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発達デコボコ息子とわたし #139   ひとりだけの卒業式


息子の小学校の卒業式は当初、先生と卒業児童のみでしたが、健康な保護者2名までの参加が可能になりました。

息子に聞いてみました。
「卒業式はどうしますか?」(簡単な流れをおしらせして、筆談で伝える)
①卒業式に出る(小6のみんなと一緒)+お母さん、お父さんも一緒
②卒業式にでない→後でお母さん、お父さんと一緒に先生に会いに行く(賞状を貰う)
③卒業式に出ない→○○は学校に行かない→お母さんとお父さんが賞状を貰いに学校に行く
④その他

結果は②となり、卒業式前日に何時ごろに行けばいいか聞きました。
夕方16時過ぎとなり、その頃に家族3人で小学校に出向きました。

支援級の担任の先生と主任の先生、教頭先生、校長先生が出迎えてくれて、校長室で卒業証書を校長先生から受け取りました。
写真も撮り、荷物や記念品を貰って、学校を後にしました。

短い時間でしたが、とても温かい時間でした。
校長先生は、息子が教育センターに通い始めた時に、センター長だった人です。
息子と一番長く付き合いがある先生でした。
校長先生にお礼を言い、支援級の先生にもたくさんのお礼とお礼の品を渡しました。

息子の小学生時代の6年間は、息子も私もたくさん涙を流し、心身共に傷ついてボロボロになりましたが、放課後に先生に会いに行くということを認めてくれて、毎日息子が学校に電話することも咎められず、息子のペースで付き合うことができました。

6年生の1年間は昼間小学校に足を運ぶことはできなかったけれど、支援級の担任の先生とのつながりが持てていて、それだけでも息子が小学校とつながっていることになって、私としてもよかったと思います。

小学校最後の日も、学校が難しいかもしれないとおもっていましたが、区切りがつけられてよかったです。


#自閉症スペクトラム #発達障害 #支援級 #不登校 #卒業式 #ひとりだけ

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