うつ病発覚から現在まで❷

夏の暑い日でした。
朝起きて、いつも通り扉を頑張って開け外に出たとき。
目の前に広がる景色が、モノクロでした。
信号の色の区別もつかない、耳鳴りで音も聞こえない日々が続く様になりました。
その時には夜も眠れなくなり、お酒に逃げる様に。

「この交差点に突っ込んだら楽になる」

そんな事を毎日考える様に。
自分に価値がないと思う日々。
元々、馬鹿みたいに明るい性格だったから人には悟られない様に人前では明るく演じる。

そんな毎日を過ごすと、
決まって休みの日は動けない。
本当体が鉛の様になって動けない。
その時にはもう涙も流す事がなく、自分の中にある感情を押し殺すように。

そして、家族にも心配をかけたくなくて
帰省した時には元気なふりをする。

自分の中で、自分という人間が分からなくなり
心の中に居る宇宙人と会話して自分の意思を作っている。
そんな気分でした。

こんな状況なのに休まず仕事行っていた自分には今思えば、
頭狂ってたな。もっと早くに病気と向き合えば良かったなと反省してます。

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