oasis 「the masterplan 」

オアシスのアルバム「definitely maybe」「morning glory」そして「masterplan 」だがオアシスは「歌メロのバンド」なのか?そうではない、この3枚のアルバムには「オアシスにしか出せない何か」が存在しており「be here now」以降にはない「オアシスマジック」が存在しているのだった。

これは今だに言葉では説明できない、曲を聴いて感じ取ってもらうしかない、一曲目「acquiesce」から歪んだギターから始まるがかっこいい、オアシスとコールドプレイとの違いはここにもある。 

「ビートルズとピストルズの融合」と言われるのは初期のオアシスはこのアルバムを聴いて貰えれば分かるがサウンドがかなりパンキッシュで、歪んだギターだけでなくドラムの音もかなり前に出ている。サウンドがかなり激しい。

しかし激しいだけでなく、そこにある煌めくようなメロディがあるのがオアシスである。

「acquiesce」だけでなく、「fade away 」「stay young」「headshrinker」も良い。

その他「listen up」「underneath the sky」「masterplan」…

「be here now」以降は聴けない「オアシスマジック」が存在する、素晴らしきB面曲集である。

自分は何度も聴いたなぁ…確かレンタルで100円とかで借りたと思うが(笑)90年代のイギリスといえばオアシスしかいないだろう。最近ブラーも活動を始めたらしいが、ブラーにはあまり興味がありません。

自分もメロディのある音楽は好きだが、グリーンデイやsum41、ハイスタンダードのようなメロコアは苦手である。

ギャラガー兄弟もグリーンデイは嫌いらしい。

リアムのその理由が面白い。

「(ビリージョーの)髪型がムカつくから」らしい

…(笑)

実はこのB面曲集は本国イギリスではリリースされていない、日本だと洋楽のシングル版は手に入りにくくB面の曲は聴けない場合がある。多分そこら辺を配慮したものだと思う。

カップリングとかB面の曲というとA面より良くない曲と始めから思われてしまうが、ある時期まではオアシスはB面曲も良かった。

自分がオアシスらしさを完全に失ってしまったと思ったのが「standing on the shoulder of giants 」だった。

ノエルのソングライティングに「何か」が失われてしまったのである。

最近ソロ活動している2人だが、一応アルバムは持っているが、やはり何度も聴く気にはなれない、オアシスの初期にあった「マジック」をどうしても期待してしまうからだ。

イギリスのロックというとやはり「次のオアシス」はいないのだろうか?と考えてしまうが、現状を見渡してみるとやはり「存在しない」という結論に達してしまう。

まだオアシスを聴いたことがない人はとりあえず「definitely maybe」「morning glory 」そして「masterplan 」を是非。

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