開かれた扉4マンド

マインドコントロール下で、Aは自分よりもBの心を大切にすることが一番大事だと考えるようになった。
やたらとやさいし時も来るので、二人の関係は続いていた。
ある時Bは言った「俺の家は両親があんなんだから、俺も兄弟も結婚なんてできないよ。」この時Aは「結婚は家族がするわけじゃないよ、私Bのこと好きだよ、ずっと一緒にいたいよ。」Bは「ありがとう、ありがとうね、そんなこと言ってくてのAだけだよ。」
Aはこの連鎖が、DVであることにも気が付かず、Bも自分のしている事が身勝手で一番大切だと思っているつもりのAにDVをしてる事にも気がついていないのだ。
それが、DVの怖さなのだ。

Aが大学を卒業し、次第にBは結婚を口にするようになった。Aも、そんなふうに思ってくれているBの気持ちが嬉しかった。（男を一人しか知らないで結婚するのは辞めたほうがいいっすよー、数種の人格と付き合う方が、いいっすよー）

AはBと付き合っていることは、家族に知れていたので、BがAの両親に挨拶したいと言ってきた。
Aは普通に受け入れ、BはAの両親の前で「Aさんとは、結婚を前提にお付き合いさせて頂いています。よろしくお願いします。」ちゃんとスーツきて、花束持って。

Aの父親は「付き合うのはわかったから、まだ、大学卒業して就職したてだから、また早いよな。」

Aも、父親と同じ考えだった。

Bは違った、実家があんなだから、早く家を出たい、早く、結婚したいと。

Bは結婚話をどんどん進めてくる、Aは、Bに逆らうことの怖さと、Bの可哀想な部分が、心の中でこねくりまくってしまい、いつの間にかBの言うことを聞く仕組みになっていることにすら、まだ気が付かなかった。Bの中ではもう結婚するつもりになっていて、Aも受け入れているのが当たり前の状況が出来上がっているのだ。

これを読んでくれてる方は、この不思議な感じわかりますか？？理不尽とはこれを表す言葉なんです。

Bは自分の考え、思いを押し通すのがあたりまえなんです。Aの気持ちはいつの間にかBと同じになってるとBは思いこんでいるんです。

マンインドコントロール下にあるAは飴鞭を繰り返され、妊娠した。

結婚前で、23で、妊娠、味わったことの無い感情。

つづく

読んで頂きありがとうございます。

わかりにくいかもしれないのでぜひ最初から読んでくれると嬉しいです。
今日も明日も素適な一日を🙂