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発達デコボコ息子とわたし #167 自閉症スペクトラム息子が選べる居場所 ~中学生編~【支援級】

自閉症スペクトラム障害を持つ息子の居場所を紹介したいと思います。

【支援級】

小学校や中学校に「支援級」という場所があるのはご存知でしょうか?
私は息子の障害を知るまでは、なんとなくそんな教室があるんだ位の認識でした。

支援級は、主に障害を持っていて何かしら個別の支援が必要な子どもが籍をおけるところです。
私たちの住む自治体では、決められたIQの数値より下の数値がある子どもがクラスに入れることになっていました。
また、障害の診断を受けていることも判断基準にありました。

息子が小学生3年生で自閉症スペクトラムの診断を受けていたものの、IQ数値が基準よりもあったため支援級に入る条件が揃わず「支援級には入れません」と言われていました。
私が当時息子が通っていた教育センターの先生に掛け合い、診断があることで籍を動かすことができました。

支援級は1クラス8名以内で先生が1名です。
通常級が35名前後に先生が1名と比べれると、手厚い支援が受けられます。

支援級は「知的障害」、「自閉症・情緒障害」などのクラス分けがあります。
息子は「自閉症・情緒障害」に籍を置きました。

小5の1年間で一番通えた時は週4日通うことができました。

支援級は、
・先生がひとり一人をじっくり見ることができる。
・勉強よりも活動に重きが置いてある。
・身体を動かすことを大事にしている。
・校外学習が多い
・他校の支援級との交流も多い
という印象を持ちました。

うちは不登校ということもあって、支援級の先生とは毎週3回前後電話で話し、夕方登校をしていました。

中学のクラスも本人が支援級を選びました。
現状、通えていませんが、

中学校の支援級は
・将来の就職を視野に入れている
・本人の自立をサポートする

場所だと思います。

タイムカードの機械もあり、学校に来た時と帰る時に押します。
小学校の支援級でもありましたが、畑仕事や手先を使って物を作ることも積極的に行っています。
支援級の子ども達用の部活も作られていて、週1回身体を動かしたり、制作をしたりしているようです。

担任の先生からもよくお電話をいただき、とても親身になって息子のことを考えてくれているのを感じます。

あとは、本人の気持ち次第ですがね~。


#自閉症スペクトラム #発達障害 #支援級 #不登校 #中学校

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