2020/04/30

起きた。ビーフカレーを食べた。少しスープカレーっぽい感じだ。昨日、コッフィーを入れたまま二度寝してしまった話をした。あのときオヤジの分のコッフィーも入れており、僕が二度寝して(そして代引で起こされるまでの間に)いる間に、オヤジはコッフィーを飲んでいただけたようだった。その返礼(?)として、今朝はオヤジがたっぷりご飯を炊いておいてくれた。大変ありがたい。

今日は実家から遠隔でゼミに参加できる(らしい)ので、それを楽しみにしつつ、午前のうちにちょっと出勤して、ついでに床屋さんに行ってきた。

床屋の前に一見関係ない話をすると「職住近接」という四字熟語があり、職場と住所が近いという意味だ。明らかに現代に作られた言葉だ。例えば、羽柴秀吉は織田信長に仕えたとき、城から徒歩5分のコンビニに近い家に住んでいたのでパシリとして重宝されたとか、そういう由来になる故事はないだろう。僕の実家から会社までは電車を使わず歩いて10分くらいで行けるので、これはそこそこの「職住近接」といってもよい。

しかし、職場と床屋に関しては玄関から玄関まで歩いて1分のところにあり、厳密に敷地で見ると近接どころか隣接の境地にある。いわば「職床隣接」だ。なんだかそうやって書くと、床の間でパソコンの電源を入れるとそこが職場になる人みたいだ。

伊勢湾岸北部のコンクリート舗装の多い地域において「過ごしやすい春の時期は短い」という知見を蓄えているので、夏仕様のフグちょうちんにしてもらった。どうしてフグなのにちょうちんを持っているんですか? という疑問は当然あるとして、その話はまた別の機会に譲ろう。

伊勢湾岸北部のコンクリート舗装地帯(通称エビフライ県シャチホコ市)は、5月のゴールデンウィークとかいうやつに突入すると突然気温が30℃を超えがちである、さっきまで暖房使うほど寒かったよね?という雰囲気など全く吹き飛ばす。ついでに電気代で財布の中身も吹き飛ばす。2018は気温41℃まで行った。天気アプリのスクリーンショットを撮りながら、極限まで乾いた気候のなかで、極限まで乾いた笑いを響かせていた。

↑↑ 2018年の夏の記録です ↑↑

それはそれとして、室温が28℃を上回ったら何月だろうと冷房をつけたほうがいいし、室温が18℃を下回ったら何月だろうと暖房をつけたほうがいい。健康上の理由、自分でいうと特に数学が捗るという理由からだ。弊大学ではなぜか「5月は何℃になろうと冷房禁止」という謎の事務ルールが設けられているので「それは理にかなってないので改めてください」と毎年大学に申し上げている。その冷房ケチった時間分、大学の構成員全員の頭働いてないのですさまじく損害が発生しているぞ。ただどうも、今年の5月に大学の構内に行く機会はなさそうだから、この例年のバトルも、去年で最後になってしまった。

主に数学の演習問題を印刷して繰り返し練習を行うために買った。他にもいらんことに使うかも知れない。そうそう、昨日、習慣という巨人を立ち上げるためにはエネルギーが必要なことをいっておいて、個人的にオチまで話していなかった。言います。

習慣は開始する時期には、毎日あまりやりすぎないことが重要で、つまり自分の能力の最大瞬間風速に頼ってはダメだ。その動かし方では習慣にならない。だから僕は習慣には必ず上限を設けている。英単語は2000単語まで、数学書の写経は8ページまで、デフノートは1400字まで。

例えば、こう一日に10000字とか書けって言われたら、1日2日くらいはやれるとは思うんですけど、3日めはもうやってないでしょうね。一方、こうして1400字ずつ2週間続けても20000字くらいにはなっている。……実際には、今日のデフノートも、この段落を書いている最中に1400字を超えてしまったのだけど、少々のオーバーは……許す! 3000字とか5000字とか書かなければいい。

そうすると、そのうち深いところで自分を説得できて、ゴゴゴっと、なんか動いてきて、勝手にやる自分と会えます。なかなか動かなかった巨人……おまえは俺だったのか、みたいな感じだ。この巨人は、ちょっと目を離して1日でも放置するとまた途端に爆睡し始めるので、できるだけ毎日かまってあげてくださるようお願いする。

タケバキの写経は相変わらず1か2ページのペースだけど、0じゃなきゃなんでもいい。そのうち立ち上がってくると信じてるよ。続けよう。明日も朝はカレー。

(2020/05/01 へ)

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