![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73244527/rectangle_large_type_2_de5f532bf181c63ce12248d4f3ee0fc6.jpeg?width=800)
開かれた扉16 ウエディングドレス
この不条理な、行為が繰り返され、また、優しいBに戻る、戻る?
この時Aは連鎖に全く気がついていないから、優しいBになってくれると、自分がBを苦しめてたから、私がきっと反省したから、だから優しいBに戻ってくれたんだ。と思ってしまった。
結婚式を延期していたので、そろそろ式を挙げることになった。
世間体はBの家族にとって最も大切だった。
なぜ?Aにはこのときはわからなかった。
まあ、両親もAには式を挙げさせたいと思ってくれ。援助もしてくれた。
綿帽子、Aは母がそれを結婚式のとき付けている写真を見て、自分も同じにしたかった。
なので、高級な着物を着せてくれ、角隠し?、ではなく綿帽子スタイル。
お色直しはやっぱりウエディングドレス、Aは式場で、プランナーさんから見せてもらい沢山の真っ白なウエディングドレスの中からどれにしようかと、ワクワクドキドキだった。
また、きた、また、扉が開いた、
「お前、友達にもらったあれでいいよ。」
「はあー、信じられない、自分のサイズでもないし、あんな丸めてあるやつ、まじで信じられない。」この日は喧嘩して、帰った。
でも、これは喧嘩じゃあやないんです。
夜、1号を寝かせてから
「お前は、あれを着ろよ。お前に純白のウエディングドレスなんか着る資格ないよな?」
「え、なに?」
また始まった。とはいえ、これにはAも納得できない。
「いつまでそれ、言い続けるつもり?」
「お前が俺にした罪が消えるとでもおもってるのか?汚い女が純白なんて着れるかよ。」
泣き崩れた
それもBには滑稽なのか?苦しいのか?
もうわからない
「俺は、純白のウエディングドレスを着れる女と結婚したかったよ。」と泣き出した、怒りで拳を握りしめ、睨みつけ涙を流している。
Aは、なぜこの人がこんなに苦しんでいるのかわからない。
なんで自分の結婚式に好きなウエディングドレスを選べないのかわからない。
この話も、2週間正座で飲めない日本酒の、攻めが続いた。
私が変わればBも苦しさから開放されるのかな?
私のなにがわるいのかな?
私って汚いのね?
私って人生の舞台という結婚式でも相手をこんなに苦しめてる悪い人間なのね?
誰か教えて、
「夫婦のことは二人で乗り越えないといけない、いちいち親に相談するな」
前にも言われた。
誰に話せばいいの?
でも私汚い女なんでしょ?
相談しても聞いてくれるひといるのかな?
つづく
読んで頂きありがとうございます。
今日も明日もステキな1日を✨✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?