2020/05/10

起きた。今朝はグリーンカレー。これはフグハウスに週1で来るホームメイドの人が作り置きしてくれたものだ。あまりにも我々フグハウスの住人がグリーンカレーを渇望するため、2週に1週はグリーンカレーが用意されることになった。それでも熾烈な争奪戦となるので、今週は作り置きの量が倍になった。作るときはヨーグルトのにおいで大変らしい。ありがとうございます。

昨晩は、油断したのか寝付きが遅かった。夜中3時くらい。そういうこともある。朝8時に一度起きて、夕方前くらいに2時間ほど追加で寝た。昼寝するにしても、あるていど時間が整っている方が望ましい。今日は英単語を早めに終わらせて、デフノートも21時から書いている。時間を前倒しに修正しているわけだ。具体的にできることからやる。のび太もそういっていた(多分)。

久々にデフノートを全て読み返してみた。おおよそ毎日、夜の落ち着いた時期に書いていることには変わらないのだけど、起きる出来事も日々異なるので、文体(書くときのスタイル)のが変わっているんじゃないかと勘ぐっていたのだけど、意外と一貫していた。フグくんは単純である。

昨日から始めた数学の問題を解くことをやっていた。プロジェクト管理サイトやらグループウェアやらを駆使してやっている。このときの下準備的な作業が僕にとってはすごく面白い。例えば昨日、3ヶ月かけて150問ほどを解く予定だといった。こういうとき150問分のタスクをつくり、適切な名前をつけたりタグをつけたりという地味マッシブ作業が発生する。これが僕にはピクロス的に楽しい。

小学校のとき、給食を配るための配膳台というものが存在した。これの掃除が何故か好きだったので、当番でないときも謎にやっていた。磨くのは面白い。僕としては、一度できた数学の問題の解答を、清書する仕事も同じカテゴリに分類されている。「おおよそ手順が決まっており、やがて(比喩的に)反射神経でできる」状態に追い込んでいくのが楽しい。

『三方全フグ損』/謎のタイムラインアーティスト「フグクシー」作

今日は、TLで図式が流行っていた。僕は、政治的な議論はむしろあった方が良いと思っている派だ。今回も色々聞けて面白かったのだけど、議論が過激化していくと、どうも、人は意見の異なる人を憎み蔑む方法に進んでしまい。最終的に「こんなことも気づかない/分からない相手は馬鹿」という言い方の応酬になってしまう。これは悲しい。そういう体裁で書かれたあらゆるメッセージは、本当に再考を促したい相手には決して届かないだろう。

数学のゼミについて話す。発表者の発表に誤りがあったとおぼわしきとき、聴いている側がそれを伝えることは通常、積極的に行われる。指摘する側は、いま黒板に書かれている記述を数学的に正しいものにするべく寄与したいという態度で発言する。発表した人間個人に対して攻撃を行うことはない。また誤りの指摘が妥当なら発表側は必ず「ありがとうございます」と述べる、それは誤りの指摘(とそれに伴う修正)により自らの発表(=作品)の質が向上し、理解が深まったことに関する感謝である。

これができる前提は、ゼミのメンバーがお互いに信頼関係を持っていることである。指摘する方も、受け止めてくれると信じて、言葉を尽くして発言する。発表を行う方も、指摘は攻撃ではなく支援/援護射撃であると信じられるから、それを受け止められる。信頼関係を作るためには、お互いの数学上の問題意識、利用可能な技術セット、あるいは一般的価値観を知り知らせあることが有利に働く。相手を理解する気がなければ、相手の成長可能性を信じることはできない。

僕は院において、正課のゼミと自主ゼミを合わせて4年で500回は参加した。立って発表した時間だけでも500時間近くにまで積み上がっている思う。こうした多くのゼミの中でも、単なる知識の伝達以上のものが継続して行われたと感じるいいゼミには、必ず相互理解のための雑談が前後に行われていた。逆に、数学と全く関係ない話を何時間もする「ものの集まり」みたいなのはダメで、いつのまにか学内ゴシップの井戸端会議場やソシャゲのオフ会と化したら、縁を切った方がいいだろう。

外から見てかなり同じ人種と思わしき者たちが、あるていど前提知識を共有して議論したとしても、信頼関係なしに、有益な議論を積み重ねることは難しい。ましては多様な人たちに向けてでは、である。

たった、1つフグが申し上げたいのは「できるだけ、人には優しい言葉をかけてあげてください」ということです。

- 英単語 1000単語
- タケバキの写経 2ページ
- ヒザ曲げ立位体前屈 4分
- 睡眠時間 3-8, 15-17 (7h)
- 問題を解く +0.5問進行中 (5月目標 0.5/17)

実は夜もカレーだった。こっちはビーフカレー。レトルトだけど、ちょっと高級で、本気のビーフが入っていてうまい。これも月1くらいでふらっと提供される。うれしいことに冷凍餃子も補充された。理解されている。これは時間をかけて理解してもらった結果だ。

(2020/05/10 へ続く)

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