センスいい~デザインを作る思考術
お元気ですか?
今回は、ビジネスでのデザイン歴4年目の私がどのようにデザインを作っているかを紹介します。
デザインを作る仕事をされていない方でも、社内のイベントや忘年会などちょっとした行事の張り紙やイベントプログラムを作らなきゃいけないことがあるかと思います。
そんな時に、今から解説する順序、ポイントを押さえて作ると自然にセンスあるデザインができますので
ぜひ参考にしてください😊
まず、、、
①テーマ、伝えたいムードを決める
例えば社内報で月1回発行しているのであれば、季節感です。例えば10月ならかぼちゃ🎃かなみたいな。
チラシなどでも、スポーツ、フード、音楽などチラシ全体で伝えたい雰囲気です。
それが定まったら
②フォントを決める
え?2つ目フォント?って思われたかもしれませんが、フォントこそが雰囲気を作るのです。
例えばゴシックはスポーツのテーマにぴったりです。
日常的に広告を注視してみると、フォントの持つ” イメージ“ がわかってきます。
例えば、子ども、学校向けだと以下のようなフォントがいいでしょう。
(Canvaでみつかるフォント)
私なら、子どもは大文字から習うはずなのであまり小文字は使わないようにします。
また、↑のフォントは”B”なんかは少しくずしてありますが、それが少し気になるようであれば、↓のフォントなんかもよいかもしれません。
”学校向け”のフォントを選ぶポイント
・楽しい、明るいイメージのフォント
・子どもがなぞることを想像して、あまりくずしたフォントは避ける
Canva以外のソフトなどでフォントを探す場合は、下記のサイトもご参考ください。
余談ですが、私自身センスは知識の蓄積によって磨くことのできるものだと思っています。
これは『センスは知識からはじまる』の水野 学さんの言葉を借りたものですが、センスは決して生まれ持った才能とかではないと信じています。
もっと言えば、アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない ージェームス・ウェブ・ヤング
と思います。街中の広告や雑誌の中を観察し、真似することから始めましょっ:)
③配色を決める
色は、2-3色が良いでしょう。あまり多いと素人感がでます。
私は原色1色を決めて、同系色や相性の良い色で構成するようにしています。
こんなふうに赤系でも様々あります。
もう少し色味を出したいというときもあると思います。その場合は、
オレンジと紺のように、相性のいい色を合わせるのもいいでしょう。
組み合わせに迷ったら、下記のサイトも参考にしてください。
この配色は、デザインだけでなく、服のコーディネートや家具などでも活用できますね。
私なんかは服の配色が納得いかないと機嫌が悪くなるほどです。
以上が私のデザインの思考順序です、、、が
正直これだけで私のデザイン力が成り立っているわけではありません。
実は、こういったチラシや掲載物を作る上での大原則があります。
それは、かきくけこ原則です。(造語www)
か…拡大
き…強弱
く…空白
け…形象
こ…効果
簡単に1つずつ説明すると、
か…拡大 とは、タイトルや文字だけでは伝わりきらないもの、作者が伝えたいイメージを大きくしてデザインに入れることです。
き…強弱 は、特に大事です。基本デザインを作る前というのは、Wordの文章だけであったり無味乾燥な状態のことが多いです。しかし、すべての情報を全面に出すと読者にとって印象に残らないものになりかねません。そのため、取捨選択し、何を強く出すのかを決めましょう。
く…空白 これはどちらかというとバランスです。行間や写真の位置、列がそろっているかなどです。これがきれいでないと、その欠陥に目がいってしまい本来伝えたいメッセージが読者に届きません。
け…形象 これはデザインとしての形の統一感です。角丸の四角なのか、真四角なのか、丸なのかを揃えましょう。
こ…効果 文字や写真は影や彩度、明暗を調整すると印象が変わります。
を念頭に制作しています。ときには一度ラフ案を作ってみて、上記のルールに反していないかチェックを入れます。
自分でチェックすると、客観的にジャッジできないかもしれませんので、第三者にチェックを依頼するのも良いかもしれません。
長くなりましたが、ぜひご参考になさってください♪
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