[マイクラ×絵本]趣味で制作したアドオンからサーバー公開に繋がった記録
私がインスタで仲良くさせていただいている相互フォローの方の絵本の、のりものたちは優しい顔をしていてかわいい。
その絵本の名前は「ひなタウンへようこそ」という絵本である。
この絵本は、「いのうえ ひなたさん」が絵を書き、絵本作家の「しょうじあいかさん」が物語をつけてできた絵本である。
いのうえ ひなたさんは知的障害を併せ持つ、私と同じ自閉スペクトラム症である。最近は、テレビ番組で全国、海外でもひなたさんについて放送があった。
↑ 日本語版の放送+αの記事です。
↑ 海外版、日本語版をみていたので、かろうじて内容はわかりましたが、私が聞き取れたのは名前とpaintingだけでした(笑)
↑ しょうじさんが運営している「絵本やだっこさん」のHPです。
大好きな、ひなタウンの「乗り物たち」が大好きなマイクラで動いたら楽しそうだなぁということから、試しにアドオン(簡単に言うと、マイクラというゲームにアイテムを追加するデータ)を作ってみることにした。
最初は、絵本の中で大好きな「ショベルカー」を制作した。
テクスチャーの色は原画に寄せているが、私自身に視覚過敏があるため、その点は少し明るさを抑えた色にした。
これらのデータをエクスポートし、マイクラへインポート。動作確認やプレイヤーの座る位置などを見ながら、コードを修正していった。
↑ 消防車の「しょぼきち」、パトカーの「ぱとるんた」も「ショベルカー」と同じように制作、修正を重ね制作した。ボタンを押すと「ひなタウンへようこそ」の絵本の文が出てくる。
乗り物以外のアイテム、ブロックをMcreatorというアプリで作成。「ひなタウンへようこそ」の本は本と染料で作成できるようにし、作成した本たちでブロックになるという仕様にした。
せっかくできた作品なので、他の方にも見てもらいたくなったが、今回は私の完全オリジナルというわけではないため、ひなた君のお母さま「信子ママ」に急遽動画を送り付け(笑)、「これ投稿してもいいですか?」と許可をいただくことに。幸い、すぐに快く承諾していただき、インスタに投稿した。
「信子ママ」、「しょうじさん」掲載許可をいただき、ありがとうございました。
この投稿が思いのほか反響が高く、コメント数も過去一であった。とにかく嬉しいことに次から次へと嬉しいコメントが来る。アイデアも色々来る。何なら「パトカーのぱとるんたのスピードが遅くて、悪い人がつかまらないかもしれない。心配。」といった優しいお子さんのご意見もいただき、今までにない大量のコメントに頭フル回転で返信しながら、アドオンの制作、修正を重ねた。
ひなた君、基本は乗り物の絵を書くのだが、犬猫ブームがあったらしく、最近は、フォロワーさんたちから依頼されたペットの絵も描いている。
コメントの中に「みんなのペット編を!」といったものがあり、第一弾で「ベルリンちゃん」を作ってみることに。ほかにも色々アイデアいただいたが、私の技術不足な面もあり、できそうなものから作っていくことにした。
↑ 私の肩に乗っているのが制作した「ベルリンちゃん」。このとき、ぱとるんたのスピードを4.5倍に増加した。
このころから私のもとにも信子ママのもとにも、「実際に遊んでみたい!」と連絡がくるようになった。
私が、すべてのキャラクターを作り終えることができるかわからなかったため、その時点で完成していたキャラクターを公開することにした。前述の動画のままの草原では味気ない。「1週間、時間をください。」と連絡し、急遽、「マイクラひなタウン」の体裁を整えつつ、新キャラを少し追加した。(下の3枚目に動画があります。)
招待した人であれば、誰でもいつでも遊べるようにしていたかったため、Realmsというマイクラ公式サーバーを1ヶ月借りることにした。
一斉に入れる人数でコースが変わる。最少人数にするか、最大人数にするかで悩む。「少ししか人が来ないかもしれない😓」と悩んでいたところ、隣で母が「ケチケチするな!Maxコースにしなさいよ!😤」ということで、最大10人程が一斉に遊べるようにした。(このときMaxにしておいてよかったと今では思う。)
(追記、サーバー費が心配だったのではない。誰か来てくれるか?楽しんでもらえるかが心配だった😅)
上記のように、絵本コーナー以外は自由につくったりして遊んでね。というコーナーにしていた。最終日に少ししか作品ができていなかったら悲しいなぁと思っていたが、数日で稀有に終わった。
「マイクラひなタウン」の進化についてはまた次回。ここまで読んでいただき、ありがとうございました☺️
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