伝えるために必要なこと



仕事や指導、人間関係でうまく話せないと悩んだことありませんか?

「伝えたいことが、うまく伝わらない」
「話がまとまらずに、説得力に欠けてしまう」
「言ったことが相手に伝わっていなかった」

このような思いをしたことがある人は沢山いると思います。
さらに自分の考えを的確に伝えるためには、どうしたら良いか解決方法を探して精神的にストレスを感じてしまっていることがあると思います。伝える力を伸ばすために自分自身で考えるのは、とても大変です。

伝えたいことを正しく伝えられるということは、仕事や指導、人間関係においてとても重要なスキルです。
伝わったということに自信がつくようになれば、存在感のある発言をすることもできるようになります。

「説明が苦手」という方は、説明する機会がなかった、もしくは、少なかった。
ことが原因です。
つまり、説明する準備が足りないことです。

そして、伝える力は、センスではなく努力で鍛えられます。

伝え方を学び、日常のコミニケーションに役立て下さい。


1【伝えるという行為について意識すること】

伝え方に入る前に重要である伝えるということはどんなものかポイントを抑えましょう。技術ばかり詰め込んで取り繕ってもすぐに上辺なのが伝わってしまいます。
そうならないようにするために意識しましょう。
意識することで相手への伝わり方が変わります。

1-1うまく伝えられないのは、努力不足


うまく伝えることが出来ないのは、自分自身の準備不足や努力不足です。
多くの人は、ごく最低限の「伝えなければならないこと」しか伝えられていません。
自分の思っていることを正しく伝えるには、ごく最小限の内容では、伝わりません。

伝える内容や伝え方ということを考えたり、伝えることをたくさん行って鍛えていかなければ上達しません。

例えば、論理的に伝えたいのであるならば、筋道を立てて伝えるべきです。話があっちこっち行っているような話し方にならないように気をつけないといけません。

その筋道を立てる行為こそ努力することになっています。
伝えるのが上手いと感じる人は、しっかりと考えて努力をしている人です。

1-2伝えることは時間を使うこと

伝えるという行為は、お互いの時間を使って自分の知識や経験を話すことです。
大切なのは、「お互いの」というところです。
自分自身の時間は、すぐに意識できると思います。
しかし、相手の時間も使って、伝えるという行為をしています。

相手のことを思いやって、伝えなければいけません。
良いこと悪いこと、様々なことを伝える必要が出てきますが、どれも同じだけの時間を使っていることを意識しましょう。

無駄に時間を使ってしまうような伝え方はできればしたくないですね。
相手を思いやることです。

1-3相手の目線を意識する。


伝えたい内容をもとに、聞き手の目線になって話すことを考えましょう。
自分が話していることが聞き手にとって難しい内容であったら、それだけ伝わりにくくなってしまいます。

使っている言葉やフレーズが理解できていないこともありますので注意しなければなりません。
聞きやすい順番でできるだけ簡単に伝えましょう。

2【身に付けることで変わる。「伝える」技術】

ここからは技術的なことです。
技術を身に付けることはすぐにできないこともありますが、ダンダンと染み付いていきます。
継続して取り組みましょう。

2-1相手に合わせて伝える。

相手の立場、様子に合わせることで伝わり方が変わってきます。
立場や様子というと、時間であったり年齢であったり取引先であったりなどです。

例えば、自分が詳しいことを全く関わりのない人に専門用語を使って話しても伝わらないです。
今まで関わったことのないような、専門科学について語ろうと言われても困っちゃいますよね??

そのようなことが自分自身の伝え方でも起こっている可能性があります。


2-2内容を明確にする。

伝える内容は明確にしましょう。
あなたが何を伝えたいのか、何を知らせたいのか
また、何をして欲しいのかを明確にしてあげましょう。

具体性に欠けるとそこから認識の違いが出てきます。

数字や手段などが伝える内容に入ってくると具体的になります。

簡単な例では、「家でご飯を炊いておくのをお願いした」とします。

「ご飯炊いておいて」よりも「18時までにご飯炊いておいて」の方がお願いされた方はやることを整理できます。

2-3終わり方にこだわる。

話が終わりになることを伝えたり、重要なことを最後にするのが効果的でもあります。
「最後に言いたいことは」「最後に」などと終わりを告げると聞き耳を立てやすいので効果的です。


2-4重要なことは強調する。

特に伝えたいことは、強調しましょう。

繰り返し伝える。
特に強調したいものは声の音量を少しあげる。
「すごい重要なことなんだけど、、、」と伝えたい内容の前に言う
などがあります。

聞き手が重要そうなことだ!とわかるようにしましょう。



2-5 長い時間話さない。

伝えたいことをまとめて、さぁ話すぞ!ということでついつい話が長くなってしまう時があると思います。
もしかしたら、長くなっていることに気がつかないこともあります。
話している方は夢中になってしまいます。

しかし、これは伝えたい内容が多くなるのに反比例して伝わりにくくなります。
長ければ長いほど特にです。

聞いている方は、いくら集中して聞こうと思っても内容が多すぎたら聞ききれないです。

そんなの教えてやってるんだから聞くべきだっていうのは、根性論です。

もし、同じ内容を言うことになってしまっても、短い時間で繰り返し言われる方が頭に残ります。

2-6コミュニケーションということを意識する。

一方的なものであっても、あくまでコミュニケーションということを理解しましょう。

相手の表情や様子から柔軟に話を進めることが必要です。
相手の様子をよく見て話しましょう。

話が理解できてなさそうなのにも関わらず、どんどん話して聞き手を置いてきぼりにしてしまうようなことはよくありません。


2-7 話の構成を意識する。

話の構成。
結論を先に言ったほうがいいんでしょ
と思った人がいると思います。

しかし、それは自分と同等か近い条件下の場合です。


3【まとめ 】

伝え方の方法はたくさんあります。
しかし、一番重要なことは、自分自身で努力をすることです。
様々な方法に触れてみるのもとても大切です。

記事を書いている僕も話が伝わらないことがたくさんありました。
その度に何がわからなかったか、聞き手に質問したり、
本を読んで勉強したり、自分自身に伝える練習をして改善したりしてきました。

この記事を読んでいる方は、頑張ろうとしていることだと思いますので、
諦めずに続けていってください。

勉強をするということで、前に進んでいますので、成果が実感できるのはこれからです。

自分自身の伝える力を伸ばして、慕われる存在になりましょう!!

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