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メンヘラは、猫がすき?

こんにちは!明るくなりたい気さくなメンヘラ女です。

この前、KISSのベーシスト・ジーン・シモンズのドキュメンタリー番組が放送されていたので録画して観ました。KISSは代表曲は知っていますが、メンバーのことはあまり知らなかったので、どんな人なんだろうと、興味がありました。

観終わった後に、『はあ~!(圧倒される)わたしもっとがんばらないとな』と、パワーをもらい、昼寝をして、起きてふと鏡を見たら、わたしの髪形がジーン・シモンズになっていました。ペットショップの店員時代、くせ毛を生かしたショートヘアにした時、職場の先輩に『藤岡弘、みたいだね』と言われたのを思い出しました。


さて今回は、うちの猫がかわいい話をしたいと思います。

わたしは、自己肯定感が低いからか、すきな言葉が『見てきたものや聞いたこと今まで覚えた全部 でたらめだったら面白い』(THE BLUE HEARTS ・情熱の薔薇より)だからか、自分の考えを定めるのが苦手な優柔不断なタイプです。

でも鋼メンタルで自分の意見を押し通せることがあります。

それは、『ウチの猫(たち)がかわいい』っていうこと。

そりゃあ好みってありますから、かわいくない!って言う人がいるかもしれませんが、『うっせ呪うぞ』と言ってしまうくらい、うちの猫のかわいさについては揺るぎません。わたしが芸能事務所の社長だったら、ゴリ押しすると思います。しかし実力もないし人気もでない為、総スカンをくらうタレントになる可能性があります。

猫を溺愛しているもので、どんなことをされても許してしまいます。わたしが早朝、猫に起こされ、起きてすぐに猫の吐しゃ物を踏んでも、それを2回連続で踏んでしまって、心がトシャっても、わたしがソファーでくつろいでいるときに猫にわたしのおなかをトランポリンのように扱われ、わあい!と踏まれ『ウ”ッ!』となって、『猫め!ぐぬぬぬ』と、一瞬殺意が沸いても、結局許してしまうし、かわいいすき!と盲目飼い主になれるのです。(猫と暮らしたことがない人には、ヤバい人だと思われそう)


顔ひらたい族なのに、毎日、フランス人のように『ああ~かわいいなあ。なんて飽きの来ないカタチなんだろう。ああ~もうすき!うれしい!たのしい!大好き!』と、ドリカム(DREAMS COME TRUE)の曲名まで言ってしまいます。


飼い主にスメハラ(意味がちがう)をされても黒猫のごっちゃん(♂)は、されるがままに『はいはい。いつものね』と、定食屋さんが常連さんにするように受け入れてくれます。黒猫のがっちゃん(♀)は、『ニンゲン狂った。』みたいな不安げな瞳で見てきます。身体は少し硬くなっています。(ごめんなさい)三毛猫のほっちゃん(♀)は、気分屋ぽっちゃりお姫様なので『庶民、いいわよ』と、かがせてくれる時と、『庶民、このわたくしに何するの!恥をしりなさい!』と、怒られる時があります。怒られてもわたしが怒られた!と喜んじゃうので時々、猫たちに同情します。


この前、三毛猫のほっちゃんが、すやすや寝ていました。試合中のボクサーみたいなポーズでした。寝ているのに戦っている姿が面白くて、少し笑ったあとに、『なんでこんなに可愛いのかよ~♪』が頭に流れてきました。1999年に『孫』が大ヒットした大泉逸郎さんの気持ちがわかりました。

ほ ボクサー2

まだ自分の子供もいないのに、子供すっとばして孫の気持ちをわからしてくれる猫はすごいなあと思います。(”孫”という名の宝もの~♪を”猫”にして唄ってしまいます)

note がご1

これだけ猫すき!と言っているわたしですが、たまに『ね”こ”~』とイラっとする時もあります。

黒猫ごっちゃん(♂)の最近の趣味が、『寝る前のニンゲンにかまってもらう』みたいでして、わたしが布団に入って横になると、ごっちゃんがドアの隙間からこちらをじーと見てきます。わたしが『ごっちゃん おいで』と言うと、ドアにあごをすりすりしてこちらを見てきます。わたしは、ドアを開けごっちゃんを抱え毛布をかけて一緒に寝ます。頭をなでたり、額のところをいいこいいこしていると、ぐるぐるごろごろ喉が鳴ります。ずっとごろごろ言っているなあと思うと、何かスイッチが入ったようで、急にすた!と立ち上がり寝室からスタスタ出て行ってしまいました。ごっちゃん何しているのだろうと思うと、遠くからかりぽりとごはんを食べる音がします。ドドドとごっちゃんが移動する音がします。(ごっちゃんは少し不器用なのか足音が大きめです)

ごっちゃんのルーティーンが終わると、またさっきと同じようにドアからこちらをじーと見てきます。そしてわたしが布団まで運び毛布をかけなでなでするという流れです。ごっちゃんのあごのところには水滴がついていました。どうやらお水も飲んできたようです。最初は、ごはんとお水飲んでから寝ようとしているのだなあと思って微笑ましく思っていたのですが、このあと頭やら額をマッサージすると、またスイッチが入りまたどこかにスタスタドドドと、行ってしまいます。

夜中なので音が鮮明に聞こえてきます。ざ!ざ!と、猫砂をかく音だったり、兄妹猫のがっちゃんとの夜の運動会がはじまりドドドとトトト(がっちゃんは運動神経が良く足音が静か目です)という音がします。それをわたしが止めます。(賃貸なので)そして、またまた『ドアからのぞくごっちゃんをわたしの布団まで運びなでなでする』が始まります。

といっても、わたしは眠さで疲れて、いつの間にか寝てしまうことがあります。いつもは、4回目くらいから眠さから意識がなくなり、5回目にはわたしが寝てしまっています。

とある日、わたしが早く寝るためにふとんに30分早く入ったのに、結局このいつもの流れを8回くらいやって疲れて、時計を見るといつもふとんに入る時間になっていました。
結局30分早く寝ようとしても、ごっちゃんのいつもの流れゲームにつき合ってしまい、いつもと同じ時間に寝ることになるのです。

そんな猫に対して温厚なわたしでも『ね”ご~!』となってしまうのです。(睡魔にすごく弱いです)

猫のすごいところは、こんな意味不明な理不尽なことをニンゲンにさせても、当のニンゲンは、次の日すっかり忘れてしまって『ああ~かわいいなあ。なんて飽きの来ないカタチなんだろう。ああ~もうすき!うれしい!たのしい!大好き!』と、ドリカムの曲名を言わせることです。

もしかしたら猫は、可愛さでニンゲンを記憶喪失にするのではないでしょうか。はたまたわたしがあほなだけでしょうか。

どちらにしろまた夜中になると、ショートコント『ドアの隙間からのぞくごっちゃんをわたしの布団まで運びなでなでする』が始まるのです。





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