「D&Iのルールメイカー」としてD&Iを社会の当たり前にする 【事業部紹介 #1 D&Iアワード推進部/運営事務局】
「JobRainbow事業部紹介」は、社会のD&Iを前進させるJobRainbowの各事業部を率いるマネージャーによる、事業部の紹介記事。
「JobRainbowって何をしているの？」「どんな人が働いているの？」「どんな人が向いているの？」という声にお答えしていきます。
トップバッターは、【D&Iアワード推進部/運営事務局】。D&Iアワード推進部では、どのような仕事をしているのか、どのような挑戦をしているのか、話を聞きました。
INTERVIEWEE：
Q：自己紹介をお願いします。
D&Iアワード推進部（D&Iアワード運営事務局）のゼネラルマネージャー（GM）・運営事務局を務めている、鈴木美帆と申します。
JobRainbowには、3年前の2021年4月に、学生インターンとして入社しました。1年目に「D&I AWARD」（以下、D&Iアワード）を立ち上げて、そのまま学生時代に社員となり、その後、正式にD&Iアワードを統括するゼネラルマネージャー/運営事務局長という役職をいただきました。
D&Iアワード公式サイト▼
インターンでの入社だったんですね。
2021年度のD&Iアワードの立上げから今年度で3年目になりましたが、これまでを振り返ってどのような変化がありましたか。
大きく2つの変化があると思います。
1つ目は、D&Iアワードの認知度の向上です。
D&Iアワード立上げの年は、企業様や団体様にお声がけをしても信頼を得られないケースが少なからずありました。しかし、ありがたいことにこの3年間で、参加してくださる企業・団体様が2倍の500社以上に増え、徐々にD&Iアワードについてお問い合わせをいただくことも多くなり、D&Iアワードの認知度が向上しつつある兆候だと実感しています。やはり社会にインパクトを与えるには、「D&I＝『D&Iアワード』」と想起される存在にならないといけない」。そのファーストステップを踏み出すことができたのは大きな変化と言えるでしょう。
2つ目は、組織としての成長です。
D&Iアワード運営事務局/推進部は、当初ひとり部署だったため「部署」とも言えなかったのですが、2年目からは新しいメンバーが加わり、そのメンバーの存在が大きな力になり、カンファレンス開催や「DEIBコミュニティ」などの新しい取組みへの挑戦を可能にしています。。もちろんまだまだ未熟ではありますが、1年度目と比べて大きな前進だと思います。
02. 「D&Iを社会の当たり前に」をビジョンに、ルールメイカーとして、D&Iを社会・経済の共通フレームワークにしていく
Q：D&Iアワード推進部では、どのようなことをしていますか？
D&Iアワード推進部（運営事務局）は、まさに「D&Iのルールメイカー」と言えると思います。
まず、「D&Iアワード」とは、全国の企業・団体のダイバーシティ&インクルージョンの取組みを評価する日本で唯一・最大級の認定表彰制度です。これまで累計1300社以上の企業・団体様にご参加いただいています。
累計1300社はすごいですね。
これまで定量化が困難だった「ダイバーシティ&インクルージョン」を、100点満点の評価指標「ダイバーシティスコア」や従業員サーベイをもとにした「インクルージョンスコア」などの基準をつくり、企業・団体の取組みの認定・表彰等を通じて、社会に実装していきます。それにより、これまでD&Iと言っても何をすれば良いか分からなかったような全国の企業・団体も、基準をもとにD&Iに取組みやすくなり、同時に求職者も企業・団体を判断しやすくなります。
これを実現していくためのアクションをしているのがD&Iアワードです。
「D&Iを社会の当たり前に」というビジョンを掲げ、D&Iのルールメイカーとして、D&Iを社会・経済の共通のフレームワーク、共有言語にしていきます。
ありがとうございます。具体的な仕事内容についても教えていただけますか？
鈴木：
もちろんです。
D&Iアワードでは、大きく3つのことをやっています。
1つ目が、「D&Iアワード」という認定表彰制度
2つ目が、D&Iに特化したカンファレンスの企画・開催
3つ目が、「DEIBコミュニティ」という全国の企業・団体でD&Iに携わる方々が情報・知見共有できるコミュニティ運営
です。
D&Iアワード推進部では、非常に幅広い仕事をします。
企画から営業・広報活動、刊行物の企画・執筆・編集、大規模イベントの企画・運営などなど。いずれにおいて共通するのは、時間的制限がある中でプロジェクトをマネジメントする仕事が多いことだと思います。
「D&Iアワード」自体は、1年周期のプロジェクトです。
アワードの1年度は、毎年更新されるD&I関連の法制度や社会的潮流に合わせて、評価指標「ダイバーシティスコア」等も更新することから始まり、その年度のD&Iアワードの企画と1年間のスケジュール作成、ウェブサイトの情報更新や新しい応募フォーム等の資料更新・作成、広報戦略の策定などを1年の前半3ヶ月ほどで行い、応募期間が開始すると企業・団体様からのお問い合わせ対応をし、そして応募期間終了後には、企業様へのヒアリングや、外部審査員の方々と連携しての審査をしていきます。
そして、12月〜2月はその年度の「D&Iアワード」の締め括りとして、「アワードレポート」を企画・作成し、全国でD&I推進に携わる方々が集う「D&Iアワードカンファレンス」を企画・開催します。
加えて、「DEIBコミュニティ」では、1年間に複数回、過去のD&Iアワード受賞企業様をゲストにお迎えして、勉強会の企画・開催をしています。なかなか知見や情報を得にくいD&Iに関して、実際に最前線で取り組む方の知見を共有し、新たな繋がりを生み出すきっかけをつくります。
D&Iアワード推進部では、まだ生まれて間もない「D&Iアワード」や「DEIBコミュニティ」の価値や社会的役割を自分たちで日々模索しながらつくり、アップデートしています。
ありがとうございます。「D&Iを社会の当たり前に」を基軸として、様々な挑戦をしているんですね。
03. まだ誰も見ぬ、日本唯一のD&Iアワードの未来を1から創る、「唯一無二」の仕事
Q：D&Iアワード推進部で、働く魅力を教えてください。
鈴木：
D&Iアワード推進部（運営事務局）で働く魅力としては、大きく4つあります。
1つ目は、D&Iに特化したアワードとしては唯一ですので、他では経験できない「唯一無二」の経験ができること。
2つ目は、1年を通じて数百社の企業のD&Iの取組みの情報に触れられること、さらに年が進んでいくごとに社会のD&Iの取組みの傾向・変遷を見られることです。D&Iアワードが有している企業・団体のD&Iの取組みデータは、他のどこにもない唯一無二のデータベースです。
3つ目は、官民学さまざまな領域のD&Iの第一人者と連携して仕事ができること。D&Iアワードの審査員やD&Iアワードカンファレンスでは、毎年D&Iの第一線で活躍されている方に就任・ご登壇いただいています。そのような方々と一緒に仕事ができるのも魅力の一つです。
最後に4つ目は、0→1でD&Iアワードの社会的価値を考えて、つくり上げていく仕事ができること。正解がないからこそ難易度は高いですが、社会に新たな価値をもたらすことができる冒険は面白いと思います。
04. 「貢献したい」ではない、「自分が創っていく」という覚悟・挑戦
Q：では、どのような方と一緒に挑戦したいですか？
鈴木：
まず初めに、「D&Iを社会の当たり前に」に共感していること。
さらに共感しているだけでなく、自分が「D&Iが当たり前の社会」を創っていくという覚悟がある方、そしてD&Iの知識があり、さらにそれをアップデートしていける方と一緒に挑戦したいです。
D&Iアワードのやっていることを「お手伝いしたい」ではなく、自分がD&Iアワードの社会的認知度を向上させ、社会でのインパクトを拡大させていくと、「自分ごと」として挑戦できる方がぴったりです。
そして、正解や敷かれたレールがない中で、常に新しいことを学びながら、0→1で試行錯誤できる方、正解のないものを推進していく難易度の高い挑戦をしたい方は、大きなやりがいを感じられると思っています。
これまでの経験や資質という観点でお話しすると、時間的制約のある中でプロジェクトをリーダーとして推進した経験や、0→1の経験、スピード感ある環境で働いた経験（かつそのような環境が好き）、社内外のあらゆるステークホルダーと連携してプロジェクトに取り組んだ経験がある方は、それらの経験を存分に活かしていただけるはずです！
D&Iアワード推進部/運営事務局の魅力や面白さがよくわかりました。
ありがとうございました！
D&Iアワード推進部/運営事務局では、新しい仲間を募集しています▼
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