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【読書感想】夢を忘れたしまつた全ての大人に。

この油絵風の表紙素敵。質感が伝わる。

あらすじ

サンチャゴというスペインの羊飼いの16歳の少年が主人公です。

彼は羊飼いとして何不自由ない暮らしをしてたのですが、
様々な出会いがあり、ピラミッドに向かえば自分の求めるものがあると教えられ、
旅に出ます。

老女、王様、クリスタル職人、ファティマ、イギリス人、錬金術師と出会い様々なキャラクターがそれぞれの立場でサンチャゴに世界の形や夢について叶えていく事を伝えていく物語です。

刺さった名言の数々

①迷ってるサンチャゴに対して(自称)王様のセリフ

自分の夢見ていることをいつでも実行できることに気づいていない。結局人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ”

「誰もが世界最大のうそを信じている

人は人生のある時点で、
自分に起こってくることを
コントロールできなくなり、

宿命によって人生を
支配されてしまうということだ。

それが世界最大のうそじゃよ。」

アルケミストより

②錬金術師の言葉

「もし、自分の運命を生きてさえいれば、
知る必要のあるすべてのことを、
人は知っている。

しかし夢の実現を不可能にするものが、
たった一つだけある。

それは失敗するのではないかという恐れだ。」

アルケミストより

③世界で最も賢い男の言葉

「幸福の秘密とは世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ」

アルケミストより

感想〜前兆とツキ〜

名言と名高いアルケミストをやっと読む事が出来ました。

本との出会いのタイミングって、人生とリンクしてる気がしますね。

本の中で前兆から未来を読むという表現が何回か出てきます。起こる事の全ては繋がっているという事かと思います。
起こるべくして全ての事は起こっているのだと。

そして、行動しなければ、何も意味がない
というのはイギリス人が教えてくれます。

行動を促すようにビギナーズラックに
ついて語られます。


個人的に思う事


今、私は仕事で日本全国色んなところに
行かせてもらってますが、日々思う事あり。

仕事に追われて、正直、夢ってなんだったっけ?と思っていました。かといって幸せなので、特に気にはしていませんでした。

アルケミストを読んで、
夢をもう一度思い出そうと思います。

いつの間にか私も夢を忘れた大人になっていたんですね。

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