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私の「心に届いた言葉」~新聞より

今日の新聞から、私の心に届いた言葉を書いていきたいと思います。
言ってみたら、私版「折々の言葉」

朝日新聞 2023年4月28日(金)朝刊 26面

『多様な選択を認め合う寛容な社会であるほど、誰にとっても幸せな社会、そして新たな命を迎え入れやすい社会になるのではないでしょうか』

 政府の「異次元の少子化対策」が打ち出されたことに関し、議論にも関わった柴田悠・京都大学教授の言葉。

 【記事より】

・統計によると、2025年ごろから20代の人口が急激に減る
・産まれる赤ちゃんの数が急減し、高齢者が4割近くなる。
・働く人が少ないと税収が減るなど今の子どもたちの将来は深刻になる
・日本では子どものいる人の幸福感が低いことも指摘されている。
・育児の経済的・身体的・心理的負担が大きい「親ペナルティ」も少子化の一因。
・子育ては母親や家庭だけでなく「社会全体で担うべき」という認識が広がってほしい

【私】
 私には、ここには二つの大事なことがあると思いました。「制度などの環境整備」と「人の心」です。その二つが結びつくことかなと。

 北欧やフランスなどでは、国や企業がフレックスタイムとか育休を推進し、私生活と仕事の両立支援が充実しているので、子どもがいるかどうかで幸福感に違いはないし、他国より幸福感が高いのだそうです。

子どもがいることで幸福感が低いなんてことがあるんだ。記事には、子どもを持たない人の疎外感についても書いてありました。

 そして、冒頭の言葉です。
記事の中で柴田教授は「柔軟な働き方、多様な生き方を認め合う社会は、子育てがしやすいだけでなく、子どもを持つ持たないにかかわらず、幸福感が高いということです」と言っておられます。

 児童手当、保育の充実、学費軽減など経済面での支援や子育てしやすい環境は重要だと思います。そんなふうに制度を整備するだけでなく、人が人を「認め合う社会」というのが大事だなあと思いました。
 
 今の世の中、これからどうなっていくのか何となく不安や閉塞感があるように思います。孫を見ていると、これから子どもたちの未来に希望が持てる社会であって欲しいと本当に思います。

 日本だってどこだって子どもたちはすくすくと育ち、親たちはそんな子どもの成長を感じて幸せに暮らしたいに決まっている。そりゃあ苦労もあるけど。

 また、記事の内容から、少し話がそれました。いつものことです。そしていつものように、話が長くなってしまいました。「長々の言葉」だ。

写真はある幼稚園で。
 

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