(妄想)高校や大学にバイトの単位があればいいのでは?
僕は、70年代の人で、高校生のときがほぼバブルで、親がくれるこづかいでは買えないような欲しいものが当時沢山あった(ステレオとか楽器とかブランド洋服)ので、学校は一応禁止していたがバイトをしていた。
大学は挫折して、かなり引きこもったんだけど
バイトみたいなことへの免疫はあったので、どうにか一応社会復帰(?)をした。
いまは、30をすぎて、まったく一般の職場に免疫のない人が増えてるようだ。
それでも、芥川賞をとるような才能があれば構わないのかもしれないし
普通の仕事をまったくしない人生が、すなわち不幸だとも言い切れないけど
高校までで特に不登校ではない生徒も、その後に、一般の職場にほとんど関与しないままかなりの年齢になるケースも多いようだ。
高校のころバイトをしていた自分は、受験時に当然その報いを受けて
浪人(2浪で宅浪)したが、でもどうにか、たまたまだろうが、奨学金を得て進学した。
で、個人的には、高校のころのバイトって
偏差値65以上の難関校は絶対に譲れないっていうんでなければ、そんなに悪くないと思う。
大学生も、超難関企業や上級公務員に受かるとか、大学院は譲れないっていうんでなければ、どうしてもこれをやりたいというのがなければ、バイトはそんなに悪いことだと思わない。
ただ、普通の民間企業だと、競争が激しくて、時給が安くて限りなくブラックなところも多いから、高校生や大学生がいくと、逆に将来を悲観する可能性もあるから
「公」がオーガナイズして、ペットボトルやその他の清浄とか、そんなにハードではない職業経験を履修過程にとりいれたらと思う時もある。
SNSより全然つまらない!
いや、若いうちにある程度つまらないことに慣れてるほうがいい場合もある(ものすごくクリエイティブで将来性のある人を除けば)
たとえば、代数・幾何と化学を履修しない代わりに、バイトで埋め合わせるとかだ
もちろん闇バイトは対象外だ。
まったく個人的なはなしだが
現役のころ、難関校なんかは視野になかった自分は
古典や数学の授業はほぼまったく聞いてなかった(赤点再試験がない学校だった)
高校生の体力を考えれば、こんな時間はもしかすると、バイト先で肉体を動かしてるべきだったかも
もちろん、高校生をバイトみたいなフィールドに出すのはリスクもあると思う。
でも、それより、30歳をすぎたあたりで、バイトを含めた一般の職場にまったく免疫がない人を量産するのがすこし怖い気もする
くりかえすけど
一般の職場にかかわらないまま生涯を終えるのが絶対に不幸だとは言わないし
むしろ、一般の職場にかかわってしまったおかげで早死したり、決定的な障害が発生する場合も沢山ある
ただ、なんか、高校生や大学生が、バイトとかで単位に変えられる制度があってもいいんじゃないかという気もする
まったく個人的な妄想でした
御一読ありがとうございました
(あとがき)
もし、そのアイデアが実現して
あとの世代から「ヤツは竹中平蔵なみの戦犯だ!」とかこき下ろされたら?
いや、そこまで心配するなら、口にガムテープ貼ったほうが早いし
何も書けないけど
なんていうか
アラフィフの僕の世代よりさらに上の世代が、配達とかにシャカリキになってる一方で、肉体的にはパワーがあるハズの若い世代が、一般の就労を完全忌避してる人が増えてるのがちょっと心配な気もしたというはなしです。
民間は、この不況下で、どんどん高度かつブッラク化が進んでる気もするから、就業経験の乏しい人と、一般社会の橋渡しがないと、どんどん両者の溝は深まるのではと危惧した次第です。
若いうちは、働くより遊ぶが大事という意見もあるかと思いますが
今の若者の遊びって、スマホかゲームか部屋の中に閉じこもるものでしょう?
30過ぎて社会にでるには、今日の社会って、レベルが高いっていうかキツすぎるっていうか
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