つくの?と多くの視聴者が思っただろう、でも想像できる最良の終わり方だと思いました。最悪の終わり方、この話の続きは皆様の想像にお任せします、的な感じじゃなくてホッとしました。
次に鬼太郎をやるとしてあと十年近くかあ。自分が完全体のおっさんになって感性が衰えないか心配です。あと今回の鬼太郎でやることやりつくした感があるのでどうなるかな。逆に五期みたいに熱血な鬼太郎でもいいかな、と思います。すねこすりかわいい🐈
いい歳して鬼太郎で熱くなってしまった。好きなんだからしょうがない。アニメは深いんですよ、と複線を残しつつ終わります<(_ _)>。
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