水瓶座のわたしから見た、西洋占星術による性格分類(多少、偏見あり)
星占いってありますよね?
あの、今日のうお座やてんびん座の運勢みたいなヤツです。
そのうお座やてんびん座とかっていうのは、全部で12種類ありまして
それは、明日や今年の運勢を占うのが主流ですが
ある人の性格を読むのにも使えるんです。
西洋占星術は、僕は流年運とか歳運みたいのを見るのには実はあんまり使ってないっていうのが正直なところです。
たとえば、みずがめ座の来年の運勢とかって、妹が「an・an」(雑誌)とかを買ってくると必ず見てました。
でも、正直○○座(うお座でも何でも)をひとくくりにして「今年の……」ってやるのは難しい部分もあるような気がします。
そこそこいい大学に受かったばかりのてんびん座の人と、刑務所に入る展開になってしまったてんびん座の人とでは、随分はなしが違ってくるような気がします。
そこで、僕は、いわゆる西洋占星術は、主に「性格」などを読むのに使うことが多いです。
で、そこで、12星座による分類は以前(別の記事で)やっていて、最近はまっているのは
12の分類ではなく、4分類です。
12の星座は、それぞれ、「火」「土」「風」「水」の4エレメントに収まります。
今回はこの4分類で考えます。
前置きが長くなって、何だそれ?ってはなしになりそうなので
さっそく、その4分類をやりましょう。
①から④に段落わけして説明するので、あなたの星座、もしくは知りたい人(気になるあの人)の星座の該当する段落をよかったら読んでみて下さい。
段落分けは以下の通りです。
①火の星座(おひつじ座・獅子座・いて座)
②土の星座(おうし座・おとめ座・やぎ座)
③風の星座(ふたご座・てんびん座・みずがめ座)
④水の星座(かに座・さそり座・うお座)
えっ、何月何日が何座か分からない?
スミマセン、では、そういう人のために一覧を設けましたので参照してください(分かってる人は飛ばして下さい)
3/21➤4/19⇒♈おひつじ座⇒火
4/20➤5/20⇒♉おうし座⇒土
5/21➤6/21⇒♊ふたご座⇒風
6/22➤7/22⇒♋かに座⇒水
7/23➤8/21⇒♌しし座⇒火
8/22➤9/22⇒♍おとめ座⇒土
9/23➤10/23⇒♎てんびん座⇒風
10/24➤11/22⇒♏さそり座⇒水
11/23➤12/21⇒♐いて座⇒火
12/22➤1/19⇒♑やぎ座⇒土
1/20➤2/18⇒♒みずがめ座⇒風
2/19➤3/20⇒♓うお座⇒水
あなたとあなたの気になる人が「火」の星座か「土」か「風」か、はたまた「水」の星座なのかはわかったハズ。
では、以下、本文へLet's go!
(注)あくまで、みずがめ座のわたしにはこう見えるという多少偏見(のような)も混じってるのをご了承下さい。
①火の星座(おひつじ座♈・しし座♌・いて座♐)
これらの星座の人は(みずがめ座の私から見ると)「つぇえ(強い)……」っていうタイプの人が多いです。
マンガの『ドラゴンボール』でいう「戦闘型」「戦士型」(若い人には通じないか?)ばっかりのような気がします。
熱いファイタータイプです。
現世肯定的世界観を持ち、自分の理想に果敢にアタックしていきます。
現世的な場で頭角を現わすのは時間の問題、いや既に頭角を現わして、ひとかどの人物として、そこそこ名が知れ渡っているかもしれません。
「勝つ」ことに燃えるタイプも多いように見えます。
このタイプは、世界を「武将」の観点から眺めているように見えます。
「武田」と「上杉」がああ動いたか、ならば……みたいな視点で世界を眺めてるように見えます。
「天下取り」を目指すオーラが常に漂っているようにも見えます。
「火」の星座の人とは、その世界観に抵触して、理想を目差しひた走る行軍を横切って妨げなければ、元気をもらえることが多い気がします。
その人の世界観は、わりとハッキリ打ち出してることが多く、そこをまわりに合わせて韜晦したり、「ですよねぇ~」みたいな相槌でまわりに合わせてごまかすことは少ないように見えます。
この人に心配があるとすれば、それは(バーンアウト)でしょう。
常に、メーターがレッドゾーンを指すギリギリのところで奮闘しているので(バーンアウト)の懸念があります。
②土の星座(おうし座♉・おとめ座♍・やぎ座♑)
これらの星座も、ある意味「つぇえ……」って感じます。
ただ、それは先ほど述べた「火」の星座の「戦闘」といった、圧倒的パワーでぶち抜けるみたいな感じではなく
もっと地味な「根性型」とでもいう感じなのです。
地道な継続は得意技のひとつではないでしょうか。
先ほどの「火」の星座が、理想の旗を掲げるリーダータイプなら
「土」の星座は、実務に秀でてるタイプが多いのではないでしょうか。
「こうして・こうして・こうすれば、この時間内に作業が終わります」と仕事の段取りもうまく、また実作業にも優秀性を発揮します。
現場みたいな場所で「土」の星座と仕事をすると、大抵すごく捗ります。
また、ものの値打ちを一瞬で見抜きます。
「この刀を作るのには、相当な歳月を要しているようにお見受けしますが」
と、一瞬で分かってしまうのです。
「土」の星座にウソごまかしは効きません。
この星座の人には「信用」は重要なファクターです。
ただ、この星座は、みずがめ座の私から見ると
人より「ルール」や「秩序」「信用」が大事と考えてるようにも見え
たとえば、「この人はルールを破ったのですから、規則にしたがって、当然首を斬らせていただきます」とでもいうような果断さが表に出ることもあり
他の星座は、「何もそこまでしなくても……」と内心思っていても口には出せない場合もあります。
自分にも他人にもかなり厳しい人が多い印象です。
いわゆる「自信家」であることは少ないでしょう。
一緒にいると、何か軍官舎にでもいるような気分になることもあり
会社などで毎日会ってたころは上手くいってても、メールやLINEだけの関係になると、いまのところですが、もっとも関係が崩れやすいのは「土」の星座の御仁です。
みずがめ座のわたしは、やや根性なしなので、まいにち会うわけではない関係の人とこじれても、もう一度、自分から「軍官舎」に戻ることは基本ありません。
「土」の星座は、みずがめ座の私から見ると、顔を合わさない限りは上手くない気がします。
「電信」とか「通信」オンリーになると、もっとも関係が崩れやすい気がします。
でも、それは他の星座も一緒かな。
とは言え、実務能力に秀でて、目的達成への段取り能力も高く、またいわゆる根性があるタイプに見えます。
③風の星座(ふたご座♊・てんびん座♎・みずがめ座♒)
この星座は、パワーで他者を圧倒することもなく、また根性があるようにも見えません。
「勝つ」ことや「争う」ことにも燃えないのではないでしょうか。
誰かに勝ったり、また、誰かと争った挙句の自己確立をあんま考えないというか……
いわゆる、ごくフツーの意味での現実原則でできあがってる現世に忠実でないというか、そこから離れたところに、思想や存在を築こうとしてるようです。
現世から、ビミョーに遊離してるのです。
たとえば、「土」の星座は実務家ですから、結果や評価・評判は大事です。
料理を「別においしいと言ってくれなくてもいい」とはあまり考えませんし、「マズい」などと言われれば、落ち込みは頂点です。
「火」の星座も結果は重要です。
結果を勝ち取ってナンボの人生であり現世だからです。
ところが、「風」の星座は結果に対するこだわりは多分低めです。
「結果なんてさ、結果でしかないからさ……、それより今日これから飲まない?」 こんなノリでしょうか。
結果にあまり左右されないのは長所でしょうが
逆に、現世的な結果にこだわり度が薄いのがわざわいすることもあります。
マイナスすると、遊離かつ逃避的な傾向が強まります。
うまくいけば、現世(既にある)を相対視する視点を持ちえます。
客観視できることもあります。
しかし失敗した場合は、他の星座から見ると、言い訳をして逃避してるようにしか見えません。
ただ、これは仕方のない部分もあるのです。
というのは、「風」の星座にとって、他の星座が血眼になって追及している、現世的な「勝ち」や「結果」を出すことがピンとこなかったりしっくりこなかったりするのです。
つまり、カタルシスの基本形が違うのです。
「ビッグサクセスなんかを目指すより、君と会って、ちょっと飲んだり、おいしいものを食べたりしたほうが有意義なんじゃない?それよりさぁ、資本主義社会って狂ってるよね?どうして他の連中はこの化け物に何も思わないんだろう」
他の星座にはチャラ男な負け組のだらしない言いわけにしか聞こえません。
「風」君も、成功に熱中しない自分を自信を持って全肯定してるわけでもなく、多少の引け目はあるのです。
ただ、何か、やっぱりどこかしっくりこないのです。
しっくりこないといっても、たとえば、「火」の星座みたいに現実のほうを変えるパワーも覇気もありません。
こんな「風」の星座は、おなじく「風」の星座であるみずがめ座のわたしからすると、お喋りをするにはいい相手です。
ただ、ふたりとも、現世で現実的に成り上がろうとするパワーや意思が希薄なため、はなしだけになってしまいやすいところがあります。
「風」の星座はいまのところこんな風に見えます。
④水の星座(かに座♋・さそり座♏・うお座♓)
この星座は、人の気持ちが分からないなどということは基本ないと思います。
常に心情という視座からものを考え
これを大事に考えます。
人の気持ちが分からない「唐変木」の類いが苦手でキライです。
なので、「水」の星座は、当然他の人も自分の気持ちを言わなくても察してくれるだろうと考えます。
「水」の星座のこの期待は、当然ですが頻繁に裏切られます。
「水」の星座の人を思い返してみると
「何か言いたいことあるけど、黙ってるよね?」みたいな感じの人が多かった気がします。
「水」の星座の人の抱えてることは、多く「心情」と関係してるように見えます。
つまり、「水」の星座の人の世界は「心情」を軸にできているとも言えるでしょう。
「水」の星座にとって、たとえば、テストの成績や売り上げがトップだったなどということは大した喜びではありません。
それは自分だけのことでしかありません。
「心情」を軸にしている「水」の星座にとって、「WIN」というような概念は多分重要な意味を持ちません。
この辺は「火」の星座とすごく違うところでしょう。
「こころ」や「心情」を大事にする「水」の星座は、当然現世で傷つきまくり
そのせいか、宗教・占い・スピ界隈で頭角を現わすのは「水」の星座が多い印象を受けます。
みずがめ座の私から見て
「水」の星座の人との関係を思い出すと
言いたいことがある感じだけど、結局だまっている。
分かり合えそうで、結局分かり合えないような、だけどでもどこかで分かり合えるんじゃないかという気もするような不完全燃焼感が続くことが多かった気がします。
(あとがき)
noteは今度の5月でまる四年ですが、色々な意味で暗礁に乗り上げ気味というのが正直なところです。
リアクションやPVが、とか、ビジネスにつながるか否かということだけでなく、私生活との兼ね合いをも含んだ部分も入れてです。
比較的融通が利きそうな「風」の星座のわたしも、様々な他者のいる坩堝のような空間では様々な苦しみは当然あります。
そこで「あの人はどうしてああなんだろう?」と考えたとき、西洋占星術の性格分析をするとしっくりくることもあります。
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12星座ではなく4分類にしたのは
はなしを初心者向けにしたかったというのと
あと、自分が齢をとったせいか、複雑な分類が面倒になってきた部分もあります。
昔は、血液型の4分類みたいのに不満がありました。
「4つじゃ少なすぎる!」と不満でした。
占いも、たとえば144類型とか1048分類とか、どこまでも細かい類型化は可能なんだけど、あんまり細かい分類より少し単純化したほうがよく見えてくることもある気がしています。
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