100字物語「少年のさがしもの」#第13話

少年は無限を探していた。テスト勉強に飽きた深夜。小銭をポケットに突っ込んだ。コンビニまでの道。吐く息が白い。車のライトが闇を運ぶ。駐車場の隅で光るキャッツアイ。南の夜空にオリオンの三つ星が瞬いていた。

(to be continued)


毎回、ぴったり100字で1枚のフォトジェニックなショート・ショート風ストーリーを連載。100話完結をめざし、物語をつなげていきます。テーマは、少年のさがしもの。何がみつかるかは、お楽しみに。

サポートをいただけたら、勇気と元気がわいて、 これほどウレシイことはありません♡