マルシェでダンボールブースで本当に出店してみた ～ハリボテ+ダンボールでDIY革命～
ちょっと前に製作したマルシェ用ダンボールブース。屋外だと天気もあるし、風も不安なので外で使う機会は来ないものと思っていました。でも、いろいろあって結局使う事に... 今回はそんなお話です。
1. それは5月の最後の日曜日、事件は起こった...
前々から仕事の先輩に誘われていた、地元のお祭り「タキタロウ祭り」。毎年大人気のイベントです。本格的な出店が多数並ぶ中で、地元朝日地域に所縁のある人が出店することができます。今年は初めて、先輩のテントの半分のスペースを借りて試しに小さく出店してみることにしました。そのつもりでした... あの時までは...
2.本番二日前、事件は起こった...
準備もバッチリ、さあ、あとは本番を待つのみ。 とりあえず久しぶりに先輩にご挨拶の電話をしようと思って、郵便で届いた資料を手元に用意しました。ふと、テントの配置図を見ると、、、、、、おや？、、、なんか、、弊社ディアデザインのスペース、、テントが「自前で用意」と書いてあります。
おかしいな？何かの手違いか？ 先輩に電話してご挨拶しつつ、それとなーく聞いてみます。
僕「僕のところのテント、自前ってなってますけどーー、、、」
先輩「あー、結局うちテント一個使うわー」
僕「え、ぁ、、、り、了解ですー！」
先輩「テント持ってる？大丈夫？」
僕「あ、あります！問題ないですー。」
本番頑張りましょー と、ご挨拶して電話は終わりました。
はい、冷や汗を拭いながらすぐテント買いに行ったのはご想像の通りです（笑） あ～ ついに買っちゃった。
3.発想の切り替え！ピンチはチャンス！？
本番は偶然天気も良くて、風もない予報でした。ここで、ふと閃いたのです。
「そうだ、前に作ったマルシェ用のダンボールブース.....…ワンチャン持って行ってみるか！」
にわか雨や風が吹けば倒壊するかもしれません。組立て中や営業中に倒れたら周りの出店者さんやお客さんに多大な迷惑をかけます。大問題にもなるでしょう、、、
そんな恐怖心の隣にワクワクしている創作意欲。
とりあえず、持って行って現場で判断しよう。とりあえず、前回組み立ててダメだったところ改良しておこう。
3時間くらいかけて梁を接着剤でガッチリ組み立てて、水テープ繰り出し器も一応準備し、次の日を待ちました。
4.いよいよ当日の朝
営業スタート時間は午前10時で、会場には2時間前の7時に到着。皆さん会場用意のテントの下でのんびり準備を始めたところでした。それを横目に場所を確認、「行けそう！やってみよう！」と判断。
腰袋と作業着姿の人、、、明らかに会場の中で異質な存在でしたが、妻と一緒に組立て開始です。
5.問題発生！一度あきらめた
いざ柱型を立ててみると、地面が思った以上にぼこぼこで、しかも若干風があり、プラスチックのペグを刺しても地面が固くて歯が立たず、全く組立が進みません。
次々倒れる柱。
30分ほど粘りましたが、これは無理かも、、と諦めて、昨日買ったテントを立てることにしました。10分で立っちゃった！しかもかなり文明の力優秀！(笑)
6.諦めきれず再チャレンジ
テントが立って、ホッとしましたが、まだ1時間以上ありました。諦めきれない僕、、、
「ん～、テントを支えにしてもう一回だけチャレンジしようかな！」
柱をテントにひもで縛りつけ、テントの付属品として見つけた鉄製のペグを使って再チャレンジ。水テープ繰り出し器をバンバン使い、やっとの思いで組み立てることができました！
できた！ 9時50分の出来事です。出店準備なんもしてない、、泣きそう(笑)
7.救いの手、共同出店してくれるレジンチーム登場
そこへ、共同出店してくれることになっていたレジンチームの子が登場。「ごめーん、お待たせ.…って え？ なんも準備できてないじゃん？」
こちらはウッドクラフトで魚の記念品のワークショップを作ることになっていたのですが、初めての出品に不安だったため、いろいろなマルシェ常連の地元後輩に声をかけていたのでした。
とりあえずレジンチームの準備を優先してもらい、10時20分、なんとか店舗としての体裁を整えました
8、運営とその後
レジンチームの活躍により、たくさんのお客さんに来てもらえ、多くの人にダンボール製マルシェブースを見てもらう事が出来ました。ご興味を持っていただいた方にパンフレットを配布することもできて、無事に目的を果たすことができました。ウッドクラフトの売り上げたった3000円だったけどね(笑) 途中でかなり強めの風が吹いたりしたのですが、ブースはびくともせず、強度を確認できたのは強い自信になりました。
2時には祭りは終了し、ブースを解体して無事に終了。みんなで居酒屋での打ち上げで飲んだビールの味は忘れられません！また来年も頑張ろうと思いました。
9.終わりに
いかがでしょうか。マルシェでダンボールブースで本当に出店してみたお話は以上です。今後とも、活動にご注目よろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。
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ディアデザイン 代表：鹿内 浩樹
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