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水瓶座の人は忖度が苦手?(西洋占星術─占いのはなし)

アラフィフの僕は30代のころから占いに興味を持つようになり
それは主に東洋のものだったのですが、ある時期から西洋の占術にも興味を持つようになりました。

最初は占い全否定派だったのですが
いつの間にかハマったのは、これが結構当たっている(ように思える)からです。

前置きはこれくらいにして
いきなり本題に入りましょう。
僕は、誰かの生年月日が分かると(著名人でもリアルの知り合いでも)命式やホロスコープ的分析をついやってしまいます。

うお座さんか……じゃあ、こんな感じかな……
偏見ぽく聞えるかもしれませんが、つい分析をしてしまいます。

今日は、水瓶座の人のはなしです。
僕はいろいろな星座の人を見てますけど
いわゆる忖度が苦手な人はみずがめ座に多いと思います。

というより、僕も実は水瓶座なんですけど
「忖度」を期待すると、一番裏切られ度高いのはみずがめ座の人だと思います。
水瓶座の人に「忖度」を期待するのはムダに終わることが多いでしょう。

水瓶座の人は、忖度というかたちのお付き合いと、忖度という処世術は不得手な人が多いのではないでしょうか?

「忖度」が苦手?
どんだけ王様してんだ?みずがめ座のヤツって?と思うかもしれません。

でも、水瓶座の「忖度」をしない(あまり)態度は、唯我独尊の王様的なそれとはビミョーに違います。
水瓶座の「忖度」をしない態度は、自ら「王」として君臨しようとするそれではなく、もっとアウトロー的なものだと思います。

「忖度」というのは、よい方にそれが出たときは(思いやり)(気配り)になるでしょう。
悪い方に出たときは、無意味なしがらみや複雑な手続き、誰も賛成していない何かを誰も動かせないという事態につながるでしょう。

「忖度」というのは、どちらかといえば、上下ヒエラルキーを維持する傾向があります。
つまり、「忖度」というのは、それが生じた時点で、ヒエラルキーの上下が確定していて、双方がそれを受け入れている必要があります。

これは、僕のまったく独自の分析なんですけど
水瓶座の人の眼球には、この上下のヒエラルキーを知覚する何かが欠けているように思えます。
他の星座の人は、複数の人が視界に入ると(会社とかで)、こっちの人とこっちの人ではこっちの人の方が上、だから、こっちの人を持ち上げなければ社会は上手く回るハズはないということを生得的に理解できるようです。

水瓶座の人は、そういった立ち回りをする確率が、12星座で一番低いと見ています。

でも、水瓶座の人にはなしを聞くと、特別コミュニティー破壊的というわけでもなく、むしろ融和的なことが多いでしょう。

水瓶座の人は、上下でできてるヒエラルキーに組み入れると、多分、12星座で一番早く窒息するかもしれません。
ですので、「オレの方が上なのになぜ挨拶にこないの?」「オレに認められなければ、悪いけどここで食ってけないよ!」みたいな感じの人からは逃げるかもしれません。

星座によっては、上下こそが人間関係の基本であり、上下があることが思いやりの発露の土台であり、上下なしに人間性の発露はあり得ないと考える人もいるでしょう。

しかし、そういった発想に基づく「忖度」をこの星座の人に期待すると裏切られる確率高いと思います。
それは、自分(こそ)が「王様」と考えているからというより、水瓶座の人の眼球の構造は、上下より水平を理想とするようなそれになっているからだと思います。

「忖度」をしないこの星座の人に、でも「新王」(たとえですが)になることは期待しにくいでしょう。
「王」と「臣下」という知覚構造がないため、その種の役割を受け入れることは期待薄でしょう。

こういった特質をもっているため、上下をその基本とする実社会では、落ち着く場所を見つけにくいことも多いでしょう。
一般処世術のスキルは低めなため、アウトロー的な存在や場所を指向してしまいがちでしょう。
そのアウトロー性を、自由人と好意的に受け取るか、忖度をしない無礼極まりない冷酷な人と捉えるかで、その評価は正反対になるかもしれません。

上下の圧力でこの星座の人に近づこうとすると、何年経っても距離がまったく縮まらないかもしれません。
そういう意味では難しい星座かもしれません。

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