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<逆転就活>~24卒の学生へ~23卒が見た就職活動の勝ち筋

今回は私が大手外資系コンサルティングファームから内々定を得ることができた理由を考察していきたいと思います。これから就職活動を行う学生の役に少しでも立てたら嬉しいですが、万人に役に立つ内容ではないかも知れません。学歴の力で内定を強奪できる猛者や、どこでもいいから大手に行きたい学生には残念ながら当てはめることはできないと思います。これはYouTubeの就活チャンネルに出てくるような派手な学生生活を送っていないが、難易度が高いとされる企業に本気で内定をもらいたい人向けのnoteです。

前提として、私は中堅私立大学文系の大学生です。

そんな私が派手なガクチカ無しに就活で無双する方法の一つを提案したいと思います。良かったら参考にしてみてください。



内定を手にするために実践すべき3つのこと

①早期の就職活動の開始

就職活動の開始時期と言われると大学3回生の何月を想像しますか。

友達と同時にスタートを切る人も多いのではないでしょうか。あいにく私には友達が数えるほどしかおらず、いつスタートするモノなのか想像ができきませんでした。いわゆる"就活もう始めてる?チキンレース"に参加することなく、なんとなく危機感を感じることができたのは良かったのかもしれません。その危機感のおかげで5月には複数の説明会に参加し、夏のインターンに参加することができました。

「夏ののインターンには意味がない」と聞くこともありますが、行きたい会社が決まっているなら夏のインターンにも参加するべきです。小さくない規模のコストを支払って行っているイベントである時点で意味がないはずが無いからです。もちろん難易度は高いが、インターンからの優遇ルートがある企業も多いと聞きます。内定時期が周りの人とこんなにも差が開いたのは、おそらくその認識の違いも一つの要因だと思います。

容易に想像できることかもしれませんが、就職活動の開始時期と内定の数は密接に関わっています。就職活動に取り組むのが早ければ早いほど内定が取れていることはこれまでのデータで証明されているのです。早期の就職活動の開始は想像以上に重要です。

②戦い方の工夫

一般的な就活の方法として、志望企業群に応募し内定をもらった企業の中から選ぶ人が多いですよね。企業数が増えると一つ当たりにかけられる時間が少なくなるわけですが、それは非合理的ではないでしょうか。

仮に行きたい企業が見つかっているのであれば、それは一番避けるべき戦い方だと思います。第一志望群として複数社に絞っている人にも言えることですが、第一志望群全てから内定を頂いた時に優劣をつけるのであれば、受ける前に順位付けをして、それに基づいて優先度を決定するべきだと感じるのです。

もっとも、一番合理的な戦い方は、第一志望を早期に決定しすべてのリソースを割いて一つの選考に取り組むことだと思います。OB訪問の実施からGD・面接練習など、複数社同時並行で全ての選考過程に対して完璧な対策をすることはできませんよね。本当に行きたい会社に絞って選考対策を万全に行うことも就職活動を有利に進めるための一つの戦い方ではないでしょうか。

OB訪問の話をもう少し深堀りさせてください。就活をするうえで頻繁に聞くワードではありますが、実際にOB訪問している人はどれくらいの割合でしょうか。OB訪問は就活生の疑問をクリアにする役割だけではありません。もし仮に会社の事をほとんど把握していると感じていても実施してみてほしいです。面接の超フランクなバージョンと言っても過言ではないほど選考に影響する可能性があるからです。会社との相性を就活生が感じている間、社員の方もまたそれを感じ、持って帰っています。OB訪問を終えて、感触が良かったら向こう側からアプローチしてくることも少なくありません。実際に私はこれでした。

③ESの仕上げ

このノートを通して一番伝えたいことはこのESの仕上げについてです。

選考を通して、ESの重要性は私たちが想像しているよりも高いと認識する必要があるように感じました。選考のすべての過程において使用されるため、締め切り直前に仕上げる学校のレポートと同様に書くべきではありません。締め切りの数日前から書き始め、提出期限の一時間前に提出するようでは不十分だと思います。誤字脱字が無いことは前提として、自分の伝えたいことが筋道立てて文字にすることができていますか。

私自身、文章を書くことに自信があるわけではないため、何回も見返し最適なこと選びと構造化を徹底しました。

そして、ESにおける最大の誤解はその内容にあります。添削をお願いされ、様々なESに触れることがありますが、特にガクチカに違和感を覚えることが多いのが本当のところです。

最近ではこんな記事も目にしました。

学生時代にアルバイトの売上貢献、学生団体の集客などテーマがダメなわけではありません。就活生のESを見ると過度に定量的なデータを入れようとして、結果の羅列になっていることが多いのです。話を誇張するなど無駄だということがもっと浸透したらいいなと思います。そのような経験が直接的に業務に活きるわけがないのは、百も承知だからです。

では、何を書いたらいいのでしょう。自身の思考を言語化するだけでいいんです。企業側は、その就活生がどのような価値観を持っていて、どのような考え方をするのかを見たいのであって、具体的な数字には対して興味がないのだと思います。状況や事実の記述は端的に済ませ、自身のバックグラウンドを最大限書くことに集中しましょう。


字数も増えてきたので最後に。

就職活動はルール無用のサバイバルゲームだと思います。受験当日に持ち点0で同時にスタートする受験とは違います。対策の過程から有利に立ち回ることでスタート時点で合格点を持っておくことすら可能なのです。

できる限りの行動を起こし、本当に行きたい会社から内定をもらえるように頑張ってください。

せっかく垢あるので、今度株式についても書いてみたいと思います。

では・・・

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