2020/05/24

起きた。今朝は草。えごま油とドレッシングをかけて食べた。この週末はカフェインレスで過ごす予定だったのだけど、起きて3時間ほど経つまでそのことを忘れており、エスプレッソやらカフェラテやらをしこたま飲んでしまった。幸い、今日は実家への移動くらいしかイベントがないので、じっくりゆっくり一日を過ごすことにした。

まず、自室の片付けだ。夢中になって計画を忘れるのが僕の本来の気質であるから、ある程度、技術でカバーしたとしても自室はどんどん薄汚れていく。最近は、フグハウスと実家を往来するタイミングで、出ていくときに片づけるようにしている。これも努力目標で、必須ではない。(結局、余裕なく移動せねばならない場合もある) 

ただ、僕にとって1時間半の物理的な移動は、その大半が電車に座ることであっても重労働である。だから、移動後は疲れている。そういうとき、到着した部屋がきれいだと回復が早い。到着した部屋を片付けてくれるのは、前回にその部屋を出発した自分しかいない。だから、出発するときに片づける。未来の自分を助ける、という気持ちだ。

「未来の自分を助ける」は、割と汎用に効くキーワードだと思っている。言い換えれば「重要ではあるが緊急ではない」分野 (教育はまさにここにあたる) へ投資する……ということになるか。これだと多分に打算的なニュアンスだけど、具体的に先を見通せていることまでは要さず、もっとゆるく、自分に時間差で親切をしてやる、というくらいの気持ちである。

これは万人向けの話ではないのだけど、他人の(あるいは共有の)部屋なら掃除できるけど、肝心の(?)自分の部屋は掃除できない、という層が一定数いる。一定数に僕が含まれている(ゆえに零ではない一定数性は示された)けれど、僕一人ではないと推測している。「自室だけ掃除できない症候群」は直ちに利他的傾向を意味するのではなくて、おそらく対象が「自室」であり他人からの監視を受けないゆえに、無限に自堕落さを隠蔽できるからではないか、と考えている。

このフグも人間であるように振る舞ってきたので、見栄えの良い自分をつくる性向には覚えがある。重要なのは、自分だけは自堕落さの隠蔽の対象にできないことだ。したがって「自室だけ掃除できない症候群」は、常に自信喪失と隣合わせである。「掃除できない自分を許せない」と、時間差で自分が自分を責め続ける。そして、その責めが正当であったと結論づけるために、どの時空の自分も決して掃除することがない。自己不信の連鎖を断ち切り、状況を克服するにはどうするか?

僕は、時間差で自分を助けるしかないと思っている。今の自分のために掃除する(=それまで掃除できなかった自分を直ちに責める)ことができるほど、強い自分でいられないのが僕の普通である。そういうときは、対象をずらして「未来の自分を助ける」という大義名分を与えて、できなかった自分を許す。

そのときは、一種、欺瞞的な方法をとっているように思えるけれど、実際にまた長旅から帰って部屋を開けたとき、自室がきれいだったら、それは本当の自信になる。と思ってやっている。

自分が掃除したのを認めるのが恥ずかしければ、メタモンがやったとか、フグがやったとか、小人さんがやったとか、何でもいいと思う。

- 英単語 1000words
- タケバキの写経 1P (遅まきながら原著をScanSnapで取り込んだ)
- ヒザ曲げ立位体前屈 1min
- 睡眠 3-11 (8h)
- 書き直し(4日め/21日)↓↓↓

2作めの書き直しに取りかかった。今回はぱっとみて前回よりも形式的に削れるところが少なく感じており、早速、明日が思いやられる。明日は遅い時間帯に外の用事が2件。ゆえに書き直しも今から徐々に進めておく。

実家の冷蔵庫にもオイルサーディンが入っていた。流行っているのか?

(2020/05/25 へ続く)


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