採算性を気にして見えてきたこと
今年の家庭菜園の採算性を気にしてみることにしている。
数値化することでいろんなことが見えてくる。
採算性に着目すると
①作りすぎると単価が下がる。
→ だから廃棄するんだ。
②時期をづらさないと単価が下がる。
→ 温室栽培などが必要なんだ。
③単価の高いものを作らないとダメ
→ イチゴなどの果物や野菜のブランド化、6次産業化が重要なんだ。
④人件費の負担がとても大きい(だろう)
→ 収入が低くなる。だから、就農人口が減るんだ。
だから大規模化、機械化が必要なんだ。
逆に、観光農業のようにお金を払って労働している人もいる。
①について
ネットが普及して現在であれば、廃棄せずに食べる仕組みの構築の可能
ここで、解決すべきは物流かもしれない。
また、スーパーコンピューターの速度がもっと上がれば、気象の予測に基づいて、過剰生産にならないように適切な作付け量などAIが教えてくれる日が来るだろう。
②について
単価の面以外に畑面積当たりの生産効率の視点もあるように思う。
これについてもシミュレーション技術の進化により、違った答えが出てくるように感じる。
③について
ブランド化や6次産業化は地域の活性化にもつながるのでどんどん取り組むべきだと思う。
また、漬物などは①の解決策にもつながると思う。
④について
農業のスマート化はマストだと思うが、大規模化は本当に必要だろうか?
小規模分散が環境負荷が小さいのではないだろうか?
小規模分散で採算性が成立する仕組みを作るべきではないだろうか?
観光農業のように、お金を払って農作業をする人もいるくらいなので、何かそこにヒントがあるような気がして、もやもや中。
お金を払わない作業の部分を如何に減らしたり自動化することがポイントになるのかもしれない。
頭の中に散らかっているもやもやを整理してみました。
家庭菜園が将来の農業の形を示しているのではないか?
と感じる今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご意見などを頂ければ励みになりますのでよろしくお願いします。
なんとなくもやもやしていたことが上手くまとめられている記事がありましたので紹介しておきます。
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