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私の奨学金事情(理学療法士)
こんにちは。
今回は私の奨学金事情について、また奨学金への考えなどを話していければと思います。
まずは奨学金事情についてです。
結論から言うと私は奨学金を600万円借りました。
月に25800円ずつ返して完済は40歳の予定です。
では、少し僕の紹介をしていきます。
私は田舎に生まれ、田舎で育ちました。
私の実家は父が自営業、母はパートで働いており、
弟2人と祖父母の7人暮らし。
家は曽祖父が立てた、古い一軒家です。
まぁ田舎特有で土地は安いので家も広いです。
私は現在、理学療法士として病院に勤務しております。
1年目で総支給は約22〜23万、手取りは19〜20万です。
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奨学金を借りなければいけなくなった経緯について
私の通っていた高校は大体の人はなりたい職業がないが、大学にはいきたいからとりあえずここに入れば大丈夫と言われているそんな学校でした。
偏差値は毎年変動はありますが56〜60ぐらいの中堅?中の上くらいの高校ですね。
普通科というなんの特色もないところです。
以前、理学療法士になぜなりたいと思ったかについては書いているので省きます。
よろしかったら読んでみてください。
学校生活を送る上で理学療法士を目指したいと思いました。
そうなったら次は学校です。
理学療法士になるには学校に通う必要があります。
4年制大学
4年制専門学校
3年制専門学校
これらから選びます。
私は真っ先に4年制大学を選びました。
理由としては、いくら同じ国家試験を取ったとしても大学卒と専門卒では給料が異なったり、学歴コンプレックスになってしまったりする可能性が高かったからです。
また、専門学校は国試を受かるための学校であり、大学のように研究についてや、ゆっくり知識を深めることがなかなか難しいと聞きました。
私は昔から人に負けることが嫌いで、プライドが高かったのも一つの理由です。
次にどこの大学にしようかという問題です。
やはり狙うは国公立の大学でした。
学費が段違いに安いです。
しかし、ここで大きな失敗をしてしまいます。
親から大学に行くなら一人暮らしはだめ。
家から通うようにしなさいと言われました。
私の家から通える大学で理学療法士の勉強ができる国公立大学はありませんでした。
ここで私立約600万の費用がかかることが確定しました。(国公立は約300万)
この時、私は学費を親が出してくれるためこのようなことを言っているのだと思いました。
しかし両親は高卒だったこともありこの時、ここまでお金がかかることを知りませんでした。
そして、自宅から通える大学で最も偏差値の高い私立大学を受けることに決めました。
高校では勉強も頑張っていたため、テストは毎回10位以内、内申点は4.8(最大5.0)をもらっていたこともあり、公募推薦により合格することができました。
合格を聞き、喜んだ両親でしたが、この時まだ両親は学費について確認をしていなかったのです。
パンフレットも渡していたこともあり、両親は学費について既に知っているものだと思っていました。
両親は学費をみて愕然。
無理だと言って慌てている。
推薦合格は合格したら必ず入学しなくてはならないと決められている。
後戻りはできなかった。
今思うと、300万なんて自分で稼いで返していけばよかった話。国公立目指したらよかったじゃんって。
しかし、高校生にとって300万を返していくことがとても難しいことに感じていた。
そのため、家から通うことで親が学費出してくれるなら私立でいいやと思ってしまったのが失敗だった。
そこで奨学金制度を知ることになる。
600万円借りることで入学することになった。
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足枷がついてのスタート
奨学金はただの借金。
これを忘れてはいけない。
私は40歳まで毎月2万6千円を返済し続けなければならない。
手取り20近くあっても毎月2万6千円の支払いはかなりきつい。
そしてこれが40まで続くと言うことは、結婚にも関わってくるし、ましてやその後の養育費にも大きく関わってくると思う。
理学療法士はなかなか給料が上がらない職業として有名であるため、かなり苦しいと思う。
そのために今何をして、今後どうして行くのか。
目標を持って次のステップを踏んでいかないと理学療法士で奨学金がある人は生涯独り身で困窮していく可能性があることを忘れてはならないと感じた。
今から理学療法士になるため多額の奨学金を借りようとしている人はこの現状を加味した上で考えてほしい。
私と同じにならないように。
また、奨学金なしで両親のお金だけで大学に行かせてもらっている人、その予定の人は、以下にそれがすごいことか、ありがたいことか理解した上で勉強し、就職してほしいと心から思う。
親の金でサークル、飲み会、バイトに明け暮れ遊び回っている人たちが本当に羨ましかった。
将来、借金スタートじゃないとこんなにお気楽なのかと。
そんなことを言っても何も始まらない。
自分の子供には奨学金を借りなくても済むよう準備してあげれるよう頑張っていきたいと思う。
お金がない中で協力してくれた両親には本当に感謝している。今後還元していかないとな。
おしまい。
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